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【露女子カーリング】シドロワ不覚❕❔ 五輪代表選考"頂上決戦"に惨敗、平昌行きを逃す

何かと話題のロシアスポーツ界、カーリング選抜でも波乱? てっきり「あの」アンナ・シドロワが出るのかと思われた平昌五輪の代表選考。驚いたことに、シドロワら「代表チーム」は土壇場で出場チケットを逃すことになりました。

更新日: 2018年01月01日

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「約束されていた五輪出場権を土壇場で白紙化されたことは承服しがたいが、今回のゲーム結果は結果として受け入れる」
「関係者の《チーム・シドロワ》へのサポートを感謝する。また彼女らは今後とも、サポートされ続けなくてはならない。(平昌行き撤回の見返りに、モイセーエワらの出場が内定していた)3月の世界選手権への切符を急きょシドロワに宛がう…という会長の"仲裁"案は(撤回されることなく)確約していただくよう、強く連盟側に求めていく」

ロシアの政治家。プーチン側近のひとりで10年前にロシア連邦議会副会長を1期、務めたこともある。下院における体育スポーツ青年問題委員長。ロシアのスポーツ振興全般に強い発言権を持つ他、カーリング連盟の会長を兼務する。
先季(2016-17シーズン)の世界選手権で男子チームが予選全敗の最下位に沈むや、ただちに代表チームを(スタッフ陣含め)解散させる荒療治に出るなど、容赦ない成果/懲罰主義を敷くことで辣腕を振るっている。

ガルキナ選手は、ソチ五輪に際しドーピング行為があったとWADAから名指しされて以降、ロシア代表としての競技活動を降板していた。
しかし、国営マネジメント会社《R-スポルト》による内部調査を経て、最終的に「違法薬物の使用は認められず、指摘は事実無根である」…と結論づけられた。《R-スポルト》は仮に今後、彼女の国外での競技参加が阻害されるなら、ただちに法的手段に訴えることも辞さない、としている。
これを受けスヴィショフ氏も(違反は無かったとの)報告内容は承知をしている、と発言した。

註!!!:本件のニュースソースは《R-スポルト》の広報サイト↓です。 ロシア人に読まれることを前提とした記事であり、国際的な尺度で「信ぴょう性」を有し得るかは保証されていません。
        > https://rsport.ria.ru/others/20171229/1130679302.html
 
 
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【出場権"ドタキャン"の経緯】アンナ・シドロワ率いる「ロシア代表」チームの国内評価は今季、必ずしも高くなかったようだ

バンクーバーの6位から地元ソチでの9位(予選ラウンドで敗退)という"不発"後退劇の戦犯という見方も一部で蒸し返され、3度目の五輪出場は(発表直前にきて)待ったの声がかかった。

一方、参加大会数が(チーム・シドロワに比べて)少ないチーム・モイセーエワは、(にもかかわらず)対照的に「昇り調子」。

シドロワの勝負勘は 明らかに鈍ってきてる。ここは勢いのある"新しい"可能性に任せてみては?…という意見が、ロシアのカーリング連盟内にも競技ファンの間にも沸き起こっていた。

と言うワケで、シドロワらの出場権は白紙化。五輪への切符は、「毎年恒例のロシア頂上バトル」の勝利者チームに与えられることに…!

ジュニア時代から強化カーラーの一員として、内外の競技会を戦ってきた、ヴィクトリヤ・モイセーエワ【→画像 一番手前】が率いる世界ツアー参戦中のチーム。

チーム運営は(国営スポーツ事務所ではなく)、半官半民企業の《アダマント》社。
 
したがって活動拠点は(同社が本社を置く)サンクトペテルブルグ市…ということになっている。競技者である彼女らはモスクワ在住で、この"本拠"登録は「対外的な名目」に過ぎないと思われる。

ちなみに、モイセーエワの10年越しの僚友となるガリーナ・アルセンキナ(26歳)【→画像 一番右】は、低身長と童顔が相まって、世のロリコン・フリークを熱狂?させるルックスでも「魅了」。世界に、少なからぬ"男性ファン層"を抱えている。

バンクーバー五輪当時、ロシア代表の正スキップはリュドミラ・プリヴィフコワだった。
 
シドロワはロシア代表の副スキップを務めつつ、ふだんはモイセーエワらと組んでツアーに参戦。「チーム・シドロワ」を標榜していたのだった。

異例? 頂上決戦は誰の目にも納得がいくよう、YouTubeで国内のみならず、世界じゅうに全戦がライブ配信された

あのアンナ・シドロワが、平昌には行けず。

シドロワは近々、前出のスヴィショフ会長と直に面談する予定で、その席上、来年3月の世界選手権(カナダ)に引き続きロシア代表として臨むよう要請されるものと思われる。

今回と同じく「2連敗スタート」のあと、

× × 〇 × 〇 × の、通算4-2でモイセーエワに軍配が上がった。

ロシア女子チームは「伝統的に」、(オリンピック以外の)大きな大会では巷の予想より健闘する傾向が強い。

そうした大会ほど獲得賞金額も張るので、結果的に他の強豪チームに比べ「賞金ランクで突出する」ことになる。

知名度ではパッとしないモイセーエワも、ここでは大健闘!の世界5位。

シドロワの2位は、ほぼ世界選手権「銀」の恩恵によるもので、その1戦を除くと「大舞台での稼ぎ力」は、むしろモイセーエワたちが(他のロシアチームを)圧倒してると言える。

国別ランクは、いかにその国で「選手層が厚いか」のバロメータと言える。

ロシアは同国上位のたった2チームだけで総合、世界3位。シドロワのみならず、いかにモイセーエワも高成績安定なのか。その証左と言えよう。

対戦の経過 (録画配信 by YouTube)

ちなみに…ドーピングに揺れたロシアだが、平昌にロシア女子のカーリング出場は「確定」のようだ

【12月27日モスクワ】

これまた前出のカーリング連盟会長、ドミトリー・スヴィショフ氏が露メディアの取材に対し明言した。

※画像は参考。実際の平昌ユニフォームにはロシアの紋章(=胸元の『双頭の鷲』の刺繍)は付かない。

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