このようななか、関東・関西・九州の3つの地域に、2018年からゲーム障害専門外来が相次いで開設された(千葉 久里浜医療センター/神戸 神戸大附属病院/福岡 九州ベテルクリニック福岡)。いずれの病院も、思春期外来・発達障害外来・依存症外来などを以前から有する医療機関で、ゲーム依存がゲーム障害として定義される以前から発達障害とゲーム依存に取組んでいた病院だ。特に、ゲーム依存とゲーム障害には、その基礎疾患として、コミュニケーションの苦手や感覚知覚異常・過集中・睡眠障害といった症状を有する発達障害が基礎にあると考えられている。そのため、単にゲームに依存癖があるというだけでなく、その基礎疾患として存在しているかもしれない発達障害を発見・鑑別できることが、ゲーム専門外来には求められている。

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