マジかよ。世界と「性教育」を比較してみた結果…

東京都の教育委員会を発端に、「性教育」についての議論が巻き起こっています。「遅れている」と言われがちな日本の性教育ですが、具体的に世界とどう違うのかを調べてみました。

更新日: 2018年05月24日

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この記事は私がまとめました

「オランダ」の性教育は4歳から

思春期を迎える前の時期から、性は食事や睡眠と同じように日常生活の一部であり、ごく自然で当たり前のことだと教えられます

性に関する正しい情報収集の仕方・意見形成や意思決定の仕方・他者(の価値観)の尊重等、生活態度やスキルを学ばせる幅広い内容

「キスしてもいい?」と尋ねられたら、「キスはイヤ。握手ならいい」という風に、肉体的な接触に対して「ノー」と拒否してもいいんだということを子供に教える

小学校によっては高学年でバナナを使って実際に避妊具を被せる実習を行う

中等教育に入学後の12歳から14歳ころまでには、避妊に関してや性感染症のリスクといったような多岐にわたる内容を学ぶ

こうした教育は世界に広がってて…

【ドイツの場合】
1、2年生で妊娠や出産、子育て、そこでの父親の役割について、そして3、4年生で男女の体の違いや、思春期に起こる体の変化について

低学年から「父親の役割」を教える。

ユネスコが出している『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』を例に出すならば、性教育の開始は5歳から設定しています

責任についてしっかり教えることも特徴。

【フィンランドの場合】
親密さを深めていくプロセスを紹介し「交際のルール」や「性行為をはじめる適切なタイミング」「避妊」「性感染症」について、具体的な事例やスキルを紹介し、それぞれの責任について説いている

【イギリスの場合】
11~14歳の生徒が学ぶ「科学」の教科書では、男女の生殖器の機能や形状を細かく解説。性交についても図解で説明

【スウェーデンの場合】
コンドームのつけ方は学校でペニスの模型で学ぶ。男女を分けずに、コンドームを使うときは爪を立てないとか

【ドイツの場合】
同じ内容の知識を教わることで、思春期になっても女子と男子が互いの性別を過剰に意識することなく、勉強や遊び、あらゆる場面においても自然な形で男女が交流できる

一方、日本ではいまこんな議論が…

東京都議会で取り上げられ、都教育委員会は該当の区の教育委員会を指導したという。

例えば『高校生になったら性交してもいいかどうか』というテーマを立て、それについて8人くらいの代表生徒が意見を述べ、オーディエンスが意見を重ねていく

このような内容の授業が行なわれていましたが…

「性交」「避妊」「人工妊娠中絶」といった言葉を使って、こうした内容を説明した点が 「中学生の発達段階に合わない」 とし、課題があったと指摘

「それらの言葉は学習指導要領にない」と主張。

(例えば…)性感染症予防の文脈で「コンドーム」という言葉が出てくるが、避妊具としては基本的には教えられていない

「避妊」については基本的に教えない。

教えたら使いたくなるだろう。教えたらセックスしたくなるだろうという思いが大人たちの側、教育界、文科省にあるのだろう

では性教育先進国で問題は起きてる?

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