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事実上の絶滅。「地球上最後のキタシロサイの雄」が死ぬ

人間の手によって、また動物が地球上から姿を消すかもしれません。

更新日: 2018年03月21日

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信頼できる報道を基に作成しました。

manuronaldさん

■19日、「地球上最後のキタシロサイの雄」が死んだ

ケニアのオルペジェタ自然保護区の公式サイトは3月20日、キタシロサイの雄「スーダン」が死んだと発表した。

45歳のスーダンは高齢に伴う合併症を患っていたが、1日前から症状が著しく悪化。

ついに立ち上がることもできなくなり、獣医師チームが19日に安楽死させたという。

■人間の手によって絶滅の危機に立たされているキタシロサイ

キタシロサイは、かつてはチャド南部~コンゴ民主共和国まで、中央アフリカの各地に多く分布していた。

アジアで漢方薬、イエメンで短剣のつかに利用するため、1970~80年代に角を目当てにした密猟が横行し個体数が激減。

保護活動により一時生息数が増加も、90年代後半~00年代初頭にかけての紛争により保護活動が頓挫し、08年までに野生種は絶滅。

その後、チェコの動物園にいた雄雌2頭ずつを同保護区に移して繁殖を促す試みが行われたが、失敗していた。

■スーダンの死により、事実上の「絶滅」が確定した

同保護区にもう1頭いた雄は昨年死んでいるため、現存するキタシロサイはスーダンの娘と孫の雌2頭だけに。

2018年 3月19日。 地球上最後の1頭オスのキタシロサイ、スーダンが生涯を終えました。 この日が来ることは分かっていました。 こころがちぎれそうな深い悲しみ。 それだけじゃない。 『 絶滅 』 それはもうこの地球に2度… twitter.com/i/web/status/9…

最後の1頭だったオスのキタシロサイが絶滅した今、この地球上に残されたキタシロサイはメス2頭のみです。 スーダン(Sudan)の娘 Najin(ナジン) Najin(ナジン)の娘 Fatu(ファトゥ) スーダンの娘と孫にあたりま… twitter.com/i/web/status/9…

■種の存続へ、唯一の希望は「体外受精」

種を存続させる唯一の希望は、冷凍保存されているスーダンの精子と、残された雌の卵子を使った体外受精。

体外受精させた後、近縁種のミナミシロサイに代理母として出産させる計画で、生まれるのは交配種だが、キタシロサイの遺伝子は存続することになる。

ただ、絶滅を回避できるかは不透明

技術的困難も多い上、残された雌2頭も高齢なためリスクが高く、絶滅を回避できるかは不透明。

また、人工授精プロジェクトにかかる費用は総額で900万ドル(約9億6000万円)に上ると見積もられている。

けものフレンズのおかげで動物に興味を持つ人が増え動物園人気が高まる一方で、冷酷な現実を突きつけられるニュース。密猟を防ごうとレンジャーが必死に努力したことも多くの人に知ってほしい。 キタシロサイ、最後の雄死ぬ=乱獲の末、事実上の… twitter.com/i/web/status/9…

キタシロサイ関連のツイートで「クローン技術でなんとかならんのか」ってリプをちらほらみかけるけど、それこそが絶滅という危機感を薄れさせてしまっている気がする……

キタシロサイが絶滅してしまった(メスしか残っていないので確定したといった方がいいか) レッドデータブック等に目を通してみてください。この生物が絶滅の危機に!?と驚く事案がたくさん載っています 行動は難しいかもしれませんが、知ることなら誰にでもできます

■同保護区はクラウドファンディングで支援を募っている

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