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Caigentan55さん

日本古典三大随筆の1つとして有名な「方丈記」の作者鴨長明は、不遇な人生と時代背景、そして天災や人災の遭遇の経験により、世の中に嫌気がさし、そして無常を感じて、今で言う究極のシンプルライフつまり隠者の生活に至りました。その中で書き記したこの随筆には、世知辛い現実をあぶり出し、現代を生きる私たちにも参考となりうる名言がちりばめられています。

【名言1】

“いきほひあるものは貪欲ふかく、ひとり身なるものは人にかろめらる”

訳:権勢がある者ははなはだ欲がふかく、縁者のいない孤独な人は他人に軽んじられる。

勢いがある人と孤独な人についての名言です。

【名言2】

“財あればおそれ多く、貧しければうらみ切なり”

訳:財産があればそれを失う心配が多くなり、貧乏であれば人をうらやむ思いがはなはだしい。

財産持ちである場合と貧乏な場合についての名言です。

【名言3】

“人を頼めば、身、他の有なり”

訳:他人の世話になると、自分の身は、その世話人の所有になってしまう。

他人の世話になったときの自分の身の状態の名言です。

【名言4】

“人をはぐくめば、心、恩愛につかはる”

訳:他人を世話すると、自分の心は、恩情にしばられて自由でなくなってしまう。

他人を世話したときの心の状態の名言です。

【名言5】

“世にしたがへば、身くるし。したがはねば、狂せるに似たり”

訳:世間の常識事・慣習に従えば、それにしばられて苦しくなってしまう。従わなければ、まるで気が狂っているかのようにみえてしまう。

世間との付き合い方についての名言です。

【名言6】

“それ、人の友とあるものは、富めるをたふとみ、ねむごろなるを先とす。必ずしも、なさけあると、すなほなるとをば愛せず”

訳:そもそも人として友人関係にあるものは、裕福であることを尊び、手厚く親切に扱うことを重んじる。必ずしも人情の厚い人や心がまっすぐな人を大事にするというわけではない。

友人関係とはどうあるべきかを問うているかのような名言です。

【名言7】

“人を悩ます、罪業なり”

訳:他人を(酷使して)苦しめるのは、罪深い行いである。

他人を(酷使して)苦しめることの罪深さについての名言です。

【名言8】

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