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GOINGさん

目次

第1章「基本姿勢」
1. 体勢
2. 腹式呼吸
3. 丹田
4. アゴ
5. 口の開き方
6. 口の中の空洞、喉の開き方
7. 鼻腔共鳴
8. 舌
9. 脱力

第2章「実践」
1. ストレッチ
2. タングトリル、リップロール、ハミング
3. 発声練習

第3章「知識」
1. ボイスの種類
2. 歌のための飲食物
3. その他の練習法
4. 参考文献

第1章「基本姿勢」

歌う体勢

胸式呼吸と腹式呼吸の違い

まず胸式呼吸と腹式呼吸の違いを理解しなくてはいけません。
胸式呼吸とは、いわゆる全身呼吸です。
激しいスポーツをした後、息が上がります。
その際、肩が動いたり、頭が揺れたり、うなだれたり…とにかく全身が酸素を欲する状態になります。
それが胸式呼吸です。

腹式呼吸が歌に向いている理由は以下の通りです。

①息を吸う際の0.5秒あたりの呼吸量が多い
②お腹周りしか動かないので全身が安定しリズムがブレにくくなる
③アタックのある発声を促進
④声を共鳴させることが出来る

『人体(上半身)=スポイト』

だと考えてみて下さい。
息を吐く時、下腹部(丹田)に力を入れます。
下腹部の凹みと同時に、横腹の腹横筋は外側へ押し出され、下腹部全体の容積が狭まる為、横隔膜が上部へと押し上げられます。
下腹部にある腸などの臓器が筋肉を委縮させることで圧迫され上に押し上げられる。それと同時に横隔膜も上へ押し上げられるということです。
横隔膜と肺はほぼ連結しているので、横隔膜が上がり、肺が圧縮されて鋭いパンチのある空気が口から出て行くのです。
息を吐く時はスポイトと比較すると、あの赤いゴムの取っ手の部分を指の力を使って潰した状態と言えます。
そうするとスポイトの中の空気は外に出ないわけにはいかなくなりますから、空気が管を通って外に出て行く、つまり腹式呼吸はスポイトと同じ原理ということになります。

―腹式呼吸で息を吐く時の注意点―
*横隔膜は下腹部(丹田)を凹ませて上へ押し上げること
*下腹部と腹横筋は連動して硬くなること(下腹部は凹み、腹横筋は外側へ押し出る)
*肩が揺れないこと(全身がぶれない)

―腹式呼吸で息を吸う時の注意点―
*背中まで弛んだことを確認すること
*普段のお腹の形状まで戻すこと…あまり膨らませ過ぎると力むので腹式呼吸として成立しない

吸ったら支えよう

せっかくきちんと腹式呼吸で息を吸うことができても、その吸った息をコントロールできなければ全く意味がありません。吸った息は無駄にもれていったりしてしまわないように、お腹でしっかりと支えましょう。吸うとお腹周りが膨らんでくるので、その形をなるべく崩さないようにキープしておきます。その時に腹筋や背筋を使っていると思います。それが『支え』です。それができたら、お腹をある程度そのままの状態にしたまま、息を一定にはいていく練習をします。その際に、前歯と舌の先で抵抗をつけるようにして、英語の「S」を発音するような形で「スー」という息の音を出してみてください。これで息に抵抗ができるので、声を出している時と似たような感覚で息をはくことができます。声を出して練習する時も、お腹を支えた状態である程度声を出し続けられるように練習して下さい。ただし、息を吸いすぎてパンパンの状態にしてしまうと支えるのが大変になってしまいますので、数量は7割~8割程度で大丈夫です。

丹田をキープする

お腹の支えとは、ざっくり説明すると、丹田(おへそから5cmくらい下のポイント)がしぼんでしまわないようにキープしておくこと。
腹式呼吸をすることを大前提でお話してしまいますが、腹式呼吸をするとお腹が膨らみます。
その膨らんだお腹を声を出す時にベコっとへこましてしまうと、支えが無くなった状態になります。
息が無駄に出てしまったり、声帯が閉じにくく弱々しい音になったりします。
なので、声を出しながらもある程度お腹を膨らんだ状態で保っておく。これが支えです。
さすがに声が出ている間ずっと張っておくのは不自然なので、特に起声時、声を張りたい時、高音を出したい時などに意識して「支えて」みてください。

腹式呼吸の練習法

椅子に座って前にかがむことです。
その際に足は「ダラっ」と開いて肘を両膝に付けて下さい。
この姿勢により、上半身も下半身も固定された状態になります。
つまり、この姿勢だと腹部以外は固定されて動かすことが不可能な状態になるため、無理やり腹式呼吸で息を吸える姿勢だと言えるのです。

腹から声を出す

丹田→横隔膜→声帯→頭の天辺
に、まっすぐな一本の筒があるイメージをしてみてください。
グニャグニャ曲がるホースではなく、まっすぐな筒です。
その筒は、通常だと直径5cmです。
その5cm筒のイメージを直径10cmまで広げ、筒の下部(丹田)から上に向けて声を出してみてください。
声、太くなりませんか?
お腹から声はでませんが、これがよくボイストレーナーが伝えようとしている、喉を開いてお腹から声を出している状態です。

人間には7つのチャクラがあると言われています。
一番下のチャクラは、仙骨のあたり。
その上は丹田のあたり。
その上はみぞおちのあたり。
その上は胸のあたり。
その上は、喉。
その上は眉間。
その上は頭のてっぺん。

お腹から声を出す練習法とやり方
1. まず、お腹(丹田)の辺りから頭のてっぺんまで真っ直ぐな筒があるのをイメージしてください。
2. 丹田のところには、オレンジ色の光があるのをイメージします。
3. 喉には水色の光をイメージします。
4. まずは、イメージの中で丹田のオレンジ色の光を強く輝かせ、声を出します。その時に喉にある水色の光も強く輝き、丹田と声帯が連動します。
5. 水色の光が大きくなると、体のラインにある筒が振動し、ライン上にあるチャクラが共鳴し初めます。
6. すると、一番下から一番上までの7つ全てのチャクラの光が強くなり輝き出します。

筒をイメージでお腹と声帯を連動させることによって、楽に声が出ませんか?
声を出すというとき、このイメージをすることによってからだ全体から声が出ているように感じることができます。

アゴ

いわゆる歌の上手なシンガーさんたちは、みなさんすごく口(アゴ、喉)が開いてます。
歌唱力のある歌い手で、口を小さくボソボソ動かして歌う人はまずいないでしょう。
カナダとアメリカに行ってボイストレーニングを受けてきた時に、現地の先生たちもみなさん口をそろえて同じことを言ってました。
言い方としては、支えのことは「breath support」(息の支え)、喉を開けることは「drop your jaw」(アゴを落とす)などの表現で言ってましたね。

「顎を出して歌うのではなく、顎を引いて歌いなさい」と習った事はありませんか?
ですが、実を言うと、「顎を引く」という行為は非常に誤解が生まれやすく、
本当の所は、「顎の力を抜き、アゴを落とす」。

顎の力を抜き、顎を落とすというをやってみましょう。
口の中、一番奥の上下右左(計4本)の歯を意識してみてください。
その四本の奥歯の少し奥に、顎の力をつかさどる筋肉があります。
その筋肉の力を抜いてください。
そのあとに、下あごの力を全部抜いてください。舌唇から舌全体、顎が外れてしまったかのように感じるくらいまで。
どうですか?自然と顎がカクンと落ちませんか?
これが顎の力を抜き、顎を落とすという行為です。

響く声は口を開けずに顎をさげる。
あまり口の前を開けずぎると、響きが散ってしまい、かえって声が通らなくなってしまうということがあります。
口が開いている、というよりか、口の中が開いているほうが良いのです。
顎を少し前に出すように下げて、「受け口」に近い感じで顎を下げるようにしていました。だから、発声のときだけは少し受け口になります。そういえば、良い歌手の顔を見ると、顎が後ろに引いている人はほとんどおられません。

「下顎」
歌っている時に顎の裏(喉仏の上の部分)を触ってみましょう、ぷにぷにしていますか?固くなってたら力入ってます。

「下顎の脱力」
・喉ぼとけの少し上の部分 ここは普段は柔らかく、力むとすぐに硬くなるため自分で歌ている時に触ってみれば力んでいるかどうか簡単にわかります。
・下顎の付け根の部分 この部分は顎下の部分と連動して力が入りやすく、普段歌っている時は気が付かないかもしれませんがちょっと意識をしてみれば力が入ってるのかどうかは自分で感じられると思います。

口の開き方

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