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タバコの最も深刻なリスクは、あなたが周りを「イラ立たせてしまう」こと

要は単純、「くさいから嫌われる」「周りはイラ立つ」んです。健康論も重要だけど、怒りの原因としてはもう二次的なものになっているのでは?

更新日: 2018年10月14日

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この記事は私がまとめました

なぜタバコはこんなに周りをイラ立たせる存在になったのだろう?

これ、実は、遠い昭和を知る世代にとっては、とても不思議なことなんです。タバコを吸う人も吸わない人も、どちらにとっても。

いまはほんとうにたくさんの人が、タバコのにおいにイラ立ちます。

たとえば、禁止区域なのに歩きタバコで前をゆく人・・・その先の交差点で車に轢かれちゃえばいいのに!・・・って、あなたも時々チラリと思ってませんか?(笑)

やる気総研は、その理由をこうではないかと考えています。

「昔は誰もがタバコ臭かった」

吸う人も、吸わない人も「誰もが」です。昔は誰もが、多かれ少なかれタバコ臭かったのです。その人の服も、髪も、体も、持ち物も。

だからお互いに、それほど気にならなかったのです。タバコのにおいが。

なぜって、昔はタバコの煙を避けられる場所って、無かったんです。

オフィスも、街中も、電車の中も、飛行機の中も、病院も。

学校だって、職員室からは一日中猛烈な量でタバコの煙が立ちのぼっていました。

タバコ吸いながら教える先生もいましたね。

だから、休み時間に学生がどれだけトイレでタバコを吸っても、先生は気付けなかったんです。先生の鼻の穴の内側全体が、タバコのにおいの粒子だらけなんですから。

そんな時代に生まれた人は、生まれた瞬間から、タバコのにおいの粒子がたくさん漂う空間の中で育てられてきました。

なので、たとえ自分自身はタバコを吸わなくとも、その体の外にも内側にも、つねにたくさんのにおいの粒子が付着していたのです。

ある意味、タバコのにおいは、「万人の体臭」でもあったのです。昔は。

(赤ちゃんが眠る6畳間でタバコをプカプカ吸っていたのです!昭和の多くのお父さんたちは)

そんな状況が変わって、世間はこうなりました。

大阪より東京へ帰る新幹線。どの便もグリーン車でさえ満席でチケットがとれないと言うのに喫煙車両がある便だけはガラガラである。 世の中どんだけタバコが嫌いなのか。。。 pic.twitter.com/avaPNUFPP5

喫煙車両が避けられる・・・のではなく、喫煙車両の付いた「便」自体が避けられるのです。「受動喫煙だ、健康だ」に留まる問題ではないことが判ります。

家族の健康に悪いからタバコはベランダで吸おう、という選択も、とんだ勘違いでした。

マンションのベランダでの喫煙トラブルは、争点を明確化しやすいため、基本は「健康被害」を巡るものとなります。でも、本当はそれ以前に、

「においが我慢できない」
「ムカつく」
「イラ立つ」

と、いうところがほとんどの発端なのではないでしょうか?

タバコを吸う人は採用しません・・・という会社

でも一方で、

「喫煙者は、会社の喫煙室でのコミュニケーションでチャンスをつかめる。喫煙室にはキーパーソンが集まりやすい」・・・と、いう意見も多数あります。それもある面、事実でしょう。

ですが、おそらくそういった環境をもつ会社の多くは、いわゆる「昭和レガシー企業」の側に入ってしまう企業では?

「意見は会議室じゃない、喫煙室で交わされているんだ」と、いうことになれば、

・ 意思決定できる者に男性年配者が多く、女性や若年層が少ない

・ 意思決定プロセスが不透明なケースが多い

これら二つの背景をかかえている組織であることが、そこからはよく見て取れるからです。

(逆に、若いけど「やんちゃ」系でブラッキーな企業も、喫煙室がとても賑やか・・・なのかもしれませんね)

そこで、

上記のような、「喫煙者は採用しない会社」ですが、おそらくその効果は、目先の生産性のアップなんかよりも、やがて「人材」そのものに現れてくるでしょう。

なぜなら、タバコくさい同僚がいない職場には、当然、タバコを吸わない人が安心して集まります。

・ タバコを吸う人 = 傾向として低所得

・ その理由 = 傾向として自己管理能力が低い

は、データとしても、一般的感覚値としても、現在おおむね明らかなことだからです。

タバコがまさに「空気」だった昭和の時代には、大いに喫煙する優れたビジネスマンも、文化人も大勢いましたけれど・・・この点でも時代は変わったということですね。

分煙も「くさい!」の前には意味なしです

上記のモスバーガーの話題は、モスバーガーの経営自体が、実際に「絶不調」なのか? という、土台の論点自体に、そもそも問題が指摘されてはいるものです。

ですが、「分煙区画があっても臭いものは臭い」「全面禁煙の飲食店よりはバリューが下がる」は、タバコのにおいを避けたい人にとって、もちろん100%明確な答えです。

なので、分煙を推進するお店が禁煙のお店に勝つことは、そうした顧客のニーズの前に限っては、ありえないことなのです。

「くさい」ことがとにかく問題なので、加熱式タバコもダメなんです

そういうことです。とにかくまず第一に、「くさい!」ことが、皆さんイヤなんです。

汲み取り式のトイレもそうですね。あれが無くなっていくのと並行して、わたしたちの社会は、それまではどこの道端にでも転がっていた犬の糞のビジュアルも、においも、ものすごく気になるようになっていったのです。

タバコを吸う人は、この単純な叫び――「くさい!」に、努力しても気付けないことが多いので、

「喫煙室で吸えばいいんだよね?」(=分煙すればいいんだよね)
「本数減らそうかな」
「加熱式なら」

と、つい、ズレた轍にハマっていきやすいのです。

そして、もっとズレるとこうなります。

「オレの健康なんて、オレの勝手だろ?」
「酒で問題起こす人よりも、全然迷惑かけてないだろ!」

繰り返しますが、喫煙者のあなたが周りをイラ立たせる理由は第一に、

煙が、
あなたの体が、
服や持ち物が、
息が、

つねに「くさい!」ということなんです。

そしてそのにおいを「こっちにまで移さないでくれ!」と、いうことなんです。

そこに健康被害の問題も乗っかっているのですから、事態は深刻なのです。

対して、お酒飲みは、飲んでいないときはとりあえず無害です。

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