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感受性が強いHSP(超敏感体質)とは?

人に対する感受性が強く、他人の感情をあまりにも敏感に感じ取ってしまうHSP(超敏感体質)は、日本人の5人に1人が該当するとされています。このHSPは発達障害や病気ではなく、あくまでも「体質」ですが、他人の感情を敏感に感じ取ってしまうためにストレスを多く抱えてしまうようです。

更新日: 2018年05月02日

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egawomsieteさん

■日本人の5人に1人が該当する「HSP」

「HSP」とは、ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly sensitive person)の略で、さまざまな刺激に過剰に反応してしまう「高度な感覚処理感受性」と呼ばれる気質および、そうした気質を先天的に有する人を言う言葉です。

アメリカの心理学者エイレン・N・アーロン氏が著書「ささいなことにもすぐに動揺してしまうあなたへ」で提示したと言われています。日本では2000年に翻訳発売されました。
心理学の概念・用語なので精神科の医師では知らない人がほとんどです。

HSP(超敏感体質)は人に対する感受性が強く、他人の感情をあまりにも敏感に感じ取ってしまうため、他人の負の感情を、まるで「トイレの消臭剤になった」ように、どんどん吸い込んでしまう存在。

ストレスから、肩こり、慢性疲労、虚弱など、原因不明の体調不良に悩まされている方も多いそうです。そのため、会社勤めや人に会うのがつらくなり、学校や会社ですり減った神経を回復するため、ひとりの時間が不可欠なのだそう。

・「言葉」にも敏感

例えばメールで「頭使ってね(^_^;)」という言葉に「なんかトゲがあるなぁ……」と過剰に気になり、その後も「相手がどうしてそう書いたか、あれこれ考え込んでしまう」そうだ。

「そのくらいは分かるよね。大人だから」や、「言葉通りの意味だけど?」といった相手のトゲを感じる話し言葉には、落ち込むことも。言葉そのものよりも、相手の顔色や声音、言葉の裏にある「感情的エネルギー」が気になってしまうそうです。反対に、自分の発言やメールにも気を遣います。「相手の気分を損ねないだろうか」と心配になってしまうのだとか。

■あくまでも体質なのがHSP

平均的な人よりも「敏感な神経を持つ」個体で、人口の15~20%が該当するそうです。人間以外の生物にも、同じ割合で感受性の高い個体が存在するとか。

 なぜそんな「生きづらい体質をもった個体」が存在するのかというと、環境の変化や危険などにいち早く気づけるためだそうです。隠れた脅威にすぐさま反応し、集団全体が危険にさらされる前に、警鐘を鳴らせるよう「超敏感体質な個体」が一定数いるのです。その他、集団の摩擦を緩和させる「潤滑油」のような役割もあります。つまり、HSPには社会的な存在意義があるのです。

■HSPの主な特徴

筋肉疲労も「刺激」となって、人の何倍もダメージを受けてしまいます

食べ物からの影響も受けやすく食事中・後に具合が悪くなる方も多いです

心は揺れやすく、非HSPが気が付かないことに気が付いてしまいます

これらは特徴のほんの一部で、非HSPとは全く違う数々の特徴があります

・自分の外の世界に対して注意深くなる

一度にあらゆる刺激を受け取るので、その分、注意深くなります。また危機管理能力もあり行動も慎重なので、何か新しい状況や環境に踏み入れるときには、とりあえず行動に移すのではなく緻密にあれこれ考えるのが特徴的です。

しかし、この能力は危険に遭遇する確率を低くする一方で、うじうじといつまでも考え込んでしまって行動が遅くなってしまう欠点もあります。

・感情的な反応が強く、共感力が高い

HSP気質を持つ人はそうでない人と比べて、ミラーニューロンシステムを含む共感を司る脳領域が活発に働いていることが確認されています。

ミラーニューロンシステムというのは、まるで鏡に映したかのように相手の感情を自分の感情のように捉える反応を示す脳機能システムと言われているものです。

ミラーニューロンシステムが活発に働くことで相手の感情に対して深い共感を示し、自分が相手の体験をしていないにもかかわらず、あたかも自分が体験したかのように感じ、その際生じる気持ちも含めて同調してしまう傾向にあります。

そのためHSP気質を持つ人はポジティブなことにはよりポジティブに、ネガティブなことにはよりネガティブに、感情的な反応が著しいのです。

・ほんの些細な刺激に対しても察知する

音や光、温度など外からの刺激に対する感受性が非常に高く、他の人が気にしない音でも気になってしまったり、匂いもほんのわずかな香りにさえ反応したりします。

過剰すぎる刺激から身体が疲れきってしまうこともあり、静かな空間や騒音が少ない自然豊かな場所を好みます。

・他人の気分に左右される

良くも悪くも周りの人の感情に左右されます。

例えば、ネガティブな相談をされると一緒に落ち込んでしまったり、ピリピリしている人の近くにいるだけで胃痛に苦しめられます。

逆に赤ちゃんや気分が最高にポジティブな人の近くにいるとそれだけで心地よい気持ちになれます。

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