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なぜそこまで…。驚くべき『避妊』の人類史

セックスは子孫を残すための重要な行為です。しかしながら、高度に発達した動物である人類にとってはコミュニケーションや快楽といった目的のために利用される行為でもあり、何千年も前からリスクを伴う妊娠を避けるための幾つもの手法(=避妊)が考えられてきました。

更新日: 2018年02月08日

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人類の歴史は“避妊”なくして語れない

今も昔も、人類は「望まぬ妊娠」を避けるために様々な努力を重ねてきました。

避妊(ひにん、英語: birth control, contraception)とは、技術や方法、避妊具などの道具、避妊薬などの医薬品、手術などなんらかの手段を用い、受精もしくは受精卵の着床を妨げて、妊娠を避けることの総称である。

人間は、生殖を目的とする以外にも、快楽や愛情表現、コミュニケーションなどのために性交を行う機会が多い。
また、その生態上子供1人あたりの身体的経済的負担が非常に大きく、全ての受精卵を育てる事は現実的ではない。さりとて、中絶という手段にも心身に多大な負担がかかってしまう。
そのため、必要な時以外は事前に妊娠を避ける方法を発達させてきた。

倫理的・経済的・社会的理由から無制限な妊娠・出産は負担が多いため、妊娠を避けながら性行為を行う手段として、「避妊」が必要とされている。

人類にとって、「避妊」は必要不可欠な課題です。

厚生労働省が2010年に行った「第5回男女の生活と意識に関する調査」によると、これまで性行為をしたことのある男女1,301人のうち、1年間で「いつも避妊している」人は37.8%、また「避妊したり、しなかったりしている」人は19.1%となっており、少なからず避妊を考え、実行している人の割合は56.9%と半数以上にのぼることがわかっています。

コンドームの誕生 - 紀元前3000年頃

コンドームの起源には諸説がありますが、そのひとつが初期エジプト王朝時代(紀元前3100年頃 – 紀元前2686年頃)というもの。

もっとも親しまれている避妊具「コンドーム」の起源は、今から5000年も前だと言われています。

コンドームの歴史は意外と古く、紀元前3000年頃、ヤギやブタの盲腸、膀胱が使用されていたようです。

コンドームですが、ごく初期は避妊具としてではなく、梅毒の防止の為に発展しました。

放置すると多くの臓器に腫瘍が発生し、やがて死に至る感染症である「梅毒」を防止するためにもコンドームは有効でした。

昔のコンドームは、動物の腸でできていた。その後、リネンが使われるようになり、1843年にゴム製のコンドームが大量生産されるようになった。

ワニの糞 - 紀元前1800頃

紀元前18世紀頃に書かれ、歴史上最も古い医学書の1つである『Kahun Papyrus』を解析する専門家によると、古代エジプト人は中絶に関して特筆すべきアイディアを持っていたそうです。それは、ワニの糞を用いるというショッキングな方法でした。

実際ワニの糞は、わずかにアルカリ性であるので殺精子の性質を持っていることが研究でわかっているそう。

ハチミツ - 古代ギリシャ

古代ギリシャ時代の女性はウール地のタンポンに油をしみこませて避妊をしたそうです。

これらの方法は、紀元前1550年頃に世界最古の医療テキストであるパピルス古文書の中で説明されている。

女性たちはハチミツとアカシアの葉を混ぜ、それを膣管の内側に塗りたくり、殺精子剤として機能させたり、毛糸や糸くずを(あたかも古代のタンポンのように)束ね、子宮頚部のそばに置いた。

アヘン - 古代スマトラ島

スマトラ島の女性は粘りのあるアヘンの塊を性行為の前に膣の中に入れていたのだそうです。

スマトラ島の女性は粘りのあるアヘンの塊を性行為の前に膣の中に入れていたのだそうです。

避妊用具として使用していた 効果のほどは不明だが、二つの意味でイケそうではある

水銀 - 古代エジプト、古代中国、江戸時代など

古代のアッシリアやエジプト、中国では、どういうわけか水銀が万能薬として信じられ、重い病は水銀ですべて治ると信じられていました。

古代中国では、避妊のために女性は熱い水銀を飲んでいたそうで、流産を目的とするならば、確かに有効な手段ではありました。

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