今ネットであるハッシュタグに注目が
それがこちらのハッシュタグ。
#くいもんみんな小さくなってませんか日本 写真ないけどさ、明治とかガーナとかの板チョコってめっちゃちっちゃくなってない?
気になるハッシュタグの内容は…
商品が小型化してるとの報告
身近にある食べ物や飲み物、日用品の内容量が以前と比べて減ってきてないかい?というもの
菓子や缶詰、乳製品など、値段は変わらず容量が小さくなっていたり、中身が減っていたり
そのほかにも、小さくなっていたのはカントリーマアムに限らず…
特定の製品ばかりがターゲットになっているわけではなく、次から次へと新顔が投稿されているのが、非常に根が深い問題であることを感じさせる
チョコもチーズもウインナーも…お店に並ぶ身近な商品のサイズや個数がどんどん小さく少なくなっています。がっかり?でも原因の一端は私たち消費者にも…。 (詳しくはこちら⇒nhk.or.jp/gendai/article…) pic.twitter.com/83U7XeRAHm
実際、NHKの取材で小さくなっていることが明らかに。
この現象、まさに今の日本そのもの
値段を上げると売れなくなるので、気付かない程度に容量を小さくなっている。
つまるところ原価の上昇を値上げに転嫁できずに量そのものを減らさざるを得ないという事例
メディアの報道などを見ると、値段を上げることに小売店からの圧力が高く「生産コストを下げるために内容量を小さくするしかない」というコメントを目にする
原因を探ると、円安による原料高騰や世界的な需要の高まりによって食材の奪い合いで苦しむメーカーの姿が
原材料はほとんど輸入なので、円安になると生産コストが上がってしまう。
「景気良くなれば、物価が上がるんだよ」っていう人がよくいるけど、このタグの問題はそこでなくて「原価が上がるのに売値を上げられず数量が減少」ってとこだと思う。売値を上げられないのは、上げたら売れなくなるから。それって景気良くなってるの? #くいもんみんな小さくなってませんか日本
結果、商品はどんどんミニマム化
2006年では30枚入りだったのが2016年に20枚入りになるまで少しずつ減らされていて、さらに1枚当たりの重量も11.0gから10.0gに減っていることが分かります
2006年には75gで税抜100円だったのに対して、2015年には50gで税抜110円に
もともと100グラムだったおにぎりを、価格は据え置きで95グラムに
関西各地のスーパーで売られているおにぎりについて。
この流れはしばらく続きそうで…
「小さくなっていない食べ物は値上げしてる場合が多い」という声も。実際に値上げをしている食品も多い
小さくならない商品は値上げへ。