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耳掃除のやり過ぎが原因?耳の中にカビができる外耳道真菌症とは?

きれいにしているつもりで逆効果?耳掃除をしすぎると、耳の中にカビが生えやすくなるという外耳道真菌症は、そうしたごくありふれた行動が原因で発症する病気のようです。また、睡眠不足や疲労、病気やストレスで抵抗力が弱まっていると、感染しやすくなるようです。

更新日: 2018年05月20日

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egawomsieteさん

■2018年5月15日放送の情報番組「あさイチ」(NHK)での専門家の発言に、ネット上で驚きの声が!

15日放送の「あさイチ」では、「カビ」について特集。その中で、耳にできるカビが取り上げられた。番組によると、耳掃除のしすぎで傷ができると、「外耳道真菌症」という病気につながることがあるという。この病気は、かゆみや傷み、耳のつまり感、難聴などを引き起こすというものだ。

番組内で東京慈恵会医科大学・耳鼻科咽喉科学教室の福田智美さんは、

「耳掃除をしすぎて傷をつけますと、そこから耳の中の環境が変わるような炎症物質が出てきます。そうしますとカビが生えやすい環境のアルカリ性という状態に変わってしまうんですね」

と説明する。

福田さんのもとを訪れる患者は、「30代~50代の女性」が多いという。中でも子育て中の女性は要注意だ。

「子育て中のお母さんなどはストレスが多いと、耳が特に詰まってはいないけれども、ついつい触ってしまってかかる方は多いかと思います」

耳にカビができることについては、「耳にカビが生えるとか衝撃」「耳の中のカビ怖っ!!」「カビ生えるの!?ぎゃーー」など、ツイッター上で驚きの声が上がった。

・耳掃除は月1、2回で良い

また、福田さんは耳掃除の適正頻度については

「耳自体が自浄作用という耳垢を外に押し出す力を持っています。月に1~2回がよいかと思います」

と話す。これには「そんなに少ないの!?」「毎日やってしまう」など、少ないと感じた人が散見された。

スタジオゲストの女優・村川絵梨さんも驚いた様子で、

「かゆい時はどうしたらいいんですか?我慢?」

と疑問を投げかけると、専門家ゲストとして呼ばれた、医真菌学を研究する帝京大学大学院教授・槇村浩一さんは

「傷めるとますますかゆくなりますから、ちょっと我慢するのもいいですし、我慢できなかったら耳鼻科を受診した方がよいかと思います」

とアドバイスしていた。

■外耳道真菌症とは

外耳道真菌症は、耳の外側部分にあたる『外耳道』に真菌が発生することで起こる病気です。真菌とはいわゆる「カビ」のことです。

外耳道の皮膚は薄く、刺激に対して敏感です。耳かきや爪などで引っ掻いたりすると、外耳道に小さな傷ができます。その傷が炎症を起こすと「外耳炎(がいじえん)」になります。

そこへカンジダや、アスペルギルスなどの真菌が感染して増殖してしまうことによって、外耳道真菌症は発症します。

・感染のきっかけは免疫力の低下!

実は空気中にたくさん存在しています。

ふつうは、真菌が体の中に入ってきたとしても免疫力や抵抗力で、真菌を退治することができます。

しかし、睡眠不足や疲労、病気やストレスで抵抗力が弱まっていると、感染してしまいます。

一度感染してしまうと、真菌は繁殖を繰り返しながら広がっていきます

・症状

外耳道真菌症になると、外耳炎と同じように外耳が痛がゆくなったり耳だれが出たりします。この他、黄色や黒の菌糸を含んだ耳あかや白くてぽろぽろとした耳あかが出ることもあるでしょう。

耳の中が痛い、かゆい

耳だれが出る

耳が詰まる(閉塞感)

白・黒・黄色などの菌糸を含む耳あかが出る

外耳道が腫れる

■イヤホン・ヘッドホンの長時間使用している人は危険

カビは湿ったところを好んで繁殖します。イヤホンやヘッドホンをすることで耳の中の湿度が上がり、カビにとって好ましい環境が整えられてしまうのです。

■外耳真菌症を放置しておく弊害

真菌は炎症を起こす細菌やウィルスの中では、生命力が強い方です。ですから、放置しておくと外耳の中でずっと繁殖し続づける可能性があります。痛がゆさがずっと続き、真菌が他の場所まで広がる恐れもあるでしょう。耳の聞こえも悪化する恐れがあります。

また、外耳真菌症は通常の外耳炎と異なり、真菌が少しでも耳の中に残っていると再発をくり返すのです。ですから、耳鼻咽喉科で完治するまでしっかりと治療を受けましょう。

■外耳道真菌症の予防方法

耳掃除をし過ぎないことが予防になります

・耳掃除し過ぎない

耳掃除は、2週間から1か月に1度で十分です。毎日やっているという方は、まず耳掃除をする習慣をやめましょう。最初はつらいかもしれませんが慣れてくれば気にならなくなります。また、爪は短く切って外耳を傷つけないようにしてください。子どもの耳掃除をする場合も同様です。行う前によく手を洗って2週間に1度行うようにしましょう。

・耳かきの保管場所も大事

綿棒や耳かきは清潔な場所で保管しましょう。文房具などと一緒に無造作に保管しておくと、雑菌が繁殖しやすくなります。使った後は丁寧に汚れをぬぐい、ケースに入れて保管しましょう。綿棒を扱う場合は、手を洗ってから取り出してください。保管する際は、必ず蓋をしめておきましょう。

・体の抵抗力をつける

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