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フランスの祭りでも…世界中で論争に発展している「黒塗りメイク」

「黒塗りメイク」問題。日本ではガキの使いに端を発していますがフランスでは伝統的な祭りが論争に発展しています。

更新日: 2018年02月12日

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・ガキ使で使用され日本でも注目を集める「黒塗りメイク」

昨年の大みそかに放送された日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しスペシャル!絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時』(日本テレビ系)がいまだ、物議をかもしている。

問題となったのは、ダウンタウンの浜田雅功による顔の黒塗りメイク

浜田は大ヒット映画『ビバリーヒルズ・コップ』(1984〜1994年) のエディ・マーフィ演じるアクセル・フォーリー刑事になりきるために、顔全体を黒塗りした姿で出演した。

日本在住の外国人らから「人種差別だ」と批判が出ていると報じる騒ぎとなった。

・そのニュースは海外でも大きく取り上げられた

いわゆる「ブラックフェイス」でアメリカの黒人俳優エディ・マーフィのギャグを披露したことが批判を呼んでおり、海外紙でも報じられている。

『The New York Times』は、黒塗りが差別的であるという批判的なコメントのほか、「差別する意図はなかった」の両方の立場の意見を紹介した。

・そして、フランスでは…。

仮装イベントでの「ブラックフェース(顔の黒塗り)」は許されるか──。フランス北部ダンケルク(Dunkirk)で11日に始まった恒例のカーニバルをめぐり、そんな論争が巻き起こっている。

今年は、始まってからちょうど50年を迎えるチャリティーイベント「黒人の夜」(今年は3月10日に開催予定)をめぐって、特に注目を浴びている。

住民らがアフリカの部族をまねて黒塗りをして参加する伝統の催しについて、活動家らは人種差別だと批判。

・「ブラックフェイス」の歴史的背景

十九世紀のアメリカで流行した大衆演劇「ミンストレル・ショー」では、黒塗りをした白人が、黒人の「無知」や「愚行」を笑いものにし、娯楽として消費されていた。

これは、黒人は“無知”との偏見から、無知ゆえの明るさを笑いにしたもので差別的とされている。

これが典型例として問題視され、二十世紀の公民権運動後にはエンターテイメント界のタブーになっていった。

1950年代から60年代にかけての「公民権運動」により黒人の差別が解消・撤廃されていくにつれ、これらステレオタイプな黒人像の間違いも盛んに喧伝され、ブラックフェイスという人種差別的な表現も排除されていくようになりました。

・日本ではどうか

日本のSNSでは「肌の色は“障がい”ではない、同列に置くことが差別なのでは?」、「問題視している人達の方が、潜在的に黒人差別している気がする」などの声が挙がる。

日本ではブラックフェイスはヒップホップの流行の証となった。日本のヒップホップ・ファンの一部はこれをきまり悪く感じている。

しかしブラックフェイスをしてきた者はそのスタイルを変えるべきではないと感じている。差別的様相ではあるが、日本の多くの若者たちはヒップホップの文化はこういうものだと思っている

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