1. まとめトップ

政局じゃなく!加計学園騒動で議論すべきは「獣医師不足問題」でしょ?

加計学園の忖度有無の問題はさておき、獣医師不足が対策待ったなしという面についてまとめてみました。獣医師会の規制にしばられている場合ではないようです。

更新日: 2018年08月21日

0 お気に入り 1111 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

加計学園の忖度有無の問題はさておき、獣医師不足が対策待ったなしという面についてまとめてみました。獣医師会の規制にしばられている場合ではないようです。

▼動物病院やペット獣医師は近年増加の一途。

都市部在住者ならば、動物病院の多さが実感できるのでは。獣医師不足というニュースに「え?」と思ってしまうほどに。

2017年度は、さらに大幅に増加する見込みです。動物病院数は1万院越えに。

同時に獣医師数も同様に増えてきており、ペットを扱う小動物臨床獣医師も増加傾向

▼逆に慢性的な人手不足の「産業系獣医」とは何するひとぞ?

ペットや家畜を診るだけが獣医じゃない。。。身の回りの衛生管理に深く関わりのある仕事です。

遺伝子,薬剤,微生物,再生医療の研究,検疫業務,畜産業を支持,野生動物の保護,馬への憧憬,ペットの獣医師,等々.間接的に人の健康を守る仕事の領域には入らない業務

獣医師の仕事は都市部ではペットの医者の姿しか見えないかもしれませんが、地方においては産業医と呼ばれる畜産に関わる獣医師が圧倒的

→家畜周りの疾病対策など

・家畜の診療、病気の予防、衛生管理
・高病原性鳥インフルエンザ・口蹄疫などの農場における伝染病防疫、や対処  etc.

微生物学と病理学の知識をもとに牛,豚等の家畜の疾病を診断し,食用に適するか否かを判断

獣医師の恒常的不足は、かつての宮崎県のように越境国際感染症の代表格である口蹄疫が大発生すれば、直ちに深刻な事態になります。

出典http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-97a1.html

→人間のための食の安全対策など

・食品が加工され食卓に上がるまでの公衆衛生
・食の安全を確保するための法律や条令づくり
・動物用・人体用医薬品の開発

微生物学や疫学の知識を駆使して,食中毒事件の原因を究明し,再発防止のための対策をつくる

保健所や食肉衛生検査所において食品衛生監視員や環境衛生監視員、

→野生動物の管理、保護など

・疾病鳥獣のリハビリ技術の確立と研究
・稀少動物の保護増殖
・野生動物の保護管理

野生傷病鳥獣に対し、適切な治療と保護を行い、自然に復帰させる

トリインフルエンザは初動制圧しないかぎり感染を拡大し、やがてはヒトに感染させる可能性があります。それに対してそれを防疫側の主力である獣医師

▼全然足りていない上に、有資格者が大都市に集中している問題

いまさら獣医師に限った問題ではありませんが…

公務員獣医師の募集人員を確保できているのは、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県など大都市部を抱える地域に集中

地方では、「採用試験を複数県で受験するため、受験者の辞退率も高くなっている」など、各県で限られた人員の取り合い

▼しかもベテラン獣医師が大量退職する時期が近い

団塊、団塊二世の大量退職の影響がここにも。

団塊世代の獣医師職員が,大量に退職する時期が迫りつつある

ベテラン勢の退職が相次ぐ事態に直面するため、畜産基盤の維持や食肉の安全性確保に向けて早急な対策が必要

▼さらに、多くの資格保有者がペットのお医者さんになってしまう問題

都会の動物病院が圧倒的人気

1 2