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もう倒産するしか…自動車整備工場の減少が深刻だった

街の小さな自動車整備工場が近年、減少しています。そこには、慢性的な整備士不足とそれに伴う整備士の高齢化、また、ハイテク化する自動車への対応にかかるコストなど、様々な問題が連鎖的に起きていました。

更新日: 2018年03月06日

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ppp_comさん

■近年、小さな自動車整備工場がどんどんと姿を消しています

2016年の企業倒産が26年ぶりの低水準で沈静化するなか、「自動車整備業」の倒産が2年連続で前年を上回り、増加ぶりが目立った

「自動車整備業」の倒産は、個人経営の整備業者が約3割を占め、従業員数別でも5人未満が全体の76.0%と小・零細規模の企業が目立った

今後もこの傾向は続くとみるべきで、事故整備市場は大きな曲がり角に差し掛かったと考えられます

■その原因は自動車整備士の減少?

自動車整備士の数は少しずつ減少しており、事業場の約50%の9万事業所で「整備士不足」と感じているのが現状です

整備士が足りない状況は慢性化しており、すでに運営に支障が出ている事業所も少なくない

■整備士になりたい若者が年々少なくなっている

整備士の専門学校に進む高校生が少なくなっており、町工場は採用に苦慮しているという

自動車整備士になるための学校に進学する人材は減少の一途を辿り、この10年で半分にまで減少して車社会の安全を脅かす重大な問題となっています

こうした人員不足がさらなるブラック化を招き、離職や担い手の不足を誘発する

■整備士の高齢化も深刻な状況となっている

約3割の専業系が「後継者がいない」と答えており、従事する年齢も平均44歳と高齢化の一途をたどっている

企業規模が小さいところほど年齢が高く、熟練したベテラン整備士への依存度が大きい

慢性的な人手不足から高齢の整備要員に頼る状況に変化は見られない

■自動車の進化も小さな整備工場の経営を圧迫している

こうした新技術に対応するためは、自動車整備士1級クラスの資格が必要で、業界団体が行う講習会の受講も重要になるなど、日々の勉強が欠かせない

車が進化するのに伴って診断器を更新しなければならず、零細の整備工場にとっては負担の重い設備投資になります

電子制御システムなどの不具合を診断するツールは数百万円もするばかりか、自動車メーカーごとに異なるツールを購入する必要があるようです。

■若者の車離れも大きな打撃となっている

近年の新車販売台数は、1990年の778万台をピークに2012年は537万台とピークの69%と、世代間を超えてクルマ離れが加速している状況

以前は一家に一台、中には一人に一台、自動車を保有するのが当たり前でしたが、近年の日本では個人消費を抑える傾向にあることから、自動車にお金をかける人が減少している

人口減、若者の車離れ、車自体の性能向上などの理由により入庫数が減少しており、昔に比べ自動車整備工場の経営が厳しくなっている

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