間もなくして父親の功二さん(42)が帰ってきた。いつもより早い帰宅だった。強姦の途中ではあったが、光彦は包丁を持って功二さんを待ち伏せ、いきなり左肩の辺りに包丁を突き刺した。悲鳴を上げて功二さんが床に倒れる。

「現金でも通帳でもいいから200万出せ!」

倒れた功二さんを足蹴にしながら光彦が叫ぶ。功二さんは家族を守るため、通帳と印鑑の入った引き出しを教えた。口座に入っていたのは、銀行と郵便局を合わせて約360万。

「もっとあるだろう!」欲にまみれた光彦は更に上を要求した。

「(会社の)事務所に通帳と印鑑がある・・。」重症を負いながらも功二さんは答えた。

「取りに行くぞ! 親父の会社に電話しろ!」

もはや抵抗する気力の失せていた少女は、言われるままに功二さんの勤務先である編集プロダクションに電話し、これから通帳を取りに行くことを告げた。

出典関光彦 - Yourpedia

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