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繊細な心情描写が秀逸!島本理生のおすすめ小説7選

第159回直木賞の候補作品として「ファーストラヴ」が選出された島本理生さん。繊細な心情描写が秀逸な彼女のおすすめ小説をまとめました。(ファーストラヴ、ナラタージュ、リトル・バイ・リトル、Red、アンダスタンド・メイビー、波打ち際の蛍、クローバー)

更新日: 2018年07月09日

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sryamaさん

★『ファーストラヴ』

夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。

#ファーストラヴ 孤独と性欲と愛の区別は難しい関係性を家族、恋愛、事件、真相、ミステリーで魅せられ前のめりの面白さ。登場人物たちのファーストネームに親の愛というか作家さん愛を感じましたわ。#読書好きと繋がりたい #読了

島本理生さん『ファーストラヴ』 扇情的な事件の真相へとサスペンス仕立てで牽引しつつ、家族・夫婦・恋人・友人との人間関係にスポットを当てて描かれる作品。ひりつく描写、嫌悪する場面、凍りつく瞬間。島本さんの紡ぎ出す一文一文にひきつけられる。やっぱりわたしは島本作品が大好きだ。#読了 pic.twitter.com/dFfXHOdakT

ファーストラヴ:島本理生 読了。 惹きこまれて一気読み。 生育環境や多感な時期に受けた影響って大人になっても。 というか大人になって意味が分かってから更に傷が抉られるから。 最終的に、登場人物達や読者も優しく包んでくれるように感じて。 島本理生さんの作品が、やっぱり好きだなあ。

★『ナラタージュ』

大学二年の春、母校の演劇部顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す。

ナラタージュ読了。映画がとても良かったので原作も読んでみたら、映画の何百倍も切なくて苦しくなった。とてもとてもわたし好みの作品。 #ナラタージュ

ナラタージュ #読了 とても綺麗な文章だった、報われない想いの交錯がここまで綺麗に書けると思っていなかった。背景描写、色覚については勿論のこと、台詞に惹き込まれるを感じた。葉山先生と泉が2人で話している時の歩調が合う感覚、反対に小野君と泉は歩調を合わせにくいのを読み取らせられた。 pic.twitter.com/IbcWJUyXyC

ナラタージュ読了 泣いちゃった 追いナラタージュする必要がある

★『リトル・バイ・リトル』

ふみは高校を卒業してから、アルバイトをして過ごす日々。家族は、母、小学校2年生の異父妹の女3人。習字の先生の柳さん、母に紹介されたボーイフレンドの周、二番目の父――。

「リトル・バイ・リトル(島本理生/角川文庫)」読了。淡々とした言葉で綴られてるのに空気が濃くて読み終わったときくらくらした。ふみが外に踏み出せてよかった。…周のお姉さんすごく好きだ、私。

リトル・バイ・リトル/島本理生 #読了 第25回野間文芸新人賞受賞作 母、異父妹、暴力を振るった実父、家族を蔑ろにした義父、先生、恋人…『家族』を軸にした人々とのふれあいが描かれている。 初々しく甘酸っぱい気持ちになりました。 また近いうちに再読したい。 #読書記録 pic.twitter.com/nIjcL0vXLA

島本理生『リトル・バイ・リトル』読了。ふみと父親との関係の描写がすごく痛い。読んでる自分の心が痛くなった。でも痛いだけじゃなくて、明るい部分もたくさんある。ふみが周に簡単に「好き」って言わない部分とか、ちょっと「飛んでる」周のお姉さんやふみの母親とかの描写がなぜか心地よく感じた。

★『Red』

夫の両親と同居する塔子は、イケメンの夫と可愛い娘がいて姑とも仲がよく、恵まれた環境にいるはずだった。だが、かつての恋人との偶然の再会が塔子を目覚めさせてしまう。

Red / 島本理生 読了。 今年最後に読み終えた本がこの小説で良かった。アンダスタンド・メイビーに続く現実的で切なさが残る作品だった。葛藤しつつも報われなく堕ちていく。誰かに縋り認めてもらいたい。このどうしようもなく生々しい感じを表現できる、島本さんの作品には本当に魅了されてしまう。 pic.twitter.com/2bWlBnhoWN

島本理生さんの『RED』読了。 引き込まれて一気に読んでしまった。性描写が官能的。夫や恋人の言いなりで従ってしまう女性の抱えている爆弾の大きさに男達は気が付いているのだろうか? 夫にNOが言えないひとは他の男にもNOが言えないのだ。長く続く関係には信頼と互いの自己肯定が必要だ。

『Red』読了。 今までの島本さんの作品と比べて良い意味で衝撃!! こんなに性描写があるんだ(笑)でも、いやらしい表現ではないから、流石。主人公の周囲からの求められている像に自分を合わせようとする気持ちは共感。旦那のコーラのシーンがウケた。 #島本理生 #Red pic.twitter.com/W5uq1dB5jG

★『アンダスタンド・メイビー』

中三の春、少女は切ない初恋と未来への夢と出会った。それは愛と破壊の世界への入り口だった。

島本理生『アンダスタンド・メイビー』読了。これは紛れもない、傑作だ。黒江のやること為すことがどんどん悪い方向へ向かっていく様は、読んでいてつらかったけど、それでも救いは確かにあった。私の神様でいてと祈る黒江が、突き刺さる。島本さん、気になってた作家さんだけど、一気に虜になった。

島本理生『アンダスタンド・メイビー』上下巻読了。長編だが引き込まれて一気に読んだ。主人公と、児童自立支援施設に来る女の子達の事が重なり合って、痛々しさや重苦しさが伝わってくるけど、救いや前向きさもあって良い作品。島本さんの他の作品も読んで見たくなった。

島本理生「アンダスタンド・メイビー」読了。最後の、仁さんの手紙を読むために この分厚い上下巻を読破したといっても過言ではない。"女の人というのは、たぶん僕らが思ってるよりもずっと多くのものから傷つけられて、生きてる。" やっぱり直木賞とって欲しかったなあ。

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