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2019年東大合格者数高校別ランキング発表!躍進校と凋落校は?

2019年の東京大学高校別合格者数ランキングがまとまりつつあります。開成、灘、日比谷、筑駒、桜蔭、麻布といった全国のトップ進学校の今年の調子は?躍進した高校、凋落してしまった高校をまとめました。

更新日: 2019年05月13日

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kurumisawaさん

■2019年の東大合格者が発表! 男子比率は2年連速増加!女子低迷

2018年3月10日、東京大学の一般入試の合格発表があり、3018人の合格が発表されました。

女子生徒比率の低下は深刻で、東大が女子比率向上に力を入れているにもかかわらず、2年連続で低下。記念の最低値である16.9%という低さになりました。

「男子校化の進む東大」という話題がありますが、今年は数学の難易度が高まったため、女子生徒にとってハードルが高かったという声もありました。(男子は理数が強く、女子は国語が強い傾向にあります)

■【躍進①】神奈川の聖光学院が93名東大合格で栄光を突き放す

今年のホットな話題の一つが聖光学院の大躍進です。東大合格93名は創立以来最多。神奈川私学御三家の栄光・聖光・浅野の中で、従来の序列を打ち破りつつあります。ライバルの栄光学園が大幅減の54名。やはり、横浜市内にあるという立地が大きいと言えます。

カトリックのミッションスクールで、校則はやや厳し目。最近は開成中に合格しても、神奈川の優秀層は近場の聖光学院を選択するようになりました。6年後のさらなる伸びの可能性も。

■【躍進②】埼玉最強校の県立浦和高校が東大41名の圧巻で躍進

今話題の映画「翔んで埼玉」でも出てくるほど、全国でも最も有名な進学校の一つである県立浦和高校。東大合格者数はついに40名台の大台に乗って41名合格。しかも、中高一貫校ではなく全員が高校受験組。人間力を伸ばす独自の教育はあまりにも有名で、卒業生も一流人ばかり。

最近は、高校受験では、中高一貫校の途中入学を敬遠する動きが強まっています。埼玉でも、開成などよりも全員一斉スタートの浦高を選ぶ生徒が増加中なようで、まだまだ躍進しそうです。

■【躍進③】北海道最高峰、札幌南高校が東大19名、京大10名好調!

北海道No.1の進学校である札幌南高校も躍進が続いています。学区撤廃で各校の競争が進み、道立高校全体の実績が伸びています。東大19名、京大10名、、北大医学部はなんと19名合格です。医学部の強さも特筆です。

札幌南高校は、毎年の個性的な卒業式が非常に有名です。仮装などをしたお祭り卒業式!自由ですね。

■【躍進④】都立中高一貫校の雄、小石川が少数精鋭で凄まじい実績

全国公立校の東大現役合格率日本一は、今年は小石川になりそうです。少数精鋭から、東大16名でほとんどが現役合格。さらに京大9名。理三も輩出。一橋大や東工大、医学部も大量合格。あまりの実績の高さに、教育関係者や中学受験関係者からも「今年のサプライズ」との声も。

ライバル校の渋谷教育学園渋谷中を現役合格率で完全に超えていて、男子校の海城中も超えました。都内の共学系中高一貫校ではNo.1です。

都内中学受験市場では、都立中高一貫校の進学実績の躍進が止まりません。小石川以外にも、武蔵8名、桜修館7名、両国5名三鷹4名、立川国際4名、白鴎3名、富士3名など、まだ未判明の学校を含めなくても、現時点で過去最多の更新です。

注目すべきはほとんどが現役合格。しかも、武蔵で理三合格を出したり、推薦合格者もいるなど、都立一貫校の入試と教育が、現在の新しくなりつつある入試と完全にマッチしているようです。中学入試での旋風は続きそうです。(写真は、過去最多の7名オール現役合格を達成した桜修館。少数精鋭なので合格率がすごい)

■【躍進⑤】ラ・サールに代わり九州の最難関に成長久留米大附設!

福岡県の久留米大附設は、東大56名(現役36名)で過去最高の実績です。いつもは20-30名程度ですが、急に上がったのはなぜでしょう?

答えは、完全な共学化の一期生が卒業したからです。共学1年目は注目も集まり、優秀な生徒が集まりやすい傾向があります。今年の数字は、ラ・サールも完全に凌駕して九州のトップは確実。この数字を、たまたまの偶然ではなく、維持できるのかが注目です。

■【躍進⑥】神奈川の市立南は、東大ゼロの中堅校から8名合格に!

近年は公立中高一貫校が高い大学合格実績を残す例が相次いでいます。神奈川県では、横浜市内で初の公立中高一貫校となる市立南高校が、昨年は中高一貫の一期生を卒業させ、いきなり東大に5名オール現役で合格する快挙。今年はさらに伸ばして8名合格。神奈川の中学受験地図が大きく塗り替わることは必至で、逗子開成、公文国際、山手学院といった県内の進学校の上位層が来年以降動くかもしれません。

■【ライバル対決】日比谷VS学芸大附属戦争はついに日比谷が勝利!

注目のライバル校対決。都内共学トップ対決は、2019年、ついに日比谷47名、学芸大附属が44名で、日比谷高校がトップとなりました。昨年の時点で、すでに現役合格者数に限れば日比谷が10名の大差をつけていましたが、学芸大附属は浪人合格が多く、総数ではわずかに学芸大附属が上回っていました。今年は、総数でもついに、日比谷が上回ったことになります。

学芸大附属は、昨春、今春と公立第一志望者の急増で辞退者が相次ぎ混乱が起きています。学力的にも今年の世代がピークと見られ、来年以降は正念場となりそうです。

■【番外編】日本一自由なトップ進学校!? 都立国立高校は東京なのに京大だらけ!

多摩地区では、高校受験で最難関校の都立国立高校の大学合格実績の躍進が止まりません。しかし、ちょっと他校とはズレているようです。東大16名に対して、京大が19名という異常な多さ。さらに、一橋大は25名で、これも異常に多くブッチギリの日本一。

この学校、甲子園出場経験もある文武両道の学校で知られています。文化祭の国高祭は、日本一の高校文化祭として全国にも知られています。写真は、文化祭のクラス装飾です。勉強だけでなく、学校行事にも全力を尽くす素敵な校風。進路も生徒達が自由に選ぶ環境にあるからこそ、こういう結果になるようです。

□【凋落①】金沢大学附属高校3名の衝撃 公立トップ校に完全敗北

国立大付属高校は、全国的に見ると、筑駒こと筑波大附属駒場高校を除けば低迷しています。北離陸随一の進学校として、かつては東大に30名以上合格させていた金沢大学附属高校も、ついに東大合格者数は3名に。いよいよ、ゼロになる日も近いのか…。ライバル校の公立である金沢泉丘高校が東大18名ですから、完敗です。昨今の北陸の最優秀層は、金沢泉丘といった公立トップ校へ進学するようになりました。

■〔3月11日現在〕東大合格者数高校別ランキング2019

※筑駒、旭丘、女子学院など主要校で未判明の学校があります。
※集計漏れもあるため、今後増えることがあります。

○開成 188
○麻布  97
○聖光学院 93
○灘  73
○渋谷幕張 72
○桜蔭  66
○駒場東邦 61
○栄光学園 54
○久留米大附設 50
●日比谷  47
----------ベスト10------------
○海城   46
◎学芸大附属 44
○西大和  42
●県立浦和 41
○浅野   38
○甲陽学院 34
○ラ・サール 34
◎筑波大附属 31
○早稲田   30
○豊島岡女子 29
●岡崎  27
○武蔵  22
●横浜翠嵐 21
○巣鴨 21
●土浦第一 20
●札幌南 19
●湘南  19
●都立西 19
●県千葉 19
○渋渋 19
○栄東 19
●仙台二高 17
●大分上野丘 17
●小石川 16
●都立国立 16
●富山中部 16
●岐阜  16
●浜松北 16
○市川 16
●船橋 15
○世田谷学園 15
○攻玉社 14
○開智 14
●盛岡第一 13
●岡山朝日 13
○洛南 13
○広島学院 13
●秋田 12
●宇都宮 12
●戸山  12
●長崎西 12
◎広大福山 12
○愛光 12
○城北 12

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