1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

被災地で数々の人の心を癒した『風の電話』...老朽化で崩壊危機の状況か

会えない相手に想いを伝える『風の電話』が老朽化の影響で崩壊してしまう可能性があります。

更新日: 2018年03月28日

8 お気に入り 13700 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

佐々木さんが建てた『風の電話』が崩壊危機と聞きました。国が補助して建て直すことを検討してほしいぐらい価値のある建物だと思います。

▼風の電話とは

岩手県大槌町の高台に電話線がつながっていない電話ボックスがある。遺族と亡くなった人の想いをつなぐ「風の電話」だ。

津波で多くの犠牲者が出た岩手県大槌町にある「風の電話」。同町のガーデンデザイナー、佐々木格さん(70)が震災翌月の2011年4月、自宅の庭園に設置した電話ボックスだ。

津波によって突然に家族と死別してしまった人たちが、亡き家族に語り掛ける場所となっています。

ハーバード大学では、命の尊さを学ぶために風の電話を題材に取り上げているらしい。

2010年冬、いとこを亡くした同町の庭師・佐々木格が、海辺の高台にある自宅の庭に白色の電話ボックスを設置し、どこにも電話線がつながっていないダイヤル式の黒電話「風の電話」を置いた。

その翌年、13mの並みが町を襲った。861人が亡くなり421人が行方不明である。被災地の中でも行方不明者が多い町だった。残された人のため風の電話を開放した。

これまでは、庭づくりも家づくりも自分個人や家族のためにやってきたが、震災以降は、「この生かされた命を、誰かの役に立つことに使いたい」と考えるようになったという。

山の上に置かれた電話。だれもが自由に使えて、今はそばにいない人と話すことができます。でも実はそれは電話線のつながっていない電話

電話ボックスには こんなふうに書かれています 。『風の電話は 心で話します 静かに 目を閉じ 耳を澄ましてください 風の音が または 浪の音が あるいは 小鳥のさえずりが聞こえたなら
あなたの想いを 伝えてください 』

あまりにも 突然 多くの命が奪われた。せめて ひとこと 最後に 話がしたかった人が たくさんいるはずだ。 気丈にしている人でも 実際は 心の中で 泣いている人が多い。

この電話で 心情を吐露することで 少しでも 苦しみから 楽になってほしい 。遺族と 亡くなった人のおもいを繋ぐことが 必要だと思った 。佐々木さんは そんなふうに思ったそうです

ノートにはすでに訪れた無数の人の思いが綴られている。東日本大震災からもうすぐ5年。復興が徐々に進んでも、大切な人を失いなかなか前に進めずにいる人たちが数多くいる。口に出すことのできない思いを抱える人たちにとって風の電話は大切な支えになっている。

風の電話には男の人たちが多く来ているという。男の人たちには弱音と思うことを言わない文化が強く働き、家族にだけ話して来たことも多いだろう。

電話ボックスの中で大声で泣く人。一人静かにひっそりと帰る人。2回、3回とやってきて、やっと受話器を手に取る人……。佐々木さんは訪れた人たちに無理に話しかけずに、静かに見守ってきました。

返事のない受話器の向こうにひとしきり話し続けたあと、ひと息ついて顔を上げて受話器を置く。「また来るね」と言う人もいる。そうして気持ちに一区切りつけて、電話ボックスの外という日常にまた足を踏み出す。

▼そんな『風の電話』が崩壊危機にある。

線の繋がっていない黒い電話と、かわいい電話ボックス、もう、話す事の出来ない人との心の電話、その電話ボックスが北日本方面に吹いた強風で、倒れたそうです。

夕方4時半頃には電話BOX内の整えと、日めくりをして家に入りました。この時までは健在でした。今朝になり、何気なく見た景色に電話BOXは無く無残に散らばっていました。

横倒しになって全壊しており、持ち主の佐々木格さん(69)は「心の傷ついた人が多く来るのにこんな姿では申し訳ない」と嘆いていた。

東日本大震災で被災した岩手県大槌町で、会えなくなった人に思いを伝える「風の電話」のボックスが、老朽化して壊れる寸前になっている。

しかし、電話ボックスはもともと室内用に作られたもので、佐々木さんがペンキを塗るなど補強したが、風雨や潮風で木材や金具の腐食が進んだ。

15年1月には強風で電話ボックスごと吹き飛ばされた。特に土台に接する木材が腐っており、「年内もつかどうか。腐食しにくいアルミ製に取り換えたい」と話す。

1