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見逃してない!?“中立的”な映画賞「キネマ旬報ベスト・テン」驚きの上位作品

米国アカデミー賞より歴史がある「キネマ旬報ベスト・テン」。大手映画会社の影響力がある他の映画賞より中立的といわれている。2017年のランキングが発表され、さすがの結果に。「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」「花筐/HANAGATAMI」「あゝ、荒野」「幼な子われらに生まれ」「散歩する侵略者」。

更新日: 2018年03月03日

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aku1215さん

◆最も歴史ある“中立的”な映画賞「キネマ旬報ベスト・テン」

1919(大正8)年に創刊され、“世界一の歴史を持つ”映画雑誌「キネマ旬報」による「キネマ旬報ベスト・テン」。今回で91回目を迎え、あの米アカデミー賞(2018年で第90回)を超える由緒ある映画賞としても知られる。

映画評論家を中心に、映画を数多く鑑賞する100名以上の選者による最も中立的で信頼に足る映画賞との評価を得ている。

さまざまな映画のベストテンが発表されていく中、日本の歴史の中で戦争をはさみ、今も続いているこのベスト・テンは日本で一番重みのある映画の賞と言ってもいい。

◆第91回の結果が発表 さすがの独自ランキングだった

『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017)

2017年公開の映画が対象の第91回キネマ旬報ベストテンが11日発表。

2018年1月

日本映画第1位(作品賞)には石井裕也監督の『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』。

【日本映画ベスト・テン】
1位:『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
2位:『花筐/HANAGATAMI』
3位:『あゝ、荒野』
4位:『幼な子われらに生まれ』
5位:『散歩する侵略者』
6位:『バンコクナイツ』
7位:『彼女の人生は間違いじゃない』
8位:『三度目の殺人』
9位:『彼女がその名を知らない鳥たち』
10位:『彼らが本気で編むときは、』
(次点:『ビジランテ』)

◆NHKもニュースでその結果を伝えた

先ほどのNHKニュース7でも、大林宣彦監督の「花筐/HANAGATAMI」のキネマ旬報ベストテン(日本映画)2位が伝えられていました。

さっきNHKニュースでキネマ旬報ベスト・テンの話題少しやってたけど(日本映画1位2位)NHKニュースが話題に出すってほどキネマ旬報の賞は歴史と権威ある賞なんだねー(やまだくんマジ凄い)

夜空はいつでも最高密度の青色だが、キネマ旬報で邦画1位になったらしい。好きだけど、あれが1位に選ばれたのは驚き。日本映画界もまだ棄てたもんじゃないな。

◆見逃してない?上位映画5作品

1位

▼『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』

監督:石井裕也
脚本:石井裕也
原作:最果タヒ
出演:石橋静河、池松壮亮、市川実日子、松田龍平

2017年東京。看護師の美香(石橋静河)は病院に勤める傍ら夜はガールズバーで働き、漠然とした不安や孤独の中で日々過ごしていた。

一方、工事現場での日雇い仕事に従事する慎二(池松壮亮)は、常に死の気配を感じながらも何とか希望を見いだそうとしていた。排他的な都会で生きづらさを抱えつつも、懸命に生きるすべを模索する二人が出会い……。

現代の東京で自分の居場所が見つけられずにいる孤独な男女が出会い、少しずつ希望を見出していくさまを、『舟を編む』の石井裕也監督が繊細なタッチで描き出す。

ヒロイン・美香役には、石橋凌と原田美枝子の次女で本作が映画初主演となる石橋静河を抜擢。

石橋静河さん、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』/『密使と番人』/『PARKS』と、今年の傑作邦画に出続けたから新人賞は納得だし、それどころか主演女優賞をもっと受賞していいレベル。

石井裕也監督『夜空はいつでも最高密度の青色だ』を半年ぶりに劇場で観た。前回の鑑賞時と違うのは東京を再び経験したこと。1000万人が暮らす東京の心地よさと寂しさは表裏一体で、見知らぬ誰かの生活を想像してみるだけで暗い夜空も輝いて見える。やはり2017年の最高傑作であることを再確認。

それにしても今回見事1位に輝いた『夜空はいつでも最高密度の青色だ』はみなさんノーマークだったのではないでしょうか?当館でも昨年7月に上映していたのですが、もう少し話題になってもよかったのではないかと思いました。当館、しれっと傑作を上映しておりますので、どうか皆様お見逃しなく!笑

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