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冬で咳が止まらないのは乾燥だけではない!冬の花粉症とは?

風邪でもないのに咳が止まらないことが多い冬ですが、その原因の一つに、1月~5月まで飛ぶというハンノキの花粉などによる「冬の花粉症」があるようです。花粉症というと春のイメージが強いですが、何と冬にもあるわけで風邪を引きやすい冬だけに、花粉症を見分けるのも難しいところです。

更新日: 2018年01月17日

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egawomsieteさん

■止まらない咳の意外な原因…医師が「冬の花粉症」の危険性を解説

咳の原因の一つに、1月~5月まで飛ぶというハンノキの花粉による「冬の花粉症」があるのだとか。春に比べて上着を着込む冬は、衣類に花粉が付きやすく、ハンノキやブタクサの花粉は粒子が小さいために、肺に入りやすいという。

順天堂大学医学部附属順天堂医院 副院長・高橋和久氏は、冬の花粉について「飛ぶ量は春より少ないんですけれども、花粉の粒子の大きさが違うと言われています」と語る。高橋氏によると、スギノキ花粉が30ミクロンなのに対し、ハンノキは25ミクロン、ブタクサは20ミクロンだという。そのため、鼻をすり抜けて器官に入りやすく、咳が出るのが特徴だそうだ。

■冬でも飛散する花粉がある!

花粉症を引き起こす植物の花粉は、春・秋の花粉症シーズンに比べれば飛散量は少ないものの、冬にも飛んでいます。もっとも飛散量の多いものはスギですが、地域によっては、イネ、ブタクサ、ハンノキ、ヒノキといった花粉が飛ぶところもあるようです。

特にスギは、梅雨時期から暑さのピークである8月までの期間を除けば、北海道・沖縄以外のほとんどの地域で、ほぼ1年中飛散しています。

一方で、北海道においては、冬だけでなく1年を通して、花粉症の原因となる花粉の飛散がほとんどないのが特徴です。ただし、北海道にはほかの地域にはあまり見られないカバノキ科の植物が多く、ハンノキやシラカンバの花粉症は多く見られるそうです。

・冬の花粉

冬に飛ぶ主な花粉は、「ハンノキ」です。ハンノキの花粉は、1月~4月くらいにピークを迎えます。このハンノキの花粉症の特徴は、口腔アレルギーを併発する場合がある事です。メロンやリンゴなどの果物を食べた時に、口の中にかゆみを感じる事があります。

また、春の代表的な花粉症である「スギ」や「ヒノキ」の花粉も、1月下旬頃から飛び始めます。この時期は特に、風邪なのか花粉症なのか、判断が難しいですが、高熱が出るのではなく、微熱が続く様なら、花粉症の可能性が高いと言えるでしょう。

■11月~2月の花粉の種類

11月~2月にかけて花粉症の原因となる花粉の種類は主に以下のようになります。

⇒初冬から冬にかけて:スギ、イネ科、ブタクサ、ヨモギ

⇒冬から晩冬にかけて:スギ、ヒノキ、ハンノキ、イネ科

特にスギはピークとなる3月に向けて、2月から急速に花粉の量が増していきます。

■初冬(11月~12月)の花粉症

11月~12月にかけては、まだブタクサ、ヨモギ、イネ科、カナムグラなど秋の花粉症の原因となる花粉も少量ながら飛散しています。症状の特徴としては、

•鼻水
•鼻づまり
•くしゃみ
•目のかゆみや充血
•咳
•喉のかゆみ
•咳喘息、喘息
•腰痛、肩こり、背中の痛み
•肌のかゆみ

花粉症の4大症状ともいわれる鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみに加えて、咳や喉のかゆみなどの症状が多くみられます。

これは、スギ花粉よりもブタクサやイネ科の花粉の方がサイズが小さめであるため、花粉が鼻などのフィルター機能を通過してしまい、咳や喉のかゆみ、更には咳喘息(せきぜんそく)や喘息まで起こすことがあるのです。

■冬から晩冬(12月~2月)の花粉症

冬から晩冬にかけてスギ、ヒノキ、ハンノキが花粉量を増やしていきます。引き続きイネ科も飛散がみられます。特にスギは2月には天候によってはかなりの花粉量が飛ぶ日があります。冬の花粉症でも、4大症状といわれる、
•鼻水
•鼻づまり
•くしゃみ
•目のかゆみや充血

のうち1つ以上の症状をかかえる人がほとんどです。

また、4大症状に加えて
•喉、肌、耳、頭皮などのかゆみ
•咳
•頭痛
•微熱

といった症状も合わせてみられます。

・12月には「スギ」「イネ」「ブタクサ」の花粉が飛散

スギ花粉の飛散するピークは2月~4月頃と言われていますが、ピークを過ぎても少ないながらもスギ花粉が飛散しています。

イネ花粉は東北、関東、九州地方は12月でも飛散しており、関西では1月でも飛散しています。

イネ花粉は遠くまで飛散することはありませんが、稲だけではなくホソムギやカモガヤなどの植物からも飛散します。

ブタクサの飛散ピークは8月~10月ですが、関東地方を中心に12月まで飛散している場所もあります。

■風邪を引きやすい冬。花粉症を見分ける方法は?

1.発熱をともなう場合は風邪

風邪では熱が出るケースは決して珍しくありませんが、花粉症ではほとんど発熱しません。あっても微熱程度で、高熱になることはないのが特徴です。

2.目のかゆみをともなう場合は花粉症

目のかゆみは、ハウスダストアレルギーなどを除けば、花粉症に独特の症状です。鼻水やくしゃみなどともに目のかゆみがある場合は、風邪ではなく花粉症を疑いましょう。

3.鼻水に粘り気がある場合は風邪

花粉症の鼻水は、水分を多く含んだようなサラサラとした状態が特徴です。一方で風邪の場合は、症状がひどくなるにつれて、鼻水はサラサラしたものから粘り気のあるものに変わります。

4.症状が長引く場合は花粉症

一概にはいえませんが、風邪はウイルスが原因で起こるものですから、長くても1週間程度で治まることが多いです。一方で、花粉症の場合はアレルゲンがある限り症状が続くので、症状が落ち着くまでに数ヵ月ほどかかるケースも多くあります。

■冬の花粉症対策

冬は寒く、空気が乾燥しています。空気が乾燥すると、風邪などのウィルスが活発になるのと同時に、喉も乾燥します。マスクをして喉の乾燥を防ぎ、風邪などのウィルスを予防すると共に、花粉もシャットアウトしましょう。うがいを小まめにする事やのど飴をなめるのも効果的です。

体調を崩しやすい時期は特に、栄養のある食事を心がけましょう。偏らずにバランス良く色々な物を食べるのも大切です。特に、免疫力に効果のある緑黄色野菜を多く食べたり、シナモンやカレー粉などのスパイスを料理などに加える事で、体温を上げる効果があり、免疫力を上げてくれます。特にシナモンは、喉の痛みの緩和に役立ちます。

疲れやストレスをためない様に、ゆっくりとお風呂に浸かって、癒しのバスタイムを楽しんだり、しっかりと睡眠をとる事も大切です。

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