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この記事は私がまとめました

みんなが一度は行ってみたいと思う国、モルディブが今危ない状況に直面していました。

sanpo130さん

財政難のモルディブは中国から莫大な融資を受けている

野党陣営によればモルディブの中国への借款は対外債務の約7割を占め、年間返済額は国家予算のおよそ1割に当たる年間9200万ドルに上るという

モルディブが返済に行き詰った場合、島やインフラ設備をさらに中国に引き渡さざるを得なくなる可能性がある

モルディブはリゾート地で稼ぐサービス輸出で何とか貿易収支の黒字を保ってきましたが、2016年に赤字に転落しました。主因はヤミーン大統領が進めるインフラ整備で、中国からの機械、セメントなどの輸入が急増しているのです。モルディブの首都マーレの海岸には、中国語で「建世界一流橋梁工程」と書かれた看板が掲げられています。

中国政府から返済困難な融資を受け、その担保として、モルディブ港は中国国有企業に貸し出された。採算の合わない融資計画は「債務トラップ」とも悪名高い、インド南部スリランカのハンバントタ港の建造と共通点がある。

スリランカは天然資源と引き換えに中国から巨額のインフラ融資を得ていたが、債務が膨れ上がり、中国の援助で建設された港湾の運営権を中国に差し出す羽目になった。中国当局は内政干渉を一貫して否定しているが、中国の影響が強い他の多くの小国と同じく、モルディブも国家主権を中国に明け渡す瀬戸際にあるように見える。

ヤーミン大統領の独裁体制により国民が混乱

日経社説は「大統領は野党政治家の拘束や国会の封鎖にも踏み切った。2008年に初の民主的な選挙を実施してから10年。『楽園』とも称される高級リゾートの国は独裁に逆戻りしかねない情勢だ」と書く

外務省などによると、2月1日、最高裁が野党のナシード元大統領(英国亡命中)を含む政治犯9人を無罪として、釈放などを命じた。だがヤーミン大統領はこの命令を無視。野党側は反発して抗議デモを行ったが、大統領は非常事態宣言を出し、最高裁判事2人を逮捕した。

議会では軍が野党議員を締め出し、公道では野党政治家が頭部をナイフで貫かれ、犯人は証拠不十分で釈放されました。インド洋の楽園と呼ばれる島々のモルディブでは今、軍と司法を掌握する大統領が強権を強める一方、庶民は口をつぐみ、民主制が崩れつつあります。

中国の「一帯一路」プロジェクトにも積極的に協力

一帯一路プロジェクトでインド洋沿岸の国々に港湾を整備し、膨大な債務を盾に自国の影響力を強めていく

モルディブは、中国が推進する一帯一路構想の要衝でもあり、インドを包囲するいわゆる「真珠の首飾り」の重要な要素でもある。

ヤミーン大統領は、中国がモルディブの16の島を開発やインフラ整備で収奪することを容認している。さらに17年12月には中国の習近平(シー・チンピン)国家主席と会談し、自由貿易協定(FTA)に署名。

モルディブのヤミーン大統領は、中国共産党政権主導の現代版シルクロード構想「一帯一路」に積極的なかかわりを見せる。

このままではインド洋が中国の支配下に

仮にヤミーンを追放し民主的な選挙が行われたとしても、中国の影響力は封じ込められそうにない。

誰がモルディブの指導者になろうとも、同国の対中債務は増大し続け、中国はそれを絶好の梃子として保持し続けるであろう。

インド洋に浮かぶモルディブは世界の海上輸送路の要であり、日本にとっても中東から石油を運ぶうえで欠かせない存在だ。

インド洋に中国が進出し、南シナ海の南沙諸島のように軍事利用できる人工島を次々と建設されたのではたまったものではない。
中国は虎視眈々と狙っている。それを国際協力によって打破してくことが何よりも大切なのである。

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