知らなかった…50年前、日本は「働き方改革」で激変してた

近ごろメリット・デメリットが議論になるのが「週休3日」ですが、日本で「週休2日」が定着するまでの道のりをご存知でしょうか。そこには伝説の経営者「松下幸之助」による、日本の歴史を激変させた働き方改革が隠れていました。

更新日: 2018年06月19日

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「週6日労働」が当たり前だった日本

(当日のテレビでは)退社時間が連日午前2時台から4時台になる超ハードワークを堂々と披露していた

そんな日本を疑問視した人物が…

当時の日本としては画期的な「生産性を高める」という考え方を提案。

「海外企業との競争に勝つためには能率向上が必須で、そのためには十分な休養での疲労回復と、文化生活を楽しむことが必要だ」

過去最も革新的な「働き方改革」が断行されたのは、1965年の松下電器による週休2日制の導入

単に2日休むのではなく、生み出された時間で仕事のアウトプットを高めよと社員に伝えた

一日はしっかり休養にあてて健康を維持しつつも、もう一日はただダラダラと無目的に過ごすのではなく、学問に励んだり、本を読んだり、教養を学ぶことで自己研鑽をしなさい

ただ、当初この提案には反対の嵐が

「そんなに従業員を休ませてどうする」「そんなことしたら業績が下がるに決まってる」「松下はバカじゃないか」と非難轟々

「残業代が家計に組み込まれている。時間短縮、休日増加が家計の悩みを今より大きくするのではありがたくない」という声が多数

松下電器が週休2日を導入した1965年は、東京五輪の反動で襲ってきた超不景気の真っ只中。

「“経済国難”に、今直面している時に、われわれは週5日制を実施するのである。これは容易ならないことである」

しかし週休2日を導入後、松下は…

従業員の労働の効率は上昇し、松下電器の販売高は、開始年度65年には2035億円、その2年後には、3473億円

休みを増やすことで、世界に追いつくことに成功。

1987年に労働基準法が改正(1988年施行)され、労働時間の規定は「1日8時間、週48時間以内」から「1日8時間、週40時間以内」に

重なるのは、現代の「週休3日」議論

「週休3日制」については、それが果たして定着するのか、実現の可否やそもそもの賛否など、いろいろな立場から多くの意見が出されています

もし松下幸之助が現代も生きていたらどんなスローガンで「週休3日制」を普及促進するでしょうか

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