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何度も繰り返す子供,大人の中耳炎の体質改善法

誰でも起こる可能性がある病気「中耳炎」について詳しくまとめました。中耳炎でお悩みの方へ参考にしていただければ幸いです。

更新日: 2018年01月19日

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・チューブ留置療法

切開・吸引の処置をしても中耳炎を繰り返す場合は、鼓膜に小さな穴をあけてシリコン製のチューブを挿入し、膿や滲出液を排出しやすくして中耳の粘膜の回復を促していきます。日帰りで処置ができるところも多く、鼓膜がふさがって中耳の圧力が下がったままの状態に比べ、抗菌剤などの薬の量を減らしていけるというメリットがあります。入れたチューブは治癒とともに自然に抜けていき、(数か月~1年)またこの時に空いた鼓膜の穴もチューブが取れた時点から自然にふさがっていきます。

中耳炎を繰り返すことで鼓膜に肉芽というかたまりができた場合、鼓膜の穴が空いたままになる場合(慢性単純性中耳炎)、鼓膜が中耳腔の壁と癒着してしまう場合(癒着性中耳炎)などは慢性中耳炎とされ、手術が選択されることもあります。

多く実施されているものとして鼓膜の穴をふさぐ「鼓膜形成術」と耳の外側から切開して内耳腔の中の病変を取り除く「鼓室形成術」があります。「鼓膜形成術」の場合は比較的手術時間も短く済むことが多いですが、「鼓室形成術」の場合は長くて2週間~3週間の入院が必要になることもあります。

日常生活で気を付けること

・鼻をすすらない

鼻をかむことを面倒くさがり、頻繁に鼻をすすることで、鼻から耳へ菌が回ってしまい中耳炎の原因となります。鼻をこまめにかんで出来るだけ出してあげることが重要です。また、強くかむことで逆効果になることもありますので、ゆっくりと少しずつかむようにします。

・風邪を引かないように免疫力を高める

風邪の原因である細菌やウイルス感染することで、鼻の奥で細菌やウイルスが増殖します。その細菌やウイルスが耳管を通して中耳腔に行ってしまい中耳炎を発症してしまいます。 また免疫力が弱い場合、カビが繁殖し、さらに悪化させる場合もあります。

その為、免疫力を高め風邪を引かないように栄養バランスの取れた食事や適度な運動を行い規則正しい生活習慣を送ることも重要です。

中耳炎の漢方対策

・東洋医学的にみた原因

細菌や真菌に感染してしまうということは、体の免疫力、抵抗力が弱くなっているということです。免疫力は体温が低かったり、便秘や下痢、胃腸機能の低下など腸内環境が悪い場合は、免疫力が下がって、なかなか治りにくくなる場合があります。

また浸出液が出ている場合は、皮膚が再生しにくくなり、皮膚が再生しやすいような漢方薬や、浸出液を止めるような脳排出系の漢方薬などが有用です。

〇原因である膿の排出や炎症を改善する

中耳炎はウィルスや細菌によって炎症が起こっていたり、膿がたまっているご状態です。滲出性中耳炎に関しましては水分の流れを良くしていく必要があります。現在のつらい症状を早く改善するためにもこれらの対策は重要です。

〇免疫力、抵抗力を向上させ、ウィルスや細菌に負けない身体づくり

本来人間には、細菌やウィルスから体を守る免疫機能というものがあります。この機能が何らかの原因で低下し、中耳炎につながっていると考えます。そのため免疫力を向上させることは重要です。漢方薬では免疫力の低下の原因によって服用する漢方が違ってきますが、お子さまの場合は特にもともと自身がもっている免疫力を高めていく生命エネルギーの働きを高める対策が必要です。

風邪がきっかけの場合は、体をできるだけ休めたり、胃腸の働きを助けることで身体の回復につながります。胃腸に負担になる冷たいものや、脂もの、甘いものなどはできるだけさけましょう。鼻の疾患に関しても同様ですが特に鼻の疾患を抱えた方は腸内環境が乱れている方が多いです。腸は免疫の6割を行っているといわれています。

腸内環境を整え、免疫力向上の要でもある乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖、食物繊維、発酵食品などもおすすめです。

〇病院治療と上手に組み合わせる

病院での治療は細菌や真菌、ウィルスを抑えたり、炎症や痛みを抑えるなど即効性があります。辛い症状を早く改善するためにも病院での治療は大切です。しかし慢性的に起こる場合は、対処治療では届かない部分でもあり、同じような症状を繰り返すことも多いです。その時は、漢方薬などを組み合わせるといいと思います。

・漢方薬の効果は

漢方薬を服用することで、痛みが軽減した、中耳炎になる頻度が減ってきたなど効果を感じる方もいます。また同時に風邪をひきにくくなった、鼻の症状が緩和したなど他にもよい変化が出てくる人も多いようです。今後いつまでも治らず、ご不安な方は漢方薬という選択肢もあると思います。

まとめ

急性中耳炎の場合は、抗生物質などで治る場合が大半です。

しかしながら何回も繰り返したり、慢性化したりする場合は、抗生剤などの駆除しても、耳の奥の細胞が弱っている場合は何回でも細菌感染を起こす場合があり、それが抗生物質が効かない耐性菌の場合は非常に治療が困難になりえます。

また真菌は耳の奥の浸出液を好み、真菌感染を広げてさらに治りにくくなっていきます。 慢性中耳炎の場合は、通常の治療を受けながら自分の免疫力を高めたり、皮膚が再生しやすい条件をつくったり、膿を排出しやすくする排膿系の漢方などを併用するといいと思われます。

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