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ゾウと、伝説の単眼巨人「サイクロプス」の意外な関係

神話上の一つ目の巨人サイクロプス(キュクロープス)。そのモデル、実は動物園の人気者、ゾウさんだった!?

更新日: 2018年03月25日

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この記事は私がまとめました

ゾウの頭蓋骨、こんなことになってたなんて知らなかった。

特徴的な長い鼻を持つ動物、ゾウ

お鼻が長い人気の動物。

現在では
・アフリカゾウ
・インドゾウ
・マルミミゾウ(シンリンゾウ)
の3種が生息しています。

ゾウ(象)は、哺乳綱ゾウ目(長鼻目)ゾウ科の総称である。
アジアゾウとアフリカゾウ、それとおそらくはマルミミゾウの、2属3種が現生し、これらは現生最大の陸生哺乳類である。

既に絶滅していますが、マンモスやマストドン、日本に生息していたナウマンゾウなどもゾウの仲間です。

アフリカゾウはアジアゾウよりも体が大きく、陸上動物のなかでは最大の動物として知られています。

アフリカゾウの最大体重は約10,000kg。
ご存知、陸上で最大の動物です。

アフリカゾウは完全な草食性で、アフリカの厳しい気候でも生き残れるよう、粗食に耐えるといわれています。1日の大半を食事に費やし、おとなのゾウは200~300キロもの草や木を食べ、水も1日に100リットル以上飲みます。

サーカスで高度な芸を披露するゾウ、サッカーをするゾウ、鼻で絵を描くゾウ、交通手段として機能しているゾウなどが知られているように、ゾウは非常に知能と記憶力が高い動物です。

人間社会とも関係の深い動物として知られています。

おっとりしたイメージとは反対に、地上の動物で最も大きな脳を持ち、自分達が歩いてきた道のりや、仲間や敵の特徴をはっきり区別することができます。

その知能の高さはよく知られたところ。

動物園の定番ではあるが、共にIUCNレッドリストで絶滅危惧IB類に指定されている

かつては象牙を狙った乱獲により、その数を減らしました。

当たり前だけど、ゾウの鼻は長い

ゾウさんの頭蓋骨。

他の動物と異なる特徴にお気づきでしょうか…。

ゾウは鼻がとっても長い動物です。
しかもその鼻で藁や果物をどんどん自分の口へ放り込むように食べるのですから、鼻はゾウにとって人間の手と同じぐらい大切なものであることが分かります。

例えば感情の表現。ゾウの飼育員の方々には有名ですが、牙の上に休ませているときはリラックスしているとき、高く上げているときは警戒したり、興味を示しているとき、ピンと伸ばしているときは緊張しているときというように、ゾウの鼻を観察していれば、ゾウの気持ちがわかります。

ゾウの鼻からは感情も読み取れるとのこと。

ゾウの鼻は多少伸び縮みする。 鼻の先端に指状突起という指ような役割を果たす突起がある。これによりゾウ. は鼻で物をつかむ際、横から巻きつけて取るだけでなく直接つまむことができる。

ゾウの鼻は実に器用で、先端を指のように使って物を掴んだりすることもできます。

ゾウの鼻には鼻骨あるいは他のどんな骨もない(哺乳類は鼻骨を有するが、ゾウにはそれがない)ゾウの鼻は約40,000の筋組織から成りたっている。

人間にも鼻骨はあるのに、鼻が特徴のゾウに鼻骨はありません。

単眼の巨人「サイクロプス」の伝説

出典ameblo.jp

古代人が想像した一つ目の巨人、サイクロプス(キュクロープス)
鍛治に秀でた種族として語り継がれています。

キュクロープス(古代ギリシャ語: Κύκλωψ、Kýklōps)は、ギリシア神話に登場する卓越した鍛冶技術を持つ単眼の巨人であり、下級神である一族である。

サイクロプスとは、「丸い目」を意味するそうです。

ギリシア神話に卓越した鍛冶技術をもつキュクロプス(Cyclops)がいるのですが、英語読みはサイクロプスとなり、日本でも英語読みの発音が知られています。

ファンタジー系のゲームや物語でもよく登場するので、「サイクロプス」が一つ目の巨人というのは日本でもよく知られています。

ギリシア語 Κύκλωψ の原義は "κύκλος"(kýklos、 円、丸)と "ωψ"(ōps、 眼)から求められる「丸い眼」にあり、額の中央に丸い眼が1つだけ付いていることに由来する。

一応 神様の一員でしてゼウスやポセイドン ハデスの武器などを作ったことでも有名ですね

サイクロプスは、ゾウだった!?

地質学的知見からは、「出土したゾウの頭蓋骨化石に由来がある」との説が唱えられている。

ゾウの頭蓋骨の正面には、長大な鼻に見合う巨大な鼻腔が開いている。彼らの眼窩は側面に位置している上、鼻腔に比べて遥かに小さい。

かつて、マストドンなどの巨大なゾウの頭骨を発見した昔の人々は、これぞ神話の単眼巨人サイクロプスの頭骨だと勘違いしたのである。

ゾウの実物を見たことのない人々が、ゾウの化石の巨大な鼻腔を単眼の眼窩と勘違いした可能性があります。

あらためて、ゾウの頭蓋骨です。
頭の中央にある鼻腔は、何も知らなければ眼窩に見えます。

1300年代頃、シチリア島と地中海の幾つかの場所で、象の祖先とみられる化石が発掘された。この化石を当時の古代ギリシャ人の話しと照らし合わせてみると、実にサイクロプスに似た姿をしているのだ。

今でも多くの場所で見る事が出来るこの化石の鼻腔には大きな穴が開いており、象の鼻がしっかりと収まるような構造になっている。

イギリス・ロンドンの自然史博物館にある「サイクロプス」像。

単眼巨人のサイクロプス像が、ロンドン自然史博物館に展示されています。博物館のエントランスの一つにモニュメントとして飾られています。もちろん神話の一つ目の巨神ですから架空の姿です。

なぜ、自然史博物館に神話の像が飾られているのか。実は、象徴的なモニュメントは、サイクロプスがゾウの頭蓋骨化石に由来するという人類の歴史を示しているのです。

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