▼五段から六段に超スピード昇段した藤井聡太棋士
2018年2月17日、藤井聡太五段は、第11回朝日杯将棋オープン戦において、準決勝で羽生善治竜王、決勝で広瀬章人八段を相次いで破り、15歳6か月という最年少記録で棋戦優勝を果たしました。
また、昇段規定の「五段昇段後全棋士参加棋戦優勝」もクリアし、最年少の15歳6カ月で六段昇段も決めた。1日には順位戦C級1組への昇級を決めて五段に昇段したばかりだったが、それからわずか16日で六段となった。
藤井棋士は、「まだまだ足りないところが多いが、こうして優勝できたことを励みにさらに進んでいきたい。(六段昇段は)自分でも思ってもいなかったので驚いている」と話した。
「史上最年少優勝記録の更新ならびに史上最年少、最速での六段昇段という二重の快挙に心よりお祝いを申し上げます。並大抵ではない重圧を軽やかに力へと変え、新たな将棋界の歴史を日々創造する姿を心から頼もしく思います。」
さらに、「天才です。欠点が一つもない。どんな形の将棋も強い。彼にはプレッシャーというものがない」と大絶賛。羽生竜王らとの対局も見ていたが「格上の棋士の方にプレッシャーがかかっている」とうなった。
なんと彼が五段だったのはわずか16日間。 この期間に売り出された「藤井五段」グッズはプレミア化必至だ。
「期間が短すぎたため公式の五段グッズは存在しない」(日本将棋連盟販売部)というものの、羽生二冠と藤井五段が朝日杯で使用した盤駒セットを同連盟がネットで売り出したところ、150万円の高額ながら一瞬で買い手がついた。
▼最近では師匠の杉本七段に『恩返し』
中学生棋士の藤井聡太六段(15)が8日、大阪市内の関西将棋会館で指された第68期王将戦の1次予選2回戦で、師匠の杉本昌隆七段(49)と公式戦初の師弟対決に臨み、111手で勝利を収めた。
長い将棋だった。午前10時に始まった対局は午後1時18分、同じ局面が4回続いて「千日手」が成立。30分後に、先後が入れ替わって始まった「指し直し」局では先手で終始、優位に立ち、午後6時20分、111手で危なげなく勝利した。
プロを養成する奨励会に入った小学4年で杉本七段の弟子となり、才能を開花させた藤井六段。この日の勝利で、公式戦の連勝を14に伸ばした。
▼藤井六段が七段に昇格するための条件
『七段の昇格条件』
・竜王挑戦
・竜王戦1組昇級
・六段昇段後竜王ランキング戦連続昇級または通算3回優勝←藤井君の最速条件
・順位戦B級1組昇級
・タイトル1期獲得
・六段昇段後全棋士参加棋戦優勝
・六段昇段後公式戦150勝
竜王戦は、8つのタイトル戦のうちのひとつで、読売新聞社が主催しています。優勝賞金は約4320万円です。毎年12月に始まり、翌12月までの1年をかけて、竜王が決定するまで長い道のりのタイトル戦です。12月から6月までが「ランキング戦」と言われるいわゆる予選の期間です。
藤井六段が竜王戦5組ランキング戦で2連勝して5組ランキング戦の決勝に進出すれば、4組への昇級が確定し、連続昇級という条件を満たすことで、七段に昇段できます。その場合、昇段時期は2018年5月頃になる見込み。
また、準決勝前に敗れてしまっても、敗者復活の昇級者決定戦というものがあり、これに優勝することで昇級が可能となります。
▼もし、最速で七段になれば八段も年内に可能
竜王のタイトルは昨年「永世七冠」を達成した羽生善治竜王(47)が保持。藤井六段が挑戦するには、5組で優勝し本戦トーナメントに出場、決勝で挑戦者決定三番勝負を勝ち抜く必要がある。
竜王のタイトルを獲得した場合、既に七段になっている藤井六段は、八段の昇段規定「竜王位1期獲得」もクリアし、八段になる。
▼15歳の天才はこれから将棋界をもっと盛り上げてくれるでしょう
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