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それでもファーウェイ買いますか?・・・華為技術スパイ疑惑問題

スマートフォン・シェア世界3位の中国の華為技術有限公司(ファーウェイ・テクノロジーズ)ですが、同じく中国の中興通訊(ZTE)とともに米国連邦通信委員会より調達禁止の規制がかかることが報道されました。その理由は「スパイ疑惑」ですが、その経緯と真相に迫ります。

更新日: 2018年05月10日

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信頼できる報道記事のみで構成しています。

jinstさん

■魅力的なファーウェイの最新機種ですが・・・

ファーウェイ 2018年夏モデル
Androidスマートフォン「HUAWEI Mate 10 Pro」

AIプロセッサー内蔵した新世代スマートフォン。バージョンアップしたLeicaのダブルレンズカメラも搭載し、18:9の超ワイドスクリーン圧倒的な画質を提供。
高性能カメラで素早くキレイに撮影。大容量バッテリーと急速充電、高性能CPU搭載。

■米国ではファーウェイをめぐってこんな動きが

□米連邦通信委員会(FCC)の「調達禁止」決定

米連邦通信委員会(FCC)は26日、外国企業からの通信機器やサービスの購入を禁止する新規制を提案した。背景には外国製通信機器を通じたスパイ活動に対する懸念の高まりがある。中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は米市場参入を目指すが、参入を阻む包囲網は着々と敷かれつつある。

□FBIも調査に乗り出す

華為技術(ファーウェイ)が米国のイラン制裁に違反した疑いがあるとして、米司法省が同社の捜査を進めていることが分かった。
華為の取引を捜査しているのは司法省の監督下にある連邦捜査局(FBI)。今回の捜査は、最終的に中国の中興通訊(ZTE)が罰金を科された制裁違反捜査がきっかけだったと関係者の1人が話した。

□米議会でも規制の動きが・・・

Huawei、ZTEの両社はスマートフォンが有名だが、ビジネスの中心はむしろテレコム・ネットワークに関連するデバイスの供給、運用にある。アメリカ議会に新たに提案された法案は、セキュリティー上の問題を理由として、連邦政府諸機関が両社製のネットワークデバイスを使用しているサービス・プロバイダーを利用することを一切禁止するものだ。

■なぜ、そんなことに・・・?

□発端は2012年に

米下院情報特別委員会は、中国の華為技術(Huawei)と中興通訊(ZTE)製のルーター、スイッチ等について、中国政府のスパイ行為やサイバー戦争に利用される可能性があるとして購入等を避けるべきとの報告書を発表した。

2012.10.09 WIRED NEWSより引用

昨年、米下院の情報特別委員会がこんな報告を行なっているのだ。
「中国のIT企業ファーウェイ社の製品が組み込まれた電子・通信機器が、米軍、政府、民間の電力、金融などのシステムを破壊したり、混乱を起こす恐れがある」

2013.12.26 Infoseekニュースより引用

マイク・ロジャース委員長が「ファーウェイの通信機器が真夜中に勝手に作動し、大量のデータを中国へ送信しているフシがある」と指摘。

2013.12.26 Infoseekニュースより引用

□問題は家庭用機器にも

2017年11月23日に、チェック・ポイントのセンサーとハニーポットが不審な挙動を知らせるセキュリティ・アラートを発しました。分析担当者が詳しく調査したところ、世界中のHuawei HG532で未知の脆弱性を悪用する多数の攻撃が確認されたのです。特にアメリカ、イタリア、ドイツ、エジプトなどで多くの攻撃が検出されています。

□その結果、米国政府は米国民にこんな呼びかけを

CIAと国家安全保障局(NSA)、連邦捜査局(FBI)、国防情報局(DIA)の高官は、 13日の米上院情報委員会で証言に立ち、中国のスマートフォンメーカーは、米国人ユーザーの安全を脅かすとの見方を示した。
米国の民間人がファーウェイやZTEの製品やサービスを使うことを勧めるのであれば挙手してほしいという議員の問い掛けに対しては、1人も挙手しなかった。

■【実証】ファーウェイのスマホでは何が行われるのか?

□「エンドユーザソフトウェア使用許諾契約」

HUAWEIのスマートフォンを利用するときには、エンドユーザーソフトウェア使用許諾契約が締結されます。この契約条項に合意しないとHUAWEIのスマートフォン(正確にはスマートフォンのソフトウェア)は利用できません。したがって、両者の合意という形式ではあるものの、ほぼ自動的にこの契約は締結されることになります。

□その第6項「データ利用に関する同意」には

6.1 ユーザーは、当社およびその関連会社/ライセンサがユーザーの端末からデータを収集・利用することに同意するものとします(技術情報、連絡先情報、SMS/音声メッセージなどを含みますが、これらに限定されるものではありません)。

□さらに驚愕の内容が・・・

6.3 ユーザーの端末から収集された全てのデータは、ユーザーの居住国以外の国で処理されたり、ユーザーの居住国以外の国で当社およびその関連会社/ライセンサに転送される場合があります。これは、ユーザーが当社製品およびサービスを利用している国以外の他の管轄地からデータの転送またはアクセスが可能であることを意味します。

注意すべきは、「収集・利用されるデータがスマホの個人情報を含む全てのデータであること」と「当社およびその関連会社/ライセンサ」に利用権があることです。

■ファーウェイのプライバシー・ポリシーはどうなっているの?

□「プライバシーへの配慮」ファーウェイ幹部の説明は・・・

プライバシー関連で法整備が一番進んでいるのはヨーロッパの国々ですが、弊社ではヨーロッパ連合(EU)の法令に準拠する形でプライバシーポリシーを設定しています。他国でもプライバシー保護法令を作る動きがありますが、弊社では特に厳しい基準に合わせて管理するようにしています。

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