容量を減らしてこっそり値上げ「ステルス値上げ」にご用心を
ガソリンや食料品など相変わらず値上げが相次いでいますが、中には内容量を減らしながらも価格を据え置くことで消費者に気付かれないように値上げを実施する「ステルス値上げ」を行う企業が増加しています。
更新日: 2018年04月06日
ガソリンや食料品など相変わらず値上げが相次いでいますが、中には内容量を減らしながらも価格を据え置くことで消費者に気付かれないように値上げを実施する「ステルス値上げ」を行う企業が増加しています。
更新日: 2018年04月06日
■雪印メグミルクが家庭用チーズで大規模な値上げ
雪印メグミルクは5日、家庭用チーズのほぼ全品にあたる59商品を5月1日から4~17%値上げすると発表した
物流費や人件費の高騰に加え、4月からチーズ向け生乳の価格が上がったため
去年も一部の商品で値上げをしましたが、主力の商品を含めた大規模な値上げは3年ぶり
■一部の商品では値段は据え置きだが容量を減らす「実質値上げ」も
このうちナチュラルチーズ3品は、容量を約14%減らす実質値上げを順次行う
乳製品をめぐっては、今月、明治もヨーグルト2商品を実質値上げしていて、今後、値上げの動きが広がる可能性もあります
■近年、このような「サイレント値上げ」の動きが広がっています
値上げを発表する企業がある一方で、値段を据え置いたまま内容量を減らして販売を行っている企業やメーカーもあります
家に帰って中身を確認してみたら、実は以前よりも内容量が少なかったということもある
この値上げ手法は「サイレント値上げ」や「ステルス値上げ」など言われています
■消費者は容量には意外と鈍感?
値段が同じなら、いちいち容量までチェックしている人は少ない
値上げするときに露骨に価格を上げてしまうと、購入離れが起きてしまうので価格はそのままで、容量を減らして製造コストとのバランスを調節している
「値段に敏感、量に鈍感」という消費者心理の落とし穴を突かれている
■悪質な場合は「値下げ」に便乗して「実質値上げ」をするケースも
昨今、あらゆる商品が増税や製造コスト、企業努力等の要因により減少しています
価格を下げ、それ以上に容量を減らす(実質的には容量あたりの価格は上がる)ようなさらに手の込んだ手法もあります
■このような「こっそり値上げ」は消費者にどう映っているのか?
昔食べていた子ども向けお菓子の内容量が如実に減っているのを見ると、わびしい気持ちになる
「ステルス値上げ」の印象は決していいものではなく、それならむしろ潔く値上げしてほしい
消費者や店舗からは厳しい声があがっている
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