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これは周知した方がいい。トラックばかりが煽られる理由とは

なんと、トラックドライバーの7割があおり運転の被害に遭っているというアンケート結果が出ています。その理由についてご説明します。

更新日: 2018年06月06日

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この記事は私がまとめました

信頼のおける情報を元に作成しています。

■ニュースで話題になっている「トラックへの煽り運転」

ことし3月、郡山市の東北自動車道で、走行中の大型トラックに対していわゆる「あおり運転」を行って交通事故を起こさせ男性にけがを負わせた

郡山市の東北自動車道の下りで乗用車を運転中、大型トラックに幅寄せなどを繰り返して追突させ、男性運転手にケガをさせた

「危険運転傷害」の罪は、運転手の不注意による「過失運転傷害」の罪よりも刑が重く、「あおり運転」でこの罪が適用されたのは県内では初めて

東京・世田谷区の首都高速道路で大型トラックを運転していた男性にあおり運転をしたうえ、脅迫したとして39歳の男が逮捕されました。

運転席まで歩いて近づき、「俺のことなめてるのか。どこにいても探し出して後悔させてやるからな」と運転手を脅した

男性のトラックの前に無理やり割り込んでいたことが分かりました。男性はこの際、クラクションを鳴らしましたが、石川容疑者はこのことに腹を立て、その後、およそ3キロにわたって「あおり運転」を続けた

■トラックは煽り運転被害を受けやすい

「あおり運転」の被害経験の有無を聞くと「ある」が71.1%で、「ない」が26.5%となった。あおってきた車は、乗用車、トラック、ダンプ、タクシーなどさまざま

トラック運転手325人を対象としたアンケートです。

フリーコメントからは、「しょっちゅうあおられる。ひたすら気づかないふりで、相手が飽きるのを待つ」(46歳)、「多すぎて覚えていない」(48歳)など、普段の苦労がうかがえるものが多かった

しらべぇ編集部では全国の20代〜60代の男女1,328名に、煽り運転について調査を実施。結果、「煽り運転をされたことがある」と答えた人は、35.0%。

こちらは一般ドライバーへのアンケートです。やはりトラックドライバーの被害が突出していることが分かります。

■煽られる理由として多いのが「スピード」が遅い

GPS連動のデジタルタコグラフを搭載している車両もあり、会社の事務所にリアルタイムで速度が表示される。そのため速度を守るドライバーが多い。

会社によっては厳しい速度制限「80キロ出して、1分以上走ると罰金」あおられる理由として、トラックの速度制限が挙げられる。

大型トラックの速度超過による事故が増え、平成15年9月よりスピードリミッターの装着が義務づけられた。その結果、大型トラックは90km/h以上のスピードが出なくなった(大型トラックの高速道路の制限速度は80km/h)

■トラックにはスピードが出ないように「リミッター」が設けられている

日本では2003年から、総重量8トンまたは最大積載量5トンを超える大型トラックは、90km/hで効くスピードリミッターの装着が義務付けられた

スピードリミッター (Speed limiter) とは、原動機(エンジンやモータなど)の運転最高速度を制限あるいは制御する装置である。

トラックに速度抑制装置が装着されるようになったというのは、当時(平成10年)高速道路で起こる死亡事故の約23%は大型トラックが原因で、死亡事故の約51%が大型トラックによる追突事故だった

日本の高速道路の最低速度は50km/h。さすがにこの速度で走行しているクルマがほとんど見ないが、トラックに追い越されるようなクルマは70〜80km/hで走行している

トラックが速度違反している訳ではありません。

当時の高速道路は、130km/h、あるいはそれをも超える速度で爆走する大型トラックだらけで、悲惨な追突事故が多発していた

当時=リミッター解除前。リミッターが義務付けられてから事故が大幅に減ったので意味はあるといえます。

平成17年の大型トラックの死亡事故件数は、平成9年から平成14年の平均件数より約40%低減している。

確実に効果が出ています。

■また、スピードが出せないよう「タコグラフ」が装着されているトラックも

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