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これって大丈夫なの!?バイクの"異音"はどんなトラブル?

バイクの故障の初期症状である異音。しかし、バイクに乗っていれば必ず音がしてしまいますので、故障じゃないものもあります。オーソドックスな異音をまとめてみました。

更新日: 2018年01月30日

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illeronimoさん

シャーなどこすれるような音

こすれるような音の場合はカムチェーンやクラッチなど。
ちょっとした調整で改善したり音がなっていても大丈夫なケースが多いです。

エンジン内部から「シャー」や「ジャラジャラ」と音がする場合、カムチェーンの緩みが原因かもしれません。
この場合は、カムチェーンテンショナーの調整で改善することができます。

乗ってる状態で音がするのであれば、ブレーキパットやベアリング系統の可能性が大きいです。
特にブレーキパット等はブレーキシューが無くなれば金属受けがディスクに当たるので、擦ったような音がします。
停車時に鳴らないのが特徴です。

特に「乾式クラッチ」という一風変わったクラッチ構造を採用しているバイクの場合、クラッチを切るとこの動作音が出ますが、 意外なことにこれが正常な状態なのです。
昔のホンダNSR250RSPやスズキのRG250γSPなどが、この音で有名なモデルですが、故障ではありませんのでご安心ください。

「シャー」だけではなく「ガラガラガラ」とこすれるような音の時も

カチカチという音=タペット音

エンジンでなりがちな音であるタペット音。
軽度であれば大丈夫なことも多いですが、大きくなったり変質したりしたら要注意です。

あなたのバイクが4ストロークの場合は「タペット音」かもしれません。
エンジンの吸気と排気を調整するバルブはカムシャフトによって開け閉めされているのですが
このカムシャフトとバルブとの接触部のすき間が適正でない場合発生する異音です。
これは、バルブクリアランスの調整により直すことができ、
ロッカアームとバルブステムの間にすき間を測るシックネスゲージを使用して調整します。

タペット音というのはエンジンの故障ということもありますが、単純にエンジンオイルが劣化してきたままにしていても出ることもあります。
そのため最近エンジンオイル交換をしていないような気がするときにはすぐにエンジンオイル交換を行ってください。

タペット音の原因は、エンジンの中へガソリンと空気を取り込んだり、逆に排気を出したりする役割をするバルブ(弁)が、 きちんと閉まらなくなってしまうことで発生しています。
本来このバルブは、エンジンが熱くなったときもちゃんと機能するように、正常な状態でもちょっとだけ隙間をあけているので 「カチカチ」程度の小さな音は出てしまうのですが、この隙間が大きくなりすぎるとガラガラと大きな音が出ます。

この状態のまま乗っていると、パワー不足を感じることがあったり、燃費の低下、エンストや故障の原因になってしまいますので、 早めにバイク屋さんで見てもらうことをお勧めします。

バリバリやバタバタという音

いわゆる暴走族がわざと起こす音で、マフラー関係です。
排気のトラブルが起きていますのであまり放置すると危険なことも。

この場合は排気漏れが疑われます。
エンジンでガソリンを燃やした後のガスは、排気管から消音機を通ってマフラーから出てきます。その途中で、どこかのネジが緩んでいたり、 排気の管と管の間にあるガスケット(パッキンのようなもの)がヘタってしまったりすると隙間ができ、 マフラーへ行くはずの空気が途中で漏れてしまうと、排気漏れが起きてしまいます。
この場合ネジを増し締めするか、ガスケットを交換することで直ります。

よく暴走族など迷惑バイクの騒音でも同じような音が報告されるのですが、エンジン部分からの排気を行うマフラー部分に破損や孔ができてしまうときちんとサイレンサーで対応することができないのでこうした騒音になってしまうことがあります。
マフラーの損傷は騒音だけでなくエンジン内部からの排気がきちんと行われないことによる燃費の低下や、長く続いたときには内部に煤のつまりを起こしたりする原因になります。

走行中にバリバリやバタバタという音がするなら、それは排気漏れが疑われます。
パッキンの役割のガスケットが緩んでいたり、排気関係のパーツのどこかのネジが緩んでいたりする可能性があります。
ガスケットを交換したり、緩んでいるネジを締めると音は無くなります。

カンカンという金属音

こちらもエンジン回りのトラブル。
エンジンオイルの交換で直ることも多いので、とりあえず変えてみるのもいいかも。

アイドリングのときより、エンジンの回転数を上げたときに目立つ「カンカン」「キンキン」という甲高い金属音が聞こえる場合は、 ノッキングという症状が疑われます。
これはエンジンへ送る、ガソリンと空気の比率が悪かったり(ガソリンが薄い)、エンジンオイルが劣化し過ぎていたり、 点火のタイミングが悪かったりすることで起こります。

ガソリンと空気の比率が悪かったり、点火のタイミングが悪かったり、エンジンオイルが劣化していたりと、エンジン関係でトラブルが予想されます。
放っておくとエンジンが焼き付くので、早めに点検して修理すべきです。

ただ注意してほしいのは、カムの音も打音なのです。
4サイクルが主流なので、必ずエンジンの上部にカムギアが取り付けされています。
このカムギアはヘッドの部品を定期的に押しているのですが押すときと離れる時にどうしても音がなります。
音の問題は難しいので、ノーマル車両もしくは試乗車を見に行って調べるのも悪くありません。

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