1. まとめトップ

ずーっと治らない吹き出物、ニキビの治し方のまとめ

お肌のトラブル(吹き出物やニキビなど)の症状や原因,治療法についてまとめています。皆様のご参考になればと思います。

更新日: 2018年02月10日

2 お気に入り 4085 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

榎屋相談薬舗株式会社 代表薬剤師/ (社)日本漢方連盟 漢方委員/ミス・ユニバース ジャパン 鹿児島 認定漢方講師/岡山大学大学院薬学研究科修士課程修了/元 吉富製薬(株)東京研究所 創薬研究員/インターネット漢方相談室 相談堂 主席漢方相談員/

■吹きでもの(ニキビ)の正体は
■なぜ吹き出物(ニキビ)になるのか?
■なぜニキビ菌(アクネ菌)の餌になる皮脂が増えるのか?
■ターンオーバーを確実に起きるようにする
■今出ているニキビや吹き出物はこう治せ!
■ふたをしている角質を取り除け
■詰まっている角質を取り除け
■角質をとったら患部を消毒して、皮膚に栄養を与えること
■ターンオーバーするように気長に待つ
■まとめ

■吹きでもの(ニキビ)の正体は

吹き出物の発疹は、毛穴に皮脂がたまり、出口が炎症を起こして小さく隆起したものです。
すぐに治ってしまう軽いものから、ニキビ痕として跡を残してしまう重症のものまであります。 皮脂はニキビ菌(アクネ菌)の餌になります。 皮脂を食べてアクネ菌が増殖し、
そこで免疫細胞と闘ったり、排せつ物で炎症を起こすのです。

炎症が起きない場合は白ニキビで、白ニキビは皮膚の角質層がふたをしてしまい、皮脂を外に出さないために起きます。 黒ニキビは少し皮脂が顔を出し、空気で汚れ酸化して黒くなったものです。

なぜ吹き出物(ニキビ)になるのか?

そもそも肌は、約28日のサイクルで角質がはがれおちて新しい皮膚細胞に生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、ターンオーバーがうまくいかない場合、毛穴の角質が厚くなり、毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まってしまいます。
そうすると、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」が過剰に繁殖し、それに輪をかけて黄色ブドウ球菌などが繁殖し、炎症を起こして発疹ができる、つまり赤ニキビとなります。
その炎症が大きいほど毛穴が膨らみますので、ニキビ跡が大きくなります。
角質の肥厚のみならず、皮脂が過剰に分泌しすぎると、やはり毛穴を塞いでしまいます。

つまり吹き出物を改善するには、皮膚の代謝(ターンオーバー)を適切にし、毛穴の角質をとっていくように、クレンジングや石鹸などで適切に角質をとっていくこと。
そして皮膚の細胞を強くし、皮膚の表面にいる善玉菌(表皮ブドウ球菌)、日和見菌(アクネ菌)、悪玉菌(黄色ブドウ球菌、マラセチア)などのバランスを改善することです。

皮膚常在菌のバランスを整えることで、表皮には適切な皮脂膜が形成され、外部刺激からお肌を守る力が強化されます。

なぜニキビ菌(アクネ菌)の餌になる皮脂が増えるのか?

毎日の食事の中に皮脂の原料となるものが多いからです。 牛乳、ヨーグルト、クリーム、肉類、チョコレート、ケーキ、フライ、マヨネーズ、ドレッシングなどのものなど、油分を多くとっていないですか?
 ニキビは青春のシンボルという話もありますが、若いときは上記のものを好むので、そうなっているだけです。 その証拠に高齢者のニキビの割合は非常に少ないです。
肌も乾燥していますし、かえって油分をとるべきだと思われます。
 つまり、油分を減らしつつ、油分を吸着して排出しやすくする、温野菜など食物繊維をたっぷり食べることです。 それで腸内環境がよくなり、便秘による吹き出物が減ってきます。

ターンオーバーを確実に起きるようにする

皮膚のターンオーバーは、栄養状態と血液の流れがいいこと、体温が高く代謝がいいことが
必須条件です。そのため身体を温める為に、体に優しい漢方薬などで血液の流れの改善と代謝向上をさせたらいいです。
また腸内環境を良くしないと、免疫力が上がらないので皮膚常在菌のバランスを悪化させます。

今出ているニキビや吹き出物はこう治せ!

赤ニキビの場合、皮脂を食べて、黄色ブドウ球菌やアクネ菌が繁殖し炎症を起こしているわけですから、黄色ブドウ球菌やアクネ菌の現在の餌にしている、皮脂をバイ菌ごととってしまうのが一番早いと思います。

ふたをしている角質を取り除け

皮膚に負担をかけない自然派化粧品のクレンジングと洗顔で丁寧に洗う事です。角質も油分なのでクレンジングなどの親油性になじみやすくなります。 その後洗顔で洗い落としていくので、毛穴が表面に出るようになります。

詰まっている角質を取り除け

菌の繁殖の元になっている角質を取り除いたらいいです。 方法は吸引機などが市販されていますので、それでしたらいいです。 手でもできない事はないですが傷がつきやすくなるので自然な吸引ができるものがいいでしょう。

角質をとったら患部を消毒して、皮膚に栄養を与えること

角質を菌ごととっても、100%の菌が取れるわけではありません。 特に赤みがある場合は、皮膚組織が弱まっているので、残った菌からの攻撃にさらされることになります。
そのためアルコールやイソジンなどで消毒をしておくといいです。 直接大量につけるより、綿棒などで少量とり、そこをニキビの箇所に軽くつけるくらいでいいです。
少し染みる可能性があるのであまりたくさんつけないほうがいいです。
イソジンの場合は、そのあとまた洗顔してください。 洗い落としたほうがいいです。

 消毒したら、皮膚の組織を修復しやすくなるような、スキンケアを使うといいです。
皮膚が修復しやすくなります。
ひどい場合は一気にやらないほうがいいです。 後になることが多いので少しづつやってください。

ターンオーバーするように気長に待つ

それも手です。 しかし、吹き出物を隠すために過剰な、化粧で隠すと事態は悪化する可能性もあります。 理由は、化粧品には、合成の油分が入っているからです。
合成の油分自体がアクネ菌の餌になるからです。 また角栓を出したいのに反対に蓋をすることになります。 隠してばかりいるとかえって長引いてしまう可能性もあります。

ターンオーバーを早くするには、腸内環境が喜び、代謝が上がるような食事療法をするといいでしょう。 身体を温め、血行を良くする漢方薬が有効です。 桂枝茯苓丸加ヨクイニンなどが代表的な漢方となります。

まとめ

吹き出物やニキビに多くの皆様が悩まれています。 様々な良いと言われるようなことをしていると思いますが、なぜニキビや吹き出物になるのか? 吹き出物やニキビの原因はなにか、その対処法をまとめました。
ひどい人は、いきなり角質を吸引していくと、ニキビ陥没、吹き出物陥没になる可能性があります。 そのためターンオーバーを考え、食事や漢方で少しづつ、治していくことが重要です。 またスキンケアが肌の負担が少ないものか確認し、きちんと角質が上手に取れるようなことをしているか確認することが重要です。

そして、角質を餌にした黄色ブドウ球菌やアクネ菌による炎症なので角質を吸引してとるということと殺菌処理をしてあげることも重視してください。

そのあとは皮膚の生理機能を回復しやすいような、スキンケアで整えたらよくなります。
再発しないように、腸内環境を考えた食生活をされるといいです。

1