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馬は絶滅?「家畜の野生種」は現代にも生き残っているのか

2018年2月に「野生の馬は絶滅していた」という論文が米科学雑誌「ネイチャー」で発表された。人類が長く家畜としてきた動物の野生の原種は、今も生きているのだろうか。

更新日: 2018年04月27日

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家畜の祖先と日本への渡来についても注目した。

nagatorailさん

馬の野生種は絶滅

地球に現存する最後の野生種と大半の人々が考えていた「プルツワルスキー(Przewalski、 モウコノウマ)」は、実際には所有者の元から逃げ出した家畜馬の子孫

2月22日、米科学雑誌「サイエンス」で発表された。

祖先は「エオヒップス」

馬の祖先は5500万年前頃に北米に現れた「エオヒップス」という動物である。

馬の家畜化は、紀元前3500年頃の中央アジアにはじまったといわれている。

物を曳かせ、肉や乳を食べた。

紀元前1500年前後には、馬に乗ったり戦車を馬に牽引させての戦いが始まった。

家畜化していき人間に慣らせて「騎乗」できるようになった。

4~5世紀の古墳時代に朝鮮半島から渡来し、その後は外来種と混血しなかったため「日本在来馬」が生まれた。道産子やトカラ馬が有名。

わが国に馬が渡来したのは古くても弥生時代末期ではないかといわれている。4世紀末から5世紀の初頭には乗馬の風習も伝わっていたようだ。

牛の野生種も絶滅

1627年に最後の1頭が死に絶滅。このオーロックスを家畜化したものがウシ。イランの農家が飼い始めた。

アルファベットの「A」の文字は、財産としての牛の角を表した文字であったとも言われています。

日本は飛鳥時代から明治時代まで法的に牛肉は禁止していた歴史がある。その法令を撤廃したのが日本の近代化を重視した明治天皇だった。

日本に牛が伝えられたのは稲作伝来(5~6世紀)と同時期で、ユーラシア大陸からの移住民が稲作と共に牛を持ち込みました。

広い土地を生かし北海道が一大産地となっている。

鶏の原種は「赤色野鶏」

ニワトリの先祖は、東南アジアの森にすんでいる「セキショクヤケイ」と考えられています。

人間に飼われるようになり、飛ぶことはなくなった。現在は絶滅が心配されている。

現在は1960年代から飼育されるプロイラーが供給のほどんどを占める。それに比べると地鶏は高価だがおいしく、80年代には「地鶏ブーム」が起こった。

いつ日本に伝来したかは定かではないが、おそらく朝鮮半島経由で鶏が伝来し、少なくとも弥生時代後期には地鶏の祖先が飼育されていたようだ。

地鶏というが、もともと日本には鶏がいなかった。

羊の原種は「ムフロン」

ムフロンは家畜であるヒツジの先祖の一種と考えられており、野生のヒツジのなかまではもっとも小型の種です。

品種改良が進み、多くの毛がとれるように家畜化されていった。

山羊と羊は別種で、紙を食べる、食べないなどの違いがある。羊の野生種は現在もいる。

野生のヒトコブは絶滅 フタコブも危機

西アジア原産のヒトコブラクダと中央アジア原産のフタコブラクダがある。ヒトコブラクダの野生種は絶滅している。

真の野性のヒトコブラクダは絶滅してしまっている。

家畜の元になった野生のフタコブラクダは、何と1000頭も残っていないと言われている。

現在はゴビ砂漠にのみ生息。家畜のラクダや密猟で数が減った。

豚の原種 イノシシは現存

ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギといった家畜は原種が絶滅、またはかなり減少してしまっているが、ブタは原種であるイノシシが絶滅せず生息数も多いまま現存しているという点が特徴的である。

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