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根強く残る食文化…平昌の犬肉レストラン、提供自粛要請に応じず

2月9日に開幕する平昌オリンピックに合わせ、地元当局は平昌郡内のレストランに「犬肉」を提供することを自粛するよう要請しましたが、応じたのはわずか2件だったとのこと。

更新日: 2018年02月09日

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dat_naviさん

■地元当局が自粛要請も…

9日に開幕する平昌冬季五輪に合わせて、郡内の犬肉レストランに対し犬肉料理の提供を自粛するよう当局が要請。

にもかかわらず、ほぼ全店舗が犬肉の提供を続けていることが分かった。自治体関係者が8日、明らかにした。

■韓国の犬食文化

2006年、韓国国務調整室が行なった調査によると年間200万頭の犬が食べられていた。

韓国では犬肉を食用に販売することは法律で禁じられているが、実際にはこの法律はほとんど施行されておらず、取引市場や犬食のレストランも公然と営業を続ける。

国務調整室の「食用犬肉政策関連のアンケート調査」によると、回答者1025人のうち55.3%(567人)が「犬肉を食べてみたことがある」と答えた。

2017年に韓国で実施された世論調査によれば、犬を食べないと答えたのは70%だが、犬食を廃止すべきとの回答は40%だった。

■国内外から犬食に批判も

動物愛護者らからは犬の食肉を禁止を呼びかけたオンラインでの請願書集めや、ソウルで抗議行動が幾度も展開されてきている。

2017年6月6日、韓国の動物保護活動家らが、ソウル市中心部にある国政企画諮問委員会事務室前で記者会見を開き、「文在寅政府は犬の食用を段階的に禁止し、動物実験を減らすべき」と訴えた。

米議会下院外交委員会は11月15日、中国、韓国、タイなどアジア諸国に犬や猫の肉の売買をやめるよう呼びかける決議案を採択した。

ロイス委員長は「犬食や猫食は世界各地に存在するが、アジアには依然として犬肉マーケットがあり、重大な動物の虐待や公衆衛生などの問題を引き起こしている」と指摘している。

■韓国の若者に広がる「犬食離れ」

犬食禁止を求める活動家らの声に対する韓国人の反応は割れている。欧米の偽善だと非難する人がいる一方、犬をペットと認識している若い世代には犬食に嫌悪感を持つ人も少なくない。

韓国国内で行われた世論調査では、20歳代の若者のうち、イヌの肉を食べていたのは全体の20%で、この数字は50歳代~60歳代の半分だった。

韓国国内では、犬食を古くからの文化と捉え肯定的にみる意見と、動物愛護の観点などから反対する意見の両論があり、ネット上でもたびたび議論になっている。

「犬肉を食べる人より、散歩で犬のふんを片付けずに知らんぷりする人の方が何倍も嫌」「犬を食べないと言うなら牛や豚も食べるなよ」といったコメントが多くの共感票を得ている。

「食べ物のことで他人にあれこれ言うのは後進国の考え方。相互の好みを尊重することと、食用犬の飼育環境への配慮が大切」と訴えるユーザーもみられた。

■店舗も減少

30年前の1988年ソウル五輪では欧米諸国へのイメージダウンを避けるため、ソウル市内にある犬肉レストランが閉鎖。

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