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日本や韓国が、北朝鮮の核の脅威にさらされる米朝首脳会談の中止

日本や韓国が、北朝鮮の核の脅威にさらされることは「(在日、在韓)米軍の脅威」にもなることから、「中国が好む」状態であると強調した。

更新日: 2018年05月26日

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米朝首脳会談の中止

Doragonflyさん

トランプ米大統領が6月に予定されていた米朝首脳会談の中止を決断したことについて、中国は、米朝間の仲介役の立場が維持されるとして「とても満足しているだろう」と述べた。

米議会の超党派政策諮問機関「米中経済安保調査委員会」委員で、中国の軍事戦略の専門家、ラリー・ウォーツェル氏が25日、東京都内で産経新聞のインタビューに応じた。

ウォーツェル氏は「中国の習近平(国家主席)や共産党政権は、米国や韓国が北朝鮮と直接交渉することが不満だ」と断言した。

日本や韓国が、北朝鮮の核の脅威にさらされることは「(在日、在韓)米軍の脅威」にもなることから、「中国が好む」状態であると強調した。

一方で、中国は「経済面で北朝鮮から全面的に頼られることを望んでいない」として、北朝鮮国内で進む“軍事から経済へ”と転換する動きを好意的に捉えているとも指摘した。

昨年5月ごろから既に「多くの軍人が軍に関与せず、食料を生産したり、道路建設などのインフラ整備に従事したりしている」という。

北朝鮮が示す非核化の意思に対しては、懐疑的な見方を示した。

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長については、「核抑止の重要性をよく理解している」人物であると分析。

中国に対する米国の安全保障政策に関しては、「今後状況は厳しいものとなる」と言及。

米国の対中強硬姿勢は、「トランプ政権内だけの雰囲気ではなく、米議会の傾向もそうだし、米国民の対中感情もそうだ」と述べた。

その上で、南シナ海で人工島の軍事拠点化を続けるなど「国際法を塗り替えることを望む」中国に、「米国は他の民主主義国家とともに対抗していかなくてはならない」と訴えた。

米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長との首脳会談を、依然として6月12日に行い得ると述べた。

ランプ大統領はホワイトハウス(White House)で「会談は12日に行い得る。彼らに話しているところだ」と語り、「彼らは(会談を)とてもやりたがっているし、私たちもやりたい。そのうち分かるだろう」と話した。

トランプ大統領は24日、来月12日に予定していた金委員長との首脳会談を中止する方針を表明。

金次官は25日に出した談話で、「朝鮮半島と人類の平和と安定のためにすべてを尽くそうとするわれわれの目標と意志には変わりがなく、われわれは常に大胆かつ開かれた心で米国側に時間と機会を与える用意がある」とし、対話を続ける意向を示していた。

トランプ米大統領は25日(米東部時間)、自身のツイッターに、「温かくて生産的な談話」として、「非常に良いニュース」と歓迎した。

北朝鮮の金桂官(キム・ゲグァン)第1外務次官が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の委任により発表した談話

アメリカはなぜこのタイミングで北朝鮮に揺さぶりをかけようとしたのか。その狙いはどこにあるのでしょうか。

北朝鮮のお株を奪う逆瀬戸際戦術で、今後、会談の余地も残しながら、その場合、譲歩を引き出そうというトランプ大統領の考えだといえます。

一方で、完全な非核化に向けた協議が非常に行き詰っていると指摘する関係者もいます。

そして、発表のタイミングは核実験場の爆破の直後でした。核実験場の爆破を一応、見届けて、さらに先日、3人のアメリカ人人質が帰ってきたので、一定の成果として今後もアピールできるというところも念頭にあったんだと思います。

トランプ大統領についてはホワイトハウス高官が、中止の理由として、北朝鮮の約束破りがあったと言ってます。

シンガポールで米朝の実務者協議をする予定が北朝鮮側が現れなかった。そして、この1週間、北朝鮮側が全然、連絡取れないと。さらに、この核実験場の爆破も当初は専門家を招待すると約束していたのに、結局、それもしなかったというふうに言ってます。

金委員長は当初は完全な非核化に合意するつもりであったと。

周辺の軍の関係者など、核・ミサイルを今、手放すべきではないと。その辺の意見に影響されて、態度を変えてきているんだというふうに指摘しています。この巻き返しによって北朝鮮が完全な非核化をやりたくないと。ですので、今の時点では首脳会談もやりたくないと

そういう本音があるので、北朝鮮が会談を壊してもいいからというので、この数日挑発に出てきたというような見方もあります。

一方で、25日、北朝鮮がマイルドな声明を出しました。この辺については見方が分かれているんですが、会談を中止になったのはあくまでアメリカの責任なんだと、国際社会にアピールして今後、中国など支持を得ていこうと。そういう狙いもあるという指摘も出ています。

外国メディアに公開された北朝鮮の核実験場の爆破作業について、映像を見た専門家は、短期間で修復できる可能性を指摘した。

北朝鮮で軽水炉建設を進めていたKEDO(=朝鮮半島エネルギー開発機構)の元安全担当部長で、北朝鮮に50回以上渡航した黒木昭弘氏。坑道の入り口が破壊されても、内部の状況によっては修復は容易だと指摘する。

日本エネルギー経済研究所・黒木昭弘常務理事「3か所の坑道の入り口が完全に破壊されているのは確認できる。

ですが、どこまで坑道の奥まで北朝鮮が破壊したのかは、映像だけではさっぱりわからないというのが事実だと思う。核実験場で一番の難しいところ、高価なところというのは、一番奥の、まさに核爆発を起こすところ。奥を壊していなければ、修復はそんなに難しくないし、時間もかからない。おそらく数週間から数か月で修復は可能だと思う」

さらに、爆発前の坑道入り口の映像については…。

黒木昭弘氏「見てもらえればわかるのですが、穴以外何も無いですね。ケーブルも一切無い、配管類も全く無い。北朝鮮側も『全て解体・撤収した』ということになっているので、ただの穴を爆破したと」

北朝鮮から届いた映像に専門家が意外な指摘をしている。

核実験に必要な機材などは事前に撤去されていて、今後の核実験に活用される可能性があると指摘した。

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