30歳にもチャンスが。いま「新卒制度」が崩壊してきてる

いま、企業の「新卒制度」に変化が起きています。損害保険ジャパン日本興亜は、29歳まで新卒採用枠を拡大。また、東急エージェンシーでは、浪人や休学も含む「留年採用」を開始。こうした変化には、企業のある「切実な悩み」が関係しているようで…

更新日: 2018年05月31日

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いま、「新卒制度」にある変化が…!?

損害保険ジャパン日本興亜は、大学卒業後3年以内に制限していた新卒採用の年齢を引き上げ、満29歳までに変更

※すでに就業経験のある人でも、29歳以下であれば受け付ける。

実は近年、大企業では採用制度を刷新

既卒者・就業経験者も新卒として応募できる「30歳まで応募可能」の制度など、これまで各社が独自に行っていた施策を全体に適用

この4月には、元千葉ロッテマリーンズ投手、田中英祐(26)さんが約3年のプロ野球生活を経て三井物産に新卒で就職している

「留年採用」東急エージェンシーが開始 「留年生のポテンシャル、高く評価」 itmedia.co.jp/news/articles/… pic.twitter.com/lgtdy6J9VU

また東急エージェンシーは、今年4月から浪人や休学も含む「留年採用」を開始。

※通常の新卒採用とは別。

留学や起業など、何かをやり抜きたいという想いを尊重し、1年後に入社を延長できる「留年パスポート」制度も開始する

近年の"就活バブル"の影響か

「これだけの売り手市場になると、正直、学生が業界1位、2位に行ってしまう。採用が激化する中で、新たな価値を提供して、面白いと思ってもらいたいというのがあります」

東急エージェンシーの担当曰く。

【リクルートHDは…】
適用範囲を広げることで多様な人材を採用し、新卒人材の適材適所をより迅速に行うことを目的としている

【東急エージェンシーは…】
「世の中では留年はダメなものだという認識が一般的だが、こと広告業界や社内を見ると留年経験者が多い。また、そういった人たちに結果を出している人が多いところに目をつけた」

「雇用のミスマッチ」などが社会問題に。また、いわゆる「氷河期」に正社員として就職できなかった世代が、非正規から抜け出せない状況に陥るなど問題視されている

この流れを受け、経団連にも動きが

深刻な人出不足により、学生の獲得競争が激化し、経団連非加盟や外資系の企業は優秀な学生の青田刈りを進めている

経団連は、21年春入社の学生を対象とした就活ルールについて、面接の前倒しやルールの廃止など四つの見直し案を検討し、今年秋をめどに結論を出すとしている

今後、新卒採用ルールを廃止するようなことになれば、時期に関係なく柔軟に選考を行う企業の動きは、ますます加速するのではないでしょうか

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