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『ブラックペアン』だけじゃない!団体から「抗議」を受けたドラマまとめ

視聴率も好調な春ドラマ『ブラックペアン』だが、その内容について日本臨床薬理学会がTBSに抗議。フィクションが前提のドラマながら、時々勃発する各種団体からのこうした抗議やクレーム。打ち切りはまずないけれど、改変や規制を強いられることも。『明日、ママがいない』など、過去のそうした作品をまとめた。

更新日: 2018年09月24日

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aku1215さん

◆好調のドラマ『ブラックペアン』

“チーム・バチスタシリーズ”の作者としても知られる、海堂尊の小説『ブラックペアン 1988』を原作にしたTBS日曜劇場『ブラックペアン』が4月22日からスタートした。

傲慢な性格と言動により“オペ室の悪魔”と呼ばれる主人公・渡海が、「外科医の腕を必要としない」手術用最新医療器具の導入をめぐり、病院・研究室と製薬会社、医療機器メーカー、厚生労働省などとの癒着問題や不正を暴いていく、医療エンタテインメント。

25分拡大で放送された第1話の平均視聴率は、関東地区13.7%のほか、関西地区19.8%、名古屋地区17.9%、新潟地区24.0%など各エリアで高視聴率をマークした(数字はビデオリサーチ調べ)。

◆しかし、その内容について日本臨床薬理学会から抗議が寄せられた

日本臨床薬理学会が、ドラマ内に登場する“治験コーディネーター”の仕事に関する描写が実際の仕事とは異なるとしてTBSに抗議する意向を発表した。

劇中にはスーツをまとった加藤綾子演じる治験コーディネーターが登場し、医師を三ツ星高級レストランで接待したり、治験を渋る患者に“負担軽減額”として大金を手渡し、手術の同意を得るなどの場面が描かれていた。

「ドラマの演出上、登場人物の行動は、治験コーディネーターの本来の業務とは異なるものも含まれていますと断られてはいますが、第1話、第2話で描写された治験コーディネーターの姿は、現在、患者さんのために、医療の発展のために真摯に努力しているCRCの心を折り、侮辱するものであったと感じます」と批判している。

◆ネットではこれに対して賛否両論

放送後Twitterではこれらの描写に対し、「現実と違いすぎる」「知られる機会がない職種でデタラメを描かれると大迷惑」と批判が相次ぎました。

とはいえ、『ブラックペアン』はしょせんドラマ。フィクションを前提に作られているのは周知の事実ということもあり、抗議に対し疑問の声も集まっていた。

◆これまでも様々なドラマに各種団体が抗議をしてきた

タイトルにクレームがついて内容まで変更になった

▼『サヨナラ、きりたんぽ』→『サヨナラ、えなりくん』(2017)

原作:秋元康
脚本:喜安浩平、松本哲也
出演:渡辺麻友、えなりかずき、池田成志

テレビ朝日系で放送予定だったドラマ「サヨナラ、きりたんぽ」のタイトルについて、「きりたんぽ」のイメージを損なう恐れがあるとして秋田県などが抗議。

ストーリー説明に、男性の下腹部を切り取り殺害した「阿部定事件」(1936年)を思わせる描写があり、秋田県などがタイトル変更を申し入れ。

これを受け、テレ朝側はタイトルの変更を決定した上で、対応を協議。結果、内容を大きく変更し、「婚活中のヒロインが男たちの本性を見抜いていく、痛快コメディ」に落ち着いた。

スポンサーがCM自粛する事態となった

▼『明日、ママがいない』(2014)

脚本:野島伸司(脚本監修)、松田沙也
出演:芦田愛菜、鈴木梨央、三浦翔平、三上博史

実在の児童養護施設から内容・表現に対する抗議があり、スポンサーがCMを自粛。放送中止の声も上がる異常事態となる。

放送倫理・番組向上機構(BPO)が「全体として視聴者に受容される内容になっていった」とのコメントを公表したが、見る側にショックを与える内容に問題がなかったとはいえない。

2月上旬になって、日本テレビが内容を改善する方向を示したことにより、その後、騒動は一応沈静化した。また内容も、途中から明らかに登場人物たちの言動がマイルドになった。

「抗議があればスポンサー企業はCMを見合わせ、テレビ局はフィクションであるドラマの内容も修正する可能性がある」という前例をつくってしまった。

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