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太宰治名言集 待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね

1909~1948 日本の作家『走れメロス』『斜陽』『人間失格』

更新日: 2019年05月10日

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一雄は激怒した。必ず、かの邪智暴虐の治を除かなければならぬと決意した。

ポケナイさん

太宰治の主な作品

1934年 ロマネスク
1938年 満願、姥捨
1939年 富嶽百景、女生徒、八十八夜、畜犬談
1940年 駈込み訴え、走れメロス、きりぎりす
1941年 みみずく通信、佐渡、新ハムレット
1942年 律子と貞子、正義と微笑
1944年 散華、津軽
1945年 竹青、惜別、お伽草子、パンドラの匣
1946年 冬の花火、親友交歓
1947年 トカトントン、メリイクリスマス、ヴィヨンの妻、女神、フォスフォレッスセンス、斜陽
1948年 如是我聞、人間失格、グッド・バイ

満願

ふと顔をあげると、すぐ眼のまえの小道を、簡単服を着た清潔な姿が、さっさっと飛ぶようにして歩いていった。白いパラソルをくるくるっとまわした。

姥捨

死のうか。一緒に死のう。神さまだってゆるして呉れる。

死ぬる場所を語り合っていた。

畜犬談

私は、犬に就いては自信がある。いつの日か、必ず喰いつかれるであろうという自信である。

駆込み訴え

いずれは殺されるお方にちがいない。またあの人だって、無理に自分を殺させるように仕向けているみたいな様子が、ちらちら見える。私の手で殺してあげる。他人の手で殺させたくはない。あの人を殺して私も死ぬ。

出典駆込み訴え

走れメロス

私を殴れ。ちから一杯に頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若し私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。

出典走れメロス

私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れてはじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。

出典走れメロス

きりぎりす

私は、あなたを、この世で立身なさるおかたとは思わなかったのです。死ぬまで貧乏で、わがまま勝手な画ばかり描いて、世の中の人みんなに嘲笑せられて、けれども平気で誰にも頭を下げず、たまには好きなお酒を飲んで一生、俗世間に汚されずに過して行くお方だとばかり思って居りました。私は、ばかだったのでしょうか。でも、ひとりくらいは、この世に、そんな美しい人がいる筈だ、と私は、あの頃も、いまもなお信じて居ります。

出典きりぎりす

みみずく通信

他に何をしても駄目だったから、作家になった

出典みみずく通信

男優

正義と微笑

かれは、人を喜ばせるのが、何よりも好きであった!

出典正義と微笑

散華

人間は真面目でなければいけないが、しかし、にやにや笑っているからといってその人を不真面目ときめてしまうのも間違いだ。

竹青

あああ、この世とは、ただ人を無意味に苦しめるだけのところだ。

からすには、貧富が無くて、仕合せだなあ。

惜別

事実は小説よりも奇なり、なんて言う人もあるようですが、誰も知らない事実だって、この世の中にあるのです。しかも、そのような、誰にも目撃せられていない人生の片隅に於いて行われている事実にこそ、高貴な宝玉が光っている場合が多いのです。それを天賦の不思議な触角で捜し出すのが文芸です。文芸の創造は、だから、世の中に表彰せられている事実よりも、さらに真実に近いのです。文芸が無ければ、この世の中は、すきまだらけです。文芸は、その不公平な空洞を、水が低きに流れるように自然に充溢させて行くのです。

お伽草子

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