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【摘発】他人のPCを使いお金稼ぎ⁉ウイルスともいえる仮想通貨のマイニング方法

他人のパソコンのCPU(処理装置)を借用して、仮想通貨のマイニング(採掘)が今話題になっています。これは果たして「ウイルス」なのか、「合法技術」なのか…

更新日: 2018年07月03日

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▼マイニングってなに??

ビットコインのマイニングとは、PCの計算能力を利用して、ビットコインの取引情報をデータの整合性を取りながら取引の承認・確認を行うことでブロックチェーンという取引台帳に追記していく作業のことです。

成功させた最初の人には、報酬として世に出回ってないビットコインを新たにもらえます。つまり新たなコインが生み出されます。この行為が鉱山の金脈の採掘行為に似ていることからマイニング(採掘)と呼ばれます。

▼マイニングを他人のパソコンを拝借して行う技術がある

仮想通貨ブームもあって話題になっているが、そのプログラムをサイトに設置している運営者たちが、不正指令電磁的記録(ウイルス)供用や保管などの容疑で相次いで摘発されている。

コインマイナー用のプログラムが「ウイルス」と判断されたからだが、技術者からは疑問や反発の声も出ている。

※【解説】コインマイナーとは?

コインマイナーとは、「仮想通貨発掘プログラム」と呼ばれるマルウェアです。「コイン」の名の通り仮想通貨を対象として、「マイナー(採掘者)」として機能します。

コインマイナーはランサムウェアのように感染したPCのデータベースを暗号化し、資産を略取するわけではありません。
感染したPCを利用して仮想通貨発掘「マイニング」を代行するプログラムです。

▼Coinhive(コインハイブ)というプログラムをWEBサイトに設置することで機能する

コインハイブは、昨年9月にアルゼンチンの技術者らが発表したサービスで、サイトに専用プログラムを設置すると、閲覧者のブラウザーにマイニングのための計算をさせ、計算結果をコインハイブ用のサーバーに送信させる仕組み

収益の7割はサイト運営者が、3割は開発者側が受け取る。

▼実際に摘発されている

サイト閲覧者に仮想通貨をマイニングしてもらうことで収益を得られるツール「Coinhive」を設置した複数のサイト運営者が、不正指令電磁的記録(ウイルス)供用・保管などの容疑で相次いで摘発されている、との報道が出ている。

摘発された1人・デザイナーの「モロ」さんが、「他の人に同じ経験して欲しくない」と、自らのブログで詳しい経緯を説明し、話題を集めている。

モロさんはCoinhiveに可能性を感じ、自前のWebサイトに1カ月超設置した結果、家宅捜索を受け、罰金10万円の略式命令を受けたという。だが、捜査の経緯に疑問を覚え、略式命令に異議を申し立てる刑事裁判を起こすことにしたという。

▼Coinhiveは本当にウイルスなのか?

警察は、閲覧者の了解を得ずにCoinhiveを設置しているサイトについて、刑法が定める「(所有者の)意図に沿うべき動作をさせず、またはその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録」(ウイルス)であると判断し、少なくとも5人を捜査したという。

モロさんは警察から、「事前に許可(もしくは予感させること)なく他人のPCを動作させたらアウト」といった説明を受けたという。

だが、「解釈がめちゃくちゃアバウト」「不正な指令についてまるで考慮されていない」と指摘。CoinhiveがダメならAdSenseやGoogle AnalyticsなどのJavaScriptもアウトになり得るのではと懸念する。

また、略式起訴されたことについて「さまざまな『アバウトさ』をすべてほぼ警察の独断で裁けるということになってしまう」とも心配する。

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