知らなかった…いま注目されてる「地震予知の世界」

大阪での地震をきっかけに、地震の恐ろしさに再び危機感が高まっています。そんなときに話題に上がるのが「地震予知」。実は最近新しい予知の方法に注目が集まっているようです。今回は、京大の研究と人工知能を用いた新しい方法をご紹介します。

更新日: 2018年06月21日

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この記事は私がまとめました

「不可能」と思われてた地震予知

たとえば、東日本大震災発生の6ヵ月前、2ヵ月前、5週間前、3日前のデータを検証すると、明らかに東北地方に設定された電子基準点、電子観測点において変位が

(房総半島沖で)フィリピン海プレートと陸側のプレートの境界がずれ動く「スロースリップ現象」が観測されており、防災科学技術研究所(NIED)は11日「群発地震の可能性」があると指摘

(すると5日後…)千葉県で最大震度4を観測するやや強い地震がありました。千葉県では16日だけで震度1以上の地震が6回

予想されていた群発地震が現実に。

いま注目されてるのは京大の研究

「地球の上空には、電離圏と呼ばれる、電子が沢山飛んでいる層があるのですが、マグニチュード7以上の巨大地震が発生する直前に、震源付近の上空の電子数が変化することがわかりました」

電離圏は、大気圏の上層部にある層。

「過去の通信データ解析で、東日本大震災と、昨年の熊本地震の直前にも変化が起きていたことがわかりました」

他の大規模地震と電離圏異常との因果関係を解析するほか、新たに京都、奈良、大阪、和歌山の2府2県に衛星測位機器を設置

この研究が進めば、1時間前には巨大地震発生の予兆が掴めるということですから、減災に大きく役立ちます

さらに、人工知能の発達がカギに…?

地下断層をモデル化した実験装置において、いつ地震が発生するかを高い確度で予測することに成功したと発表

どのようにしてかというと…

現在の地震予測が不正確で間違う理由は、地震計が地殻構造に関するデータのほかにも、地震とは無関係な多くの「ノイズ」を拾ってしまうからだ

地震前に岩盤はサインを出すが、そのサインのみを拾うことは難しかった。

ノイズを「ふるい」にかけて選別することを学習させた。その結果、実験室環境での「地震」を極めて高精度かつ確実に予知

人工知能をトレーニングすれば、正常時の岩盤の音と異常時の音を聞き分けられるんだとか。

たとえ数秒が1分になるだけでも、危険な建物や橋から離れることができる。また、即死や負傷を避けられる可能性もある。だが1週間あれば、そもそも地震はそれほど怖くなる

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