1. まとめトップ
  2. エンタメ・カルチャー

背徳感にゾクゾク・・・耽美系小説まとめ

仄暗く、後ろめたい気持ちって心地いい(おとぎのかけら、闇の公子、この闇と光、グラン・ヴァカンス、甘い蜜の部屋、孤島の鬼、薬指の標本、ヴィオレッタの尖骨、少女外道、ドリアン・グレイの肖像、月魚)

更新日: 2018年07月18日

223 お気に入り 30765 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

sryamaさん

●「おとぎのかけら 新釈西洋童話集」 千早茜

本当に幸せなのは誰か?シンデレラ、白雪姫、みにくいアヒルの子など代表的西洋童話を現代日本に置き換えた短篇集。

千早茜「おとぎのかけら 新釈西洋童話集」読了。残酷かつ耽美なお伽噺モチーフに弱い。著者独自の視点が加味されて、美しくも艶かしい仕上がりに。

千早茜著『おとぎのかけら』読了ー。シンデレラ、白雪姫などの西洋童話をオマージュした短編集。話はハッピーエンド、アンハッピーエンドと色々あるが、どの話も文体はとても綺麗で耽美。それは引き込まれるというよりは、ねっとりと絡みついてくる感じで癖になる。

「おとぎのかけら」読了。綺麗な夢もぞっとするような耽美な毒もあるいい短編集だった。西洋の童話はこうでなくては。

●「闇の公子」 タニス・リー

まだ世界が平らだったころ、都を統べる妖魔の王アズュラーン。闇の公子の気まぐれないたずらは、あまたの人間の運命を変え地上を災いの種で満たしていく。

闇の公子を読んで、『耽美』ってこういうもののことを言うんだわって思った

とんでもない人外の美形に、これまた老若男女の美形が運命を弄ばれてるのが好きならタニスリーの「闇の公子」を激推しします 和訳が大変耽美で素晴らしいし、話もひとつの魂が男女に分けられてしまった話や、公子が愛した美しい男が寵愛より外界を選んだがゆえの悲劇のお話などよりどりみどりです

闇の公子、美しくて残酷な人外が好きな人は騙されたと思って読んでほしい…古本とかでいいから…耽美な燭へし好きな人なら親和性高いよ多分…

●「この闇と光」 服部まゆみ

森の奥深く囚われた盲目の王女・レイア。父王からの優しく甘やかな愛と光に満ちた鳥籠の世界は、レイアが成長したある日終わりを迎える。そこで目にした驚愕の真実とは……。

この闇と光(服部まゆみ)っていう性癖どストライクで布教しまくりたいけど何言ってもネタバレになりそうな小説があってだな…とりあえず耽美な雰囲気とだけ pic.twitter.com/KX1VOrn6Sw

『この闇と光』もおすすめなんだよ…耽美なお話好きな人は多分合うと思うので読んで欲しい。うっかりネタバレしそうだから何も言えないけど。

服部まゆみさんの『この闇と光』、ゴシックミステリー好きな人とか耽美主義の人に全力で読んでほしい。何を喋ってもネタバレになってしまいそうなトンデモ展開になってるからとにかく読んでほしい。 私は2回「まじかよ」って声に出た。

●「グラン・ヴァカンス 廃園の天使I」 飛浩隆

南欧の港町を模したそこでは、ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、取り残されたAIたちが永遠に続く夏を過ごしていた。だが、それは突如として終焉のときを迎える。

飛浩介「グラン・ヴァカンス-廃園の天使〈1〉」読了。こんなに重量感のある小説は初めて読んだ。どこまでも残酷なんだけど、耽美的な雰囲気が漂ってる。何だろう、この感じ。SFが好きなら、絶対に一読した方がいい。

『グラン・ヴァカンス』(著・飛浩隆)を読み終わり……。すさまじく耽美。5感に訴えるみずみずしい描写を最後まで味わいました。すごかった……。

飛浩隆「グラン•ヴァカンス」読んだー。 SFってこんなに耽美で残酷なんだ..人間勝手な世界設定の壮絶さと、千年以上生きるAIの穏やかな夏の日とのギャップが徐々に明らかになってゾッとする。一方素敵なホテルが舞台のゴシック風味もあり、もうあらゆる方向から物語が形作られてて満足が過ぎる

●「甘い蜜の部屋」 森茉莉

少女モイラは美しい悪魔だ。生まれ持った天使の美貌、無意識の媚態、皮膚から放つ香気。薔薇の蜜で男達を次々と溺れ死なせながら、彼女自身は無垢な子供であり続ける。

#森茉莉 は読むべき。戦後文学の耽美的達成で言えば、三島由紀夫よりも森茉莉。「甘い蜜の部屋」は分厚い本に耽美的世界が飽くことなく展開してゆくという大作。途中で連綿と続く美に疲れ苦しくなるほど。しかし彼女はこの美の王国を赤貧状態の中で構築したのである。

耽美文学の最高傑作、森茉莉「甘い蜜の部屋」は父と娘の愛の物語

『甘い蜜の部屋』無垢という媚態を生まれつき兼ね備えた美少女が、男たちの羨望と女たちの嫉妬を餌に、怪物に成長していくお話。お砂糖にレースに香水に悪徳。むせかえるように甘美で、身動き出来なくなるほど耽美な、森茉莉の世界に浸りたいなら是非 pic.twitter.com/FWPddlb9kt

1 2 3