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『マハーバーラタ』とは

『マハーバーラタ』(サンスクリット語: महाभारतम् Mahābhārata)は、古代インドの宗教的、哲学的、神話的叙事詩。ヒンドゥー教の聖典のうちでも重視されるものの1つで、グプタ朝の頃に成立したと見なされている[注釈 1]。「マハーバーラタ」は、「バラタ族の物語」という意味であるが、もとは単に「バーラタ」であった。「マハー(偉大な)」がついたのは、神が、4つのヴェーダとバーラタを秤にかけたところ、秤はバーラタの方に傾いたためである[2]。

『ラーマーヤナ』とともにインド二大叙事詩と称され、インド神話を構成する重要な文献の一つある。また、世界3大叙事詩の一つともされる(他の二つは『イーリアス』『オデュッセイア』)。

全18巻、10万詩節を超えるその長さは聖書の約4倍。原典の日本語訳はいまだ完結していません(英語訳の重訳では読むことができます)。でも、インドでは誰もが知っている話で、TVドラマや映画にもなっています。

神々が人間界をつくり出すところから始まり、中心となっているのは、バラタ族のなかのカウラヴァ家(クル家)とパンダヴァ家(パーンドゥ家)の対立です。

『マハーバーラタ』のあらすじ

バラタ王の子孫のクル族は、代々クルクシェートラを治め、ハスティナープラの都に住んでいた。クル族の末裔シャーンタヌ王にはガンガーとサティヤヴァティーの2人の妃がいた。ガンガーとの間にはビーシュマという王子が、サティヤヴァティーとの間にはチトラーンガダーとヴィチトラヴィーリヤという2人の王子が生まれたが、ビーシュマは生涯王位につくことを放棄したため、シャーンタヌ王の死後、チトラーンガダーが王位についた。ところが、チトラーンガダーは戦争で死んでしまい、後継ぎがいなかったので、弟のヴィチトラヴィーリヤが王となった。

ヴィチトラヴィーリヤ王にはアンビカーとアンバーリカーの2人の妃がおり、アンビカーからはドリタラーシュトラが、アンバーリカーからはパーンドゥが生まれた。兄のドリタラーシュトラは盲目だったため、ヴィチトラヴィーリヤ王の死後は弟のパーンドゥが王位についた。

ある日、パーンドゥ王が狩りに出かけ、交尾中の鹿を射た。ところがその鹿は聖仙が変身した姿であり、死ぬ間際に聖仙はパーンドゥに「おまえは妻と交わったら死ぬ」という呪いをかけた。パーンドゥは出家しビーシュマに王国を任せ、2人の妻たちと共に森の中で隠棲生活を送った。
 パーンドゥは未だ息子にめぐまれていなかった。2人の妻クンティーとマードリーは、呪いのためパーンドゥとの子供を作ることができなかったため、クンティーが若い頃会得していた、神々の子を授かる呪文・マントラを唱えて子供を身篭った。
 クンティーの子が、ユディシュティラ、ビーマ、アルジュナ。マードリーの子がナクラ、サハデーヴァである。彼らがパーンダヴァ五王子と呼ばれた。

クンティには太陽神との間に生まれた子もいました。若かったクンティがそっと川に流してしまったその子「カルナ」は、貧しい御者のアディラタ夫婦に育てられました。太陽神の子であるカルナは、生まれながらに耳輪を身につけていました。

パーンドゥ退位後、盲目の兄ドリタラーシュトラが即位する。
 ドリタラーシュトラは妃ガーンダーリとの間に百人の息子と一人の娘をつくり、その長男はドゥルヨーダナといった。これがカウラヴァの百王子である。

パーンダヴァの5王子は母と共にドリタラーシュトラのもとに預けられ、カウラヴァの100王子と共に育てられた。ところが、学問でも武術でも、パーンダヴァの5王子の方がカウラヴァの100王子より勝っていたので、100王子は5王子を妬み始めた。

そしてついに、クルクシェートラで戦いの火ぶたが切って落とされました。カルナはドゥルヨーダナの側につき、宿命のライバル、アルジュナら五王子と対決することになります。

アルジュナが戦いを前に、親族でありながら敵対し戦うことの虚しさを嘆くのを聴き、賢者クリシュナが語りかける巻を指します。神へ通じる道として、執着を捨て、もろもろの行為をせよとクリシュナは説きます。アルジュナはすべてを神クリシュナに委ねます。

この時、クリシュナは「道徳的義務を遂行する自分のダルマを果たすべきで、友人や知人の死で苦しんではならない。彼らは肉体の死によってその病んだ魂を純粋平和な世界へ開放することが出来るのだから」と説く。
この場面は「バガヴァッド・ギーター」と呼ばれる。

クルクシェートラの戦いでカウラヴァ王家は全滅する。カルナはアルジュナによって殺され、昇天して太陽神スーリヤと一体化した。ドゥルヨーダナはビーマに殺された。ドローナは、ユディシュティラに捕まえられたところをドゥリシュタデュムナに殺され、悲報を聞いたアルジュナは師の死を悼んだ。

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