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今後に注目!新人作家のデビュー作まとめ【2017年】

2017年にデビューした新人作家の中で、オススメの小説をまとめました。(ふたご、屍人荘の殺人、火喰鳥 羽州ぼろ鳶組、きょうの日は、さようなら、影裏、おらおらでひとりいぐも、さよなら、田中さん)

更新日: 2017年12月24日

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sryamaさん

★『ふたご』 藤崎彩織

彼は、わたしの人生の破壊者であり、創造者だった。異彩の少年に導かれた孤独な少女。その苦悩の先に見つけた確かな光。

『ふたご』藤崎彩織著 文藝春秋刊 読了。凄い才能の持ち主が現れたね。作品の世界の一気に引き込まれてしまった。一部のヒリヒリした思春期の二人の関係。二部の バンド活動を始めた地下室での夏子と月島の感情の動きと仲間たち。まだ粗さは目立つけどいいものを持っていると思うよ!

『ふたご』藤崎彩織//著 読了。久々に紙の本を購入して読みましたが、やはり紙本は最高ですね…。面白く読ませてもらいました。どこまでがセカオワの話でどこからがフィクションなのかな〜なんて妄想が捗りました。 #ふたご #藤崎彩織さん #セカオワ

「ふたご」藤崎彩織読了。なっちゃんも月島もぎゅっと抱きしめたくなるほど必死に生きてて、つらい苦しい青春なのにすごく輝いてた。今年一番のオススメ本かもしれない。あまりの完成度に驚きを隠せない。もし2作目が出たら迷わず購入する!これから応援したい作家さんです。

★『屍人荘の殺人』 今村昌弘

神紅大学ミステリ愛好会の葉村と明智は、夏合宿に加わるため、剣崎と共にペンション紫湛荘を訪ねた。夜、肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。

「屍人荘の殺人」(今村昌弘/東京創元社)を読了。「デビュー作にして三冠」は伊達ではなく、面白かった。ミスリードも適度に利いていたし、何より「孤立した別荘」というのがザ・本格という感じでよい。有栖川有栖の「月光ゲーム」を読んだ時の感覚を思い出した。

「屍人荘の殺人」読み終わったー これはすごいな。 まさかミステリーにあんなものを持ち込んで来るとは。 パッと見邪道極まりない設定なのに読了したら王道の本格ミステリーど真ん中になってるというイリュージョン。 3冠は伊達じゃないのね。 初めて綾辻行人読んだ時くらいの衝撃かも。

「屍人荘の殺人」読了。王道ミステリ+特殊なクローズドサークルに嬉しい驚きでした。発想が凄い。 舞台となる場所や登場人物の設定がしっかりしていて文章も読みやすい。ドキドキしながら読んでいきました。面白かった!表紙の妖しい美しさと3冠受賞帯のデザインの素敵さも堪能。

★『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』 今村翔吾

かつて、江戸随一と呼ばれた武家火消がいた。その名は、松永源吾。別名、「火喰鳥」――。しかし、五年前の火事が原因で、今は妻の深雪と貧乏浪人暮らし。

今村翔吾『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』読了 個性的な鳶揃いで、一人一人の言動は読んでいるとむずむずするくらい気障。でも、火に立ち向かう様はとてもかっこいい。 源吾含め、ぼろ鳶組の火消達の成長ぶりが見所だと思う。特に新之助。

東京、神奈川にいる方!そして、神奈川東京に知り合いのある方!皆んな、拡散して。私からのお願い。 今村 翔吾先生作 火喰鳥 羽州 ぼろ鳶組 気に入った本しか読まない。あたりまえか。ただ、これは、違います。面白いんです。他の作品も大賞にえらばれております。それだけ、実力のある方です

★『きょうの日は、さようなら』 石田香織

幼くして実母と死別した妹は継母スミレを慕うのだが、スミレは借金を抱えて失踪し、父と離婚。兄妹も離ればなれとなる。十数年後、ワルに染まった兄と再会。妹は兄が気がかりでならない。

石田香織さんのきょうの日は、さようなら読了。デビュー作らしいが、雰囲気が温かくて好き。 連れ子の兄妹が幼い頃に親の事情で別れて再会する話。 #石田香織 #きょうの日は、さようなら #読書好きな人と繋がりたい booklog.jp/item/1/4309025…

石田香織さん『きょうの日は、さようなら』は装丁塾のコンペで原稿を読みましたが、本当に素敵なお話です。あ〜好き〜って思いました そしてこれまた素敵な装画は、おぎわら朋弥さん✨>RT

★『影裏』 沼田真佑

北緯39度。会社の出向で移り住んだ岩手の地で、ただひとり心を許したのが、同僚の日浅だった。いつしか疎遠になった男のもう一つの顔に、「あの日」以後、触れることになるのだが……。

買い置きしてあった「文藝春秋」で芥川賞受賞作の「影裏」をやっと読みました。新人作家のデビュー作ということですが、いやぁー引き込まれました。選考委員の選評も読んだけど委員によって評価は結構ちがうもんだなぁとこちらもなかなか面白かったです。

『影裏』(沼田真佑/文藝春秋)読了。冴えない男の日常が静かに綴られる中編で、あの落としどころ。なるほど巧い。匂い立つ自然描写、日本語遣いの巧みさが秀逸で。「夕景の支度がととのっていた」……雲の色や動きで夕方を表現したあとのこの締め… twitter.com/i/web/status/9…

沼田真佑さんの『影裏』読了。全編を通して静謐なのは文体と震災やLGBTを全面に出さないためか。自然や釣り、友人との関係などの描写の丁寧さ。最後に明かされる友人の裏側の人間像。人はそれぞれの痛みを抱えながら、それでも知りえない未来を目指して歩いてゆくものと静かに考えさせられた。

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