現在ではそういうイメージはないかもしれないが、日本は1970~1980年代には不良少年少女の本場で、大きな暴走族があった。また同じ頃、モータリゼーションによる社会構造の変化が始まった。それらによって得られた精神性や文化性が、日本における価値観の大きなウェイトを占めるようになっていく。同時に、高校生による退学率の増加が社会問題化し、東日本大震災を受けて廃止される2012年にまではオートバイや免許の所持・取得を禁止する全国的な規則も存在した。

昭和時代の不良少年少女によってもたらされた人々の意識の変化が、今日まで車や二輪車が大衆に毛嫌いされる原因の根っこにあるのではないか。歴史的な経緯を今日まで引きずっているという、ある種、女性の恨みともいうべき何かが。今の日本で浸透している車や二輪車に対する感情的な嫌悪は、見えない糸で昭和時代と結ばれているように思えてならない。

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オタク多い、車が嫌い…欧米にはない「日本らしさ」の背景に歴史があった!?

良くも悪くも、先進国でも文化的に恵まれている地域となっている「日本」。欧米と比べて特異な日本に見られる特徴は、だいたいどのこう深刻にも影響を与えているがその背景には、日本地域に固有の地域性の歴史があるようだ

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