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Yamajinismさん

あらすじ

戦国時代のとある農村。戦により行き場を失い盗賊と化した野武士(百姓たちは「野伏せり」と呼ぶ)たちに、村人は始終おびえていた。その年も麦が実ると同時に、野武士達が略奪に来るという。村人たちは絶望のどん底に叩き落とされていたが、若い百姓の利吉は、野武士を皆突き殺すべきだと主張する。怖気づく村人たちは反対するが、長老は戦うことを選択し、自らの手で侍を雇うことを思い立つ。

登場人物

七人の侍

島田勘兵衛

演:志村喬
7人の侍を率いることになる浪人。そろそろ50に手が届く白髪の目立つ風貌。歴戦の智将だが、合戦は敗戦続きで浪人となる。普段は笑顔が多く、温厚で冷静沈着だが、リーダーとして鋭く叱責することもある。また若い頃の「一国一城の主」という志も肉体的、年齢的に既に叶わぬ己の身に一抹の憂いを見せる場面もある。剃髪した頭をなでるのが癖。
剃髪して僧に成りすまし、豪農の子供を盗人から無償で救ったことで利吉達に助けを求められる。当初は「できぬ相談」と拒んでいたが、百姓の犠牲的な熱意や人足の言葉に負け、引き受ける。野武士との戦では地形を生かした策を繰り広げ、戦いを有利に進める。

菊千代

演:三船敏郎
勘兵衛の強さに惹かれ勝手についてくる山犬のような男。弟子入りしたいが、作法が分からず、勝四郎に先を越されてしまう。長大な刀を肩に担いで浪人のように振舞っているが、侍としてあるまじき無礼や、前後不覚の泥酔状態になったりと、勘兵衛には即座に侍ではないと見破られている。
百姓の出で、戦禍で親を失い孤児として育つ。「菊千代」という名前は勘兵衛に侍だと思われたいがために、泥酔しながら、盗んだ武家の家系図の上に指し示した元服前の子供の名前で、後に仲間として受け入れられた時にそのまま定着する。
型破りの乱暴者だが子供好きであるらしく、村の子供たちの前でおどけて見せるシーンも多い。野武士との戦では東の川沿いの守りを任される。抜け駆けせんと持ち場を離れた結果、五郎兵衛や与平を戦死させた為、最後の決戦では、勘兵衛の指示を守りながら爆発的な働きを見せる。額当てのように、篭手を頭に巻く。

岡本勝四郎

育ちがいい裕福な郷士の末子で半人前の浪人。7人の中では最年少で、まだ前髪も下ろしていない。浪人になりたいと親に頼んでも許されないので家を飛び出して旅をしている。勘兵衛の姿に憧れて付いて行こうとするが、勘兵衛に浪人の辛い現実を教えられ一時動揺する。実戦経験はなく、すべてが新しい経験ばかりで、事件を若々しい敏感な感情で受け取る。野武士との戦では伝令役を任される。

片山五郎兵衛

勘兵衛が腕試しのために仕掛けた待ち伏せを事前に一目で見抜いた。勘兵衛の人柄に惹かれて助力する浪人。いつでも静かでおだやかだが、その物柔らかさの下に何か人をなだめるような力がある。軍学は相当でき、経験も豊富。野武士との戦では勘兵衛の参謀役を務める。

七郎次

かつての勘兵衛の最も忠実な家臣。過去の戦(負け戦)で勘兵衛と離れ離れになった後、物売りとして過ごしていた。再会時には勘兵衛の顔付きだけでその求むところを知り、ただちにそれに従って動く。
村に、落ち武者狩りによる武具があるのを見たときは真っ先に激昂したが、戦の最中は百姓たちを常に励まし、自分の組に入った万造への気遣いも見せる。野武士との戦では西の入り口の守りを受け持ち、侍たちの中で唯一長槍を振るう。

林田平八

苦境の中でも深刻にならない、愛想の良い浪人。明るく柔軟で人懐っこく、よく冗談を言う。茶店で代金代わりに薪割りをしているところを五郎兵衛に誘われる。武士としての腕は少し心もとなく、五郎兵衛はその腕を「中の下」と評した。頑なな心の利吉を気遣い、結果野武士に狙撃され最初の犠牲者となる。

久蔵

修業の旅を続ける凄腕の剣客。勘兵衛の誘いを1度は断ったものの、気が変わり加わる。勘兵衛は「己をたたき上げる、ただそれだけに凝り固まった奴」と評し、口数が少なくあまり感情を表さないが、根は優しいという側面を多々見せる。野武士との戦では北の裏山の守りを受け持つ。「肩衣」はつけておらず、合戦時も他の侍と異なり、籠手(こて)や額当(勘兵衛。菊千代は半首)、腹巻(勝四郎)・腹当などの防具は着用していない。

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