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日本共産党、志位委員長が天皇の代替わり儀式に疑義。何が問題なのか?

日本共産党の志位和夫委員長が天皇の『代替わり』の儀式に申し入れを行ったことに関する詳細や背景などをまとめています。

更新日: 2019年04月24日

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thunderxさん

日本共産党の志位和夫委員長が天皇の『代替わり』の儀式に申し入れ

共産党の志位和夫委員長は22日の記者会見で、天皇陛下の退位に伴う新天皇即位の儀式について、憲法の国民主権と政教分離の原則に沿って見直すべきだと表明した。

政府だけで決めるのではなく、国会の全党派で議論する場を設けることも提案した。

申し入れでは「提案は天皇制反対の立場ではなく、憲法の原則にふさわしい行事にすべきという立場からのもの」とも付記した。

天皇の代替わりの儀式について、志位委員長が意見を述べたようです。

代替わりの儀式とは?

今回の天皇の「代替わり」の儀式は、政府が1989年から90年にかけて行った「平成の代替わり」の儀式を踏襲しようとしていることが伝えられている。

とくに、前回の「代替わり」では、「剣璽(けんじ)等承継の儀」「即位後朝見の儀」「即位礼正殿の儀」「大嘗(だいじょう)祭」などの儀式が国事行為や国家的行事として行われた

今回問題にされた儀式は、「剣璽等承継の儀」「即位後朝見の儀」「即位礼正殿の儀」「大嘗祭」の4つのようです。

一体何が問題?

それは前回の儀式が、明治憲法下の絶対主義的天皇制のもとで公布された旧皇室典範と登極令を踏襲したものであったということです。

いずれも、天皇神格化と国家神道を徹底する立場から、明治期につくられたものです。
そして、いずれも、現行憲法のもとで廃止・失効しているものです。

儀式の根拠となった文書は、現在では失効しているようです。

国家神道とは

明治維新後,天皇統治体制のもとに,国家によって形成され,振興された国民宗教。

国家神道では政治的元首である天皇が最高祭祀者として祖神を祀るので,天皇と祖神の崇拝,国家主義思想がその重要な思想となる

満州事変から第2次世界大戦にかけて国家神道は強化され,超国家主義思想と聖戦思想の根拠とされた。

日本が悲惨な戦争に踏み切った思想的根拠のひとつと言えるでしょう。

大戦終了後,占領政策の一つとして政教分離が行われ,国家神道は解体した。

政教分離とは

日本では明治以来、国家と神道が結びついていたが、第2次大戦後、GHQ(連合国軍総司令部)による神道指令(1945年)で、国家と神道が分離された。

政教分離が本格的に確立したのは、戦後発布された日本国憲法においてである。

日本国憲法のもとにおいて、政教分離は確立されています。

国民主権とは

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