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この記事は私がまとめました

要介護5の母親と二人暮らしです。2015年から4年になります。これから介護をされる方にアドバイスです。

capellさん

在宅介護これまでの道のり。

私の母は脳梗塞で、半身不随で脳梗塞の治療を経て、リハビリ病院の入院、合計で半年入院しました。リハビリ病院は原因となる病気によって最長の期間がちがってきます。
脳卒中は五ヶ月ぐらいです。

それからは私が介護サービスを利用しながら一人きりで在宅介護を続けて今年で四年目です。
初めは要介護4でした。でも一年で5になりました。

介護度には1~5あります。

1が一番軽く5が一番の重度です。

介護保険も5が一番沢山使えますが、介護サービスのうちの多くは介護度が高くなると料金が高くなり、介護保険をそのぶん多く使います。



実は介護保険を利用して介護をするにあたって一番必要な人物はケアマネージャーです。
なぜなら介護保険を利用する場合はケアマネージャーを通さないと使えないのです。
何故ならば介護提供事業者が不正を働く可能性を考えそれを防ぐためです。

でもここで心配な事です。
ケアマネージャーがどんな人物かわかりませんよね。
中には気の合わない人がいたり、
人として間違ってたり、公私混同をしながら非常識なことをする人もいるかもしれません。

そんなときは苦情を入れる相手を設けていて、きちんと契約書の冊子の中に記してあります。

実をいうと、うちのはこれで三人目のケアマネです。

一人目は異動に。
二人目は滅茶苦茶な人物だったため、苦情をいれ、
担当を変更していただきました。

今のケアマネがいてこそ、在宅介護の礎があります。



私の母は脳梗塞になる前は何の問題もありませんでしたが、
たった一回のその病気で重度の4、そして一年後には5になりました。

それでも訪問リハビリやデイサービスでのレクリエーション、本人にはいい刺激があり、特に異性のスタッフさんに優しくされるとイキイキする母がいて、脳梗塞の影響でボケながらも、明るく元気に幸せな母がいます。

自分でいうのも何ですが、私の愛情のお陰ではないかと思います。

しかし愛情をふんだんに使えたのは周りの人たちのお陰です。

身内も介護サービスのスタッフも近所の方も通院先の先生や看護師さんも、
もちろんケアマネージャーもです。

みんなは母にだけじゃなく、なによりも私に優しくありました。

だからと言って私がしんどくないかと言えばそうではありませんでした。

働きながら介護をできるか。

私は介護のため仕事をやめました。
母が一人では過ごせなくてデイサービスに行ってる間の時間だけを利用してパートに行きましたが、ほぼ同時に介護と新しい仕事が始まり、どちらもお互いに悪い影響を与え合い、どちらもうまく行きませんでしたので、仕事をやめました。

今思えば、先に介護になれてみてリズムを作ってから、仕事を見つければ良かったと思いました。


デイサービスですが、本人が楽しければ、決して悪くありません。
デイサービスは、体のメンテナンスを看護師さんの目を通してしてくださるので、塗り薬を渡しておけば風呂上がりに塗ってくださいます。

ショートステイに関してもそうです。

母はからだが不自由なので自宅のお風呂には入れません。だからデイサービスのリフト式のお風呂に入れてもらってます。

現在、ほぼ寝たきりになりました。

車イスも頭を固定させるリクライニング機能つきのものを使うようになりました。

デイサービスの回数を減らし、ショートステイの回数を増やすようになりました。

デイサービスは、レクリエーションです。
ショートステイは療養です。

段々と体が衰え、デイサービスも疲れるようになりました。

一人での在宅介護を乗り越えるに当たって。

では、これまでの在宅介護生活のまとめです。
私はパートをやめて介護に専念して介護がうまくなりました。

母は体が小さくて介護をしやすいです。

自分が介護を始めた頃、友達など色んな人達に、
「そんなこと出来るわけない」と言われました。
「無理をするな」とも言われました。

だけど、これらの言葉は、在宅介護の経験のない人達に言われた事です。

私の様に一人で在宅介護した人はみな、こう言います。
「大変だったけど、あなたなら大丈夫だよ」

私は母が大好きです。
介護が幸せな経験となっている殆どの人は、要介護の家族を心から愛しています。

それが一番大事です。

無理なのかどうかは、やってみないと分かりません。

ただ私の場合は秘訣がありました。

ケアマネージャーは言います。
「一人で在宅介護をするのに、向いてる人と向いてない人がいる」
「あなたは、向いている」
「何でもキチッとしようとして、“~を、いつまでにしなくてはいけない”という人はむいていない」
「用事を後回しにできる人が向いている」

介護の秘訣と大切にしている事。

母はおむつの中で大便をすると、お尻が痒くて、手をツッコミ掻きます。その手であちこち触るので、周りが大便だらけになります。
一人でそれを処理するのは大変で、初めは私も母を怒鳴りました。

つなぎを着せればいいよ、と知り合いからアドバイスをいただきました。
でも、皆さんなら自分が寝たきりで体が不自由な上に、痒いところがかけないなんて、どうですか?

それにオムツを外して交換しないと処理をしないといけないのに、つなぎは当然脱がせる訳です。
イタチゴッコです。

周りが便にまみれてもいい。
だから母がお尻を触ってもいい。


皮膚のケアをきちっとすればよい。
お尻を触りたければ、触ればよい。
後で掃除をすれば済むだけ。
皮膚をキチッとケアしよう。

どなりつけるのは、自分がしんどいだけ。

北風と太陽です。


自分でいうのも何ですが、ここまでするのは、かなりの献身だと思います。
しかし、その方が楽なんです。

そうかと思うと、
台所の荒いものを流しの洗い桶に残して、翌朝にするずぼらさ。

これが、ケアマネージャーのいう「後回しにできる」私です。

しかし、それは優先順位をきちんと分かってる状態だから出来ることです。

私の家は、とても綺麗です。
だけど、掃除はあまりしていません。
まるで、掃除をしているかのように、キレイに見せるのが得意です。

介護は、サバイバルと同じです。

大切なのは、落ち着くことです。

私が介護をするに当たって、大切にしている言葉があります。

「急がば回れ」
「北風と太陽」
「木を見たら森も見る」
「やるだけの事をやれば、その時が来てからでも遅くはない」
「慌てない、一休み、一休み」

です。

一番の秘訣は融通をきかせること。

一番大切にしているのは、感謝です。

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