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牛肉を食べるなら今のうち。中国の影響で牛肉が値上がりする可能性が高くなってきた。

中国がアメリカ産牛肉の輸入を解禁したことで高止まりしている輸入牛肉価格。人件費上昇もあいまって牛丼チェーンでも値上げに踏み切るところがでてくるなど、外食業界に影響がでてきています

更新日: 2018年05月05日

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輸入牛肉が高くなっても主力商品の値上げを据え置いた牛丼チェーン。しかし、いずれ牛肉全般が値上がりしてしまう可能性は高そうです。

moruzibu21さん

激しい値下げ競争が行われ、デフレの象徴、勝ち組といわれた牛丼業界。

最古の牛丼チェーン・吉野家の「牛丼並」は物価上昇に伴って1990年まで値上げされてきた。しかし2001年に吉野家は280円への値下げを敢行。

「吉野家が示した『280円』をガイドラインに、どの企業も地域限定値下げや割引などでとことん価格を絞る泥仕合を演じた。

一方で積極的な出店は続けていたから、そのコスト増大分はとうてい、原料費の切り詰めや人件費のカットでは追いつかなかったんだろうな」

最近、牛肉価格の高止まりや、人件費上昇を理由にすき家と松屋が値上げに踏み切った。

すき家を運営するゼンショーホールディングスによると、29日から牛丼の中盛と大盛を470円から480円に10円値上げ、特盛と牛丼メガは50円値上げする。

2017年11月22日付記事。

同社発表によると、米国産牛肉の牛丼用部位の価格は前年同期より42%上がっており、米の価格も前年同期比9%上昇。パート・アルバイトの募集時平均時給も前年同期比2.2%上昇しているという。

2018年3月20日、松屋フーズは原材料価格や人件費高騰を理由に、4月3日14時から「松屋」の一部商品を値上げすると発表した。『牛めし』はもちろん、カレー・定食・その他の丼が値上げ対象となるようだ。

ただ、両社とも主力商品の価格は据え置いた。

ただ、主力の牛丼並盛は売り上げへの影響を考慮して350円で据え置く。

この戦略が奏功し、すき家の既存店売上高(前年同月比)は17年12月が5.5%増、18年1月が7.5%増、2月4.9%増となった。店舗の賑わいによって18年のゼンショーHDの業績は増収増益を見込むこととなった。

プレミアム牛めし並盛を値上げしなかった理由について、「松屋で一番売れている商品であり、お客さまへの影響を少なくするため」(広報担当者)と説明する。

吉野家は値上げを行わず、牛肉を使用しないメニューを投入していく方針。

【新商品】吉野家 夕食限定の晩ごはんとして「炙り塩鯖定食」など発売 news.livedoor.com/article/detail… 脂ののった鯖の塩焼きを、提供時に客の目の前で皮面を炙り、パリパリに仕上げる。4月26日から販売開始する。 pic.twitter.com/kOS3OlTgL2

サバを使ったメニュー開発の背景には、実は米国産牛肉価格の高騰があります。17年6月に中国が米国産牛肉の輸入を解禁したことで、日本国内の米国産牛バラ肉の卸売り価格が高止まりしているのです。

河村泰貴社長は「原材料価格の高騰の影響は当然ある。輸入牛肉の相場に楽観的な見方はしていない」と牛肉価格の高騰を考慮し今後、牛肉以外の材料を使用したメニューも積極的に投入する姿勢を見せた。

『吉野家』は2014年に商品の値上げを実行しているが、その際に売り上げが下がってしまったことや、客足が遠のく不安もあるために、これ以上の値上げには踏み込まないとしている。

3社とも、過去に値上げで客足が遠のいたことがある。

牛丼に使われている「ショートプレート」と呼ばれる輸入の牛バラ肉は、2011年以降に米国で発生した干ばつの影響で出荷量が激減。その一方で、中国や東南アジアをはじめとした世界的な牛肉需要の拡大がある。

米国産牛肉の冷凍ショートプレート(バラ肉)の価格は、2013年9月の1キログラム当たり550円から2014年10月には1080円まで一本調子で上昇した。

7月に「プレミアム牛めし」を発売した松屋フーズ。冷凍肉から冷蔵肉に切り替え肉質向上を図り、並盛りの価格は380円と従来品から90円も値上げした。

牛丼業界は値段を下げ続けている。その結果、人件費にしわ寄せがいってお客にまずい牛丼を食べさせているなら本末転倒。「プレミアム牛めし」は売れて当然なんです。

コンサルタント金森努氏

高収益が期待されると思いきや、「牛肉価格の上昇で従来品と粗利は変わっていない」と緑川源治社長は実情を明かす。

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