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宮崎アニメから太宰治原作まで!「結核」が描かれた映画まとめ

かつては死の病だった「結核(労咳・肺病)」が描かれたおすすめ映画5作品のまとめ。宮崎駿監督アニメ「風立ちぬ」&「となりのトトロ」、太宰治原作「パンドラの匣」、三船敏郎の出世作「醉いどれ天使」、アン・ハサウェイがアカデミー賞助演女優賞「レ・ミゼラブル」。

更新日: 2018年04月07日

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aku1215さん

◆『風立ちぬ』(2013)

監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
原作:宮崎駿
音楽:久石譲
主題歌:荒井由実「ひこうき雲」
出演:庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊

零式艦上戦闘機(零戦)を設計した実在の人物、堀越二郎と、同時代に生きた文学者・堀辰雄を織り交ぜた主人公・二郎の姿を描く大人のラブストーリー。

美しい飛行機を製作したいという夢を抱く青年が成し遂げたゼロ戦の誕生、そして青年と少女との出会いと別れをつづる。

婚約者を肺結核で亡くした堀辰雄が、実話をもとに描いた小説『風立ちぬ』がベースとなっている本作品。ジブリではめずらしいキスシーンも。宮崎監督が描く二人の愛の時間も見どころのひとつだ。

風立ちぬ。 宮崎駿。 美しい飛行機を作るのを夢として行きた0戦の設計士、堀越二郎を題材にしたアニメ。 ただ美しく飛ぶ飛行機を作りたいだけなのに、それが0戦になる。 ただ愛した人と一緒にいたいだけなのに、その人は結核にかかってしまう。 人は思い通りに行かなくても、生きねばならない。

遅ればせながら「風立ちぬ」観た。めずらしく母が観たがっていたアニメ。成程、観たがるはずである。 父を結核で亡くし自身も結核を患った経験がある。夫はエンジニアだった。つまり私の父は高度経済成長を支えたモノ作り人間であった。私も計算尺を片手に図面仕事する父の姿を見て育った。

松本隆・大瀧詠一・松田聖子による楽曲『風立ちぬ』にせよ、宮﨑駿のアニメ『風立ちぬ』にせよ「高原」というキーワードがまずあって、つまるところ堀辰雄の小説『風立ちぬ』のイメージなんだよな。療養所《サナトリウム》文學。 労咳/肺病/結核での死が当り前だった頃の、しかし清廉なイメージ。

◆『レ・ミゼラブル』(2012)

監督:トム・フーパー
脚本:ウィリアム・ニコルソン ほか
原作:ヴィクトル・ユゴー
出演:ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ

ビクトル・ユーゴーの同名小説を原作に、世界43カ国で上演されて大ヒットを記録した名作ミュージカルを、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイら豪華キャストで映画化。

19世紀のフランスを舞台に、元囚人の男ジャン・バルジャンの波乱の生涯が描かれる。

娼婦になってしまうシングルマザーの女工“ファンティーヌ”を演じることになったハサウェイ。結核に侵されている“ファンティーヌ”を演じるために、ハサウェイは食事を1日あたり500kcalに抑え、体重を3週間で7kgちょっと落としていた。

ハサウェイはアカデミー賞助演女優賞を受賞

ミュルジェール『ボヘミアンの生活情景』のミミ、デュマ『椿姫』のマルグリッド、ユゴー『レ・ミゼラブル』のファンティーヌ。19世紀文学における結核は神話的崇高さを帯びて表象されたが、その多くは女性(特に売春婦)であり、零落ゆえの病として不衛生や貧困などの都市問題に結びつけて語られた。

レ・ミゼラブル、フォンテーヌとエポニーヌは声の位置は違うが境遇が同じとなるので、似た旋律でのソロがあるんだよねと。あとフォンテーヌは髪の毛と綺麗な前歯を取られて、結核(当時は不治の病)と3重苦が重なる。

妹をレミぜ映画に誘うべく、ざっくりストーリーを話してみた。「アンハサウェイが結核で娘を残して死んじゃって、美しく成長したのがマンマミーアの金髪の子。それを見守るのがヒュー。ヒューを追うのがラッセルクロウ」・・合ってますか?

◆『パンドラの匣』(2009)

監督:冨永昌敬
脚本:冨永昌敬
原作:太宰治
出演:染谷将太、川上未映子、仲里依紗、窪塚洋介

太宰治の同名青春小説を「パビリオン山椒魚」の冨永昌敬監督が映画化

終戦後、結核療養のために山里の療養所に入った少年の青春模様を描く。

ひばりが思いを寄せる看護婦長を芥川賞受賞作家の川上未映子、物語の鍵を握るひばりの年上の友人を窪塚洋介が演じる。太宰作品には珍しい、ユーモラスでポジティブな世界観が味わえる。

パンドラの匣、結核病棟が舞台なのに明るくて温かい話だった。陽だまりの中って感じ。文庫より先に映画観ちゃった。

『パンドラの匣』(2009)鑑賞。 終戦直後の結核療養所が舞台のユーモラスな青春ドラマ。 染谷将太を中心とする人間模様は、例えば刑務所物と共通する面白さ! 映画初出演とは思えない作家・川上未映子の存在感と仲里依紗の天真爛漫な可愛らしさ♪ そして皮肉な恋の顛末……。(原作=太宰治)

微笑と正義、パンドラの匣の二本立て。映画を観た後で読んだけれどどちらもよかった。敗戦後の日本で、死ぬことと隣り合わせで生きる結核患者が、人間は死に初めて完成するという諦観にも似た思いを抱きながら、恋をし嘘をつき、見栄を張り食事をし… twitter.com/i/web/status/9…

◆『となりのトトロ』(1988)

監督:宮崎駿
脚本:宮崎駿
原作:宮崎駿
出演:日高のり子、坂本千夏、糸井重里、北林谷栄

田舎に引っ越してきた子供たちと、そこに住むオバケたちの心のふれあいを描くアニメ。原作・脚本・監督は「天空の城ラピュタ」の宮崎駿で、作画監督は佐藤好春がそれぞれ担当。

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