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加熱式タバコや電子タバコは紙巻タバコに比べて害が少ないとされていますが、本当にそうなのでしょうか?今回は電子タバコが健康に悪いのか?専門家の意見をご紹介したいと思います。

hidemaru3さん

加熱式タバコと電子タバコの違い

電子タバコには大きく分けて2つの種類があります。1つは風味などを含ませた液体を蒸発させて使用するリキッド型。もう1つはタバコの葉に含まれる水分を蒸発させて使用するヒートスティック型です。

リキッド型は、日本でタバコとして販売されておらず、国内でのニコチン含有製品の販売が禁じられています。一方でヒートスティック型は国内タバコメーカーが生産しており、一般的なタバコと同様ニコチンを含んだものが販売されています。そのため健康被害に関する注意文や副流煙に関する記述、未成年者の使用を禁ずる注意がパッケージに記載されています。

この電子タバコが世界的に話題になったことがあった。それは2014年のオックスフォード辞典の"Word of the year"(今年の単語)に'vape'という単語が選ばれたというニュースだ。vapeとはvapor(=蒸気)という単語からできたもので、意味は「電子タバコ(を吸うこと)」とされた。なお、その前年には'selfie'(=自撮り写真)という単語が選ばれている。

「非燃焼式・加熱式タバコや電子タバコの新型タバコに対する見解」によると、加熱タバコは、葉タバコを加熱することでニコチンを含むエアロゾル(蒸気)を発生させてパイプで吸引するもの。一方、電子タバコはニコチンを含むリキッド(液体)、あるいは含まないリキッドを加熱しエアロゾルを発生させ、パイプで吸引するものだ。日本では、ニコチンを含むリキッドは、医薬品医療機器法(旧薬事法)の対象になるため販売できないが、海外から簡単に通販で入手できる。

日本で発売されている加熱式タバコの例

いま日本で買うことのできる、ニコチン入りの電子タバコは2つ。iQOS(アイコス)(フィリップモリス)とPloom TECH(プルーム)(JT)だ。iQOSは2016年4月に全国で発売され現在も販売されている。

日本で売られているのは、「非燃焼式・加熱式タバコ」フィリップモリス・ジャパン社の「iQOS(アイコス)」、JTの「Ploom TEC(プルーム・テック)」、BAT社の「glo(グロー)」の3種類です。

加熱式タバコは害がないのか?専門家の意見

日本呼吸器学会は、非燃焼・加熱式タバコや電子タバコについて以下のように考えます。

1.非燃焼・加熱式タバコや電子タバコの使用は、健康に悪影響がもたらされる可能性があ る。
2.非燃焼・加熱式タバコや電子タバコの使用者が呼出したエアロゾルは周囲に拡散するた め、受動吸引による健康被害が生じる可能性がある。従来の燃焼式タバコと同様に、すべて の飲食店やバーを含む公共の場所、公共交通機関での使用は認められない。

世界五大医学雑誌の1つ『JAMA Internal Medicine』の副編集長であり、医学博士のミッチェル・カッツ氏によると、加熱式タバコからも「発がん性物質」が周囲に流出するため、公共の場での利用は非喫煙者の健康も害する恐れがあるという。一部の飲食店などでは、禁煙スペースでのIQOSの使用を認めているが、これは大きな問題となりそうだ。

一方、「フィリップモリス」社の広報担当者は、上述の研究を歓迎しつつも、「加熱式タバコは、紙巻タバコに比べて、有害物質のレベルを大幅に削減した」と、強気な姿勢を見せている。紙巻タバコよりも有害物質の濃度が高いという点については、実験方法の違いを挙げて反論しているが……。

新型タバコの健康への影響はどうか。これについては、「議論の余地が残るところであり、さまざまなシステマティックレビューが発表されている」とDresler氏は述べた。同氏が紹介した米国国立がん研究所(NCI)による電子タバコ使用者の尿中の分析では、PHA、NNK、アクロレインといった有害物質は従来のタバコに比べ著明に減少している。

しかし、ニコチンについては従来型タバコと差異がなかった。HNBについては、製造企業であるPMIによるアイコス使用5日および90日の有害物質の曝露結果が紹介された。その研究では、カーボンモノオキサイド、アクロレイン、ベンゼンなどの有害物質は禁煙者と同等の減少を示すという結果を公表している。

確かに、火を使わず、灰を出さず、煙は少ないかも知れませんが、タバコ葉を加熱するために、ニコチンを初めとする様々な物質を摂取することには変わりがありません。ニコチンの依存性は極めて強いので、アイコスだけでもやはり止めづらいのに変わりはないようです。

長期にわたって吸い続けると、重篤な健康被害を自分自身だけでなく周囲にも及ぼしかねないという点は、アイコスも通常のタバコと同じということでした。

電子タバコは害がないのか?専門家の意見

タバコの味に似せたり、フルーツやコーヒーの味をつけたりしていますが、中身が明らかでありません。2014年の厚生労働省の調査では、3製品中2製品から前述したホルムアルデヒドが大量に検出されたという報告もあります。ニッケルやクロムなどの重金属の他、多くの有害物質の使用が疑われています。

さらに、これら電子タバコをめぐっては、紙巻タバコには無かった新しいトラブルも発生しています。飛行機内でのバッテリー発火事故が相次いで報告されました。海外では、吸っている最中に爆発して重傷を負った事例なども発生しているようです。

イギリス保健省の発表によると、ニコチン含有VAPEジュース(ニコチン入りリキッド)は一般的なタバコと比較して、健康への悪影響を与える成分が95%も少ないとの研究結果を発表しました

国立がん研究センターたばこ政策研究部の望月友美子部長は「製造物責任が問えない中国メーカーなどはリキッドに何を入れているか全く分からない。『危険ドラッグ』と言っても過言ではない」と指摘する。

器具の不具合から、発がん性物質も発見された。いち早く、この問題に注目していた国立保健医療科学院生活環境研究部の欅田(くぬぎた)尚樹部長らの研究グループは3年前、吸い込む蒸気から発がん性がある有害物質アセトアルデヒドやホルムアルデヒドを検出した。

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