イメージと違う?「裁量労働制」のリアルな声を調べてみた

連日大きな話題になっている「裁量労働制」。反対意見が強いようですが、逆に成功させるためのヒントはあるのでしょうか…?

更新日: 2018年03月01日

57 お気に入り 157898 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

いま話題の「裁量労働制」

デザイナーや研究職などに限られた働き方でしたが、対象を拡大したいのが政府の意向。

【裁量労働制とは・・・】
仕事の仕方や時間配分などについて、会社から指示されるのではなく、労働者本人が決定できる制度のこと

大きな特徴としては、出退勤時間の制限が無くなり、実労働時間に応じた残業代は発生しません

給与は労働時間に関係なく固定。そのかわり、与えられた仕事をこなしていれば出勤は自由。

「みなし労働時間を決めて、その分だけはお金を出すけれども、何時間働いても残業代を出さない。これは携帯電話の『定額使い放題』と一緒じゃありませんか」

このような反対意見があったため…

ただ、必ずしも悪いとは言えない

適切に運用されている裁量労働制はそんなに悪くない‥‥むしろ遅く会社に来れてオフピークで出社。勤務管理という仕事以外のことに気を使わなくて良いし個人的には裁量労働になってからかなり楽になりました。

裁量労働は仕事がつらすぎるときに気分転換が手軽にできて良かったなー。

「裁量労働制になったことで、会社員でありながらクリエイティブのインプットに使える時間も増えたことはとても大きいです。休日とても混んでいる美術展などに平日の空いている時間帯に行ける」

成果を出せば、平日だろうと時間の使い方は自由。

「自分の仕事をプランニングし、遂行していくことで自分の価値を会社に提供し貢献する、非常にやりがいがありました」

最初の会社が裁量労働制で、一度も残業代というものを手にしたことがない。効率と成果にこだわり、結果独立企業に繋がった。繁忙期は忙しいが休暇も自由。搾取されると騒ぐばかりでなく、時間に縛られずに働く生き方ができる可能性に目を向けてはどうか。

つまり「裁量労働制=悪」ではなく…

前職裁量労働制でしたが、好きな時に出社して好きな時間に帰る。やるべきことやって成果出せば文句言われない、理想の働き方だった。悪いのは裁量労働制ではなく、評価基準が生産性ではなく会社にいる時間であるという暗黙のルールで固められている日本の職場でそれを取り入れようとしていること。

裁量労働制が導入されたその日に課長が「けじめがつかなくなるから、うちの課は10時には揃っていることにしよう」と決めて、勤務形態まったく変えずに残業カットに成功した会社知ってます。 twitter.com/matsuikei/stat…

前職で「裁量労働制になったから勤務時間は5時から22時まで働けるね(ニッコリ)」と言われた時、戦慄した事を今でも忘れない

ではどうすれば成功の土台を作れる?

【裁量労働の国、アメリカでは・・・】
専門職の人間を不当に働かせていると、優秀な者から速攻で辞めていく。だからそれ相応の給与を出すなり、休みを与えざるを得ない

時は空前の人手不足時代。無制限に残業をさせたら、若者はすぐに辞めるどころか、そもそも採用できなくなるかもしれない

「本気でこの裁量性労働制を定着させたいなら、まず過労死の罰金を50万円からせめて5000万円くらいに引き上げた方がいい」

もうさー、裁量労働がダメなんじゃなくて、いい加減な働かせ方をする雇用者がダメなんだっていい加減気付こうよ。ブラック企業では裁量労働だろうがフレックスだろうが変わらず過労死する人はするって。 労基法違反を厳罰化するほうが先。過労死1人で罰金50万にしかならないの、おかしいでしょ。

このような意見も踏まえて、今後どう進展していくかに注目です。

1