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乾燥から肌を防ぐ正しい保湿の方法とは?

肌の天敵とさえいえる乾燥に対して最も有効な手段と言えば保湿です。ただ水分や化粧水に対して間違った認識で逆に乾燥肌を悪化してしまうケースも多いだけに、肌に最適な保湿方法は男女とも知っておきたいところです。

更新日: 2018年03月02日

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egawomsieteさん

■肌の乾燥はなぜ起きる?

健康な肌の角質層には、皮脂や角質細胞の中にある保湿成分によって水分が一定量保たれています。天然保湿因子のNMFが水分と結びついて潤いを細胞内に留め、細胞間脂質のセラミドが角質細胞同士を結び付けて水分の蒸発を防ぎ、皮脂が肌の表面で外の刺激から肌を守っています。このような身体の保湿システムが上手に働かずに水分不足に陥ると、肌が乾燥します。

■乾燥肌の保湿におすすめの成分

肌に不足している成分自体を補ったり、肌の細胞間脂質やNMF(天然保湿成分)の生成力を高めたりしたい場合、それぞれの目的に合った成分を配合した化粧品を選ぶことをおすすめします。代表的な成分を列挙します。

不足している成分自体を補う場合セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、グリセリン、NMF(天然保湿因子)に含まれる成分

細胞間脂質やNMF(天然保湿成分)の生成力を高めるための成分ユーカリ抽出液

なお、NMF(天然保湿因子)に含まれる成分として、セリンやグリシン、リジンなどのアミノ酸や、尿素などがあげられます。

■保湿ケアの正しい方法

乾燥肌が気になる方の場合、特に重視したくなるのが保湿ケアではないでしょうか。正しい保湿ケアの方法は、以下がポイントになります。

●化粧水やクリームをハンドプレスでじっくりなじませる

●保湿成分を補える化粧品を選ぶ

化粧水化粧水は、肌に水溶性の美容成分を届ける役割を持っています。乾燥肌の方は、肌本来の水分保持力が低下しています。そのため、水分保持力を補う保水成分が配合された化粧水を選ぶとよいでしょう。クリームクリームや乳液の役割は、油溶性の美容成分を肌に届けることです。化粧水と同じく、肌の乾燥が気になる場合は保水成分を配合したものを選ぶとよいでしょう。

化粧水などは、手で温めると肌になじみやすくなる性質があります。そのため、清潔な手で化粧水などをつけ、しばらく肌に手を置いてハンドプレスするとよいでしょう。ペタペタとパッティングすると、それが肌への刺激となってしまうので控えましょう。

乾燥肌の方の場合、保湿アイテムのつけ方だけではなく、配合されている成分も重要です。保湿アイテムの役割と選び方を簡単に解説します。

■注目の保湿成分

コラーゲン
お肌のハリ、弾力をアップさせ、キメを整え保湿もできる万能成分

ヒアルロン酸
水分量を高めることでみずみずしいお肌に導く成分

プロテオグリカン
糖タンパクの一種で、保水力がヒアルロン酸より高く、最近注目されている成分

リピジュア
細胞膜のリン脂質に似た性質で、ヒアルロン酸よりも高い保水性があり医薬品にも使用されている成分

セラミド
角質層の細胞と細胞の間を埋めている細胞間脂質。表皮の一番上の層にある保湿成分のため、化粧品として使用することで直接働きかけやすい成分

・おすすめ保湿成分はセラミド

たくさんある保湿成分のなかでも、積極的にとっていきたいのがセラミドです。

セラミドは、細胞間脂質の主成分であり、高い保湿効果をもち、肌の潤いや健康を守るためのさまざまな働きをします。

セラミドのなかでも、ヒト型セラミドと呼ばれるものが、保湿効果がずば抜けて高くおすすめです。

■保湿のしすぎは肌の負担になる

多くの乾燥肌の方は、「こすり過ぎ」と「洗いすぎ」により、この天然の保湿剤を洗い流してしまっています。

外部からの保湿を考える前に、まずは「こすり過ぎ」と「洗いすぎ」を止めることが、重要かつ肌に必要なこと。まずは上記を肝に銘じたうえで、「外から何を補わないといけないのか」を考えるようにしましょう。

・「水分をたっぷり補う」のはNG!?

長時間の入浴など、肌が濡れている状態が続くと、角質層の細胞間脂質やNMF(天然保湿成分)が流出してしまいます。

細胞間脂質やNMF(天然保湿成分)を補う作用や、生成力を高める作用のある成分が十分に入っていない化粧水で長時間パックをすると、肌がふやけて角質層の保湿成分が流出し、逆効果になってしまうことがあります。

・「油分でしっかりフタ」も逆効果になる可能性が

また、肌になじみやすいオイルを過度に肌に塗ると、セラミドを主成分とした細胞間脂質のバランスが崩れ、バリア機能が損なわれてしまうことがあります。

ちなみに、乾燥肌に対して皮膚科で処方されるワセリンは、ほとんど角質層に浸透しないため刺激もなく、皮膚の保護剤として安心して使用できます。

・「乾燥肌だからフルラインナップで化粧品を使う」は肌トラブルの原因に?

乾燥肌はバリア機能が弱った状態で、異物が肌に入りこみやすくなっています。

たくさんの化粧品を使用することは、それだけ化学物質などを肌につける回数や量が増えるということになるため、場合によってはアレルギーや炎症を引き起こし、色素沈着(シミ)の原因になります。

肌が乾燥しているときは、なるべく使用する基礎化粧品の種類を少なくし、シンプルなケアをする方が安心です。

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